2011年7月25日月曜日

2011 INDYCAR 琢磨コメント61 R10 エドモントン インディ Race Day ウォームアップ:「マシンは安定していたので良い方向に向かっていると思います。決勝スタートは絶対失敗できないし、でもアグレッシブにいかないと順位を落としてしまうので、緊張のスタートになると思います」

Photo:INDYCAR(Daniel Incandela)
第10戦エドモントン インディ
2011 IZOD INDYCAR SERIES R10 Edmonton Indy
Edmonton City Centre Airport

エドモントン・シティーセンター・エアポート
カナダ アルバータ州エドモントン

コースタイプ:ストリート
全長:2.256マイル(=約3.631km)×90周

Race Day ウォームアップ 
1分19秒3173 9位 18周走行

天候:晴れ
気温:16℃
路面温度:17~19℃

ウォームアップでも2種類のタイヤをトライ

 ブラックとレッド、今回のウォームアップでも佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー)は二種類のタイヤを両方トライし、決勝用セッティングの最終確認を行なった。まずはレース用ブラックタイヤのスカッフィングから始めて、続いてブラック・タイヤで短い走行を行なった。7周を走ったブラックでのベストは1分19秒81だった。
 続いて装着したレッドは、昨日の予選で第1セグメントとファイナルステージの2回使用したセットだった。第2セグメントを走ったセットは決勝用に温存しているということだ。レッドで1分19秒3173のベストをマークした琢磨は9番手につけた。走行周回数は全部で18周だった。
 このセッション、トップはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)で、タイムは終盤にレッドで記録した1分18秒9086。2番手につけたのはEJ・ビソ(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)。彼はセッション序盤にレッドを使い、1分18秒9924をマーク。後半に使ったブラックでも1分19秒25という好タイムを出しており、彼の仕上がり具合も上々の様子だった。トニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は1分19秒3676をレッドで記録し、琢磨のすぐ後ろの10番手だった。カナーンと琢磨としては、良かったビソのデータも参考に、決勝用セッティングを決定することとなるだろう。


Jack Amano(以下――):30分間のファイナルプラクティス、手応えはどうでしたか?
佐藤琢磨:そこそこに良かったと思います。色々トライをしていましたが、結構オーバーテイクは難しいですね。イン側に入ると結構バンピーで、何度かタイヤをロックアップして真っ直ぐ行ったし、みんな結構トライしていて、みんな同じ傾向になってたみたいでしたね。
――マシンのフィーリングは?
佐藤琢磨:マシンは一応は安定していたので、そのあたりは良い方向に向かっていたと思います。
――ユーズドのレッドタイヤでの走行もありましたが、そちらの感触はどうでしたか?
佐藤琢磨:そうですね、昨日の予選からの続きって感じで、そんなにブラックタイヤとレッドタイヤの間で大きくバランスシフトっていうのはなかったので、レースでも安定して走れると思います。
――スタートをどちらのタイヤで行くかなど、検討事項はいろいろあると思いますが、ポールスタートをする身としては、セオリー通りの戦い方になるのでしょうか?
佐藤琢磨:まぁ、そうですね。とにかく、絶対に失敗はできないスタートなので、そのあたりは慎重に行きたいですね。でも、アグレッシブに行かないとアッという間にポジションを落とすとも思うので、うん、結構緊張のスタートになると思います。

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