2020年5月31日日曜日

2020 INDYCAR ニュース 5月31日:テキサス州が屋外イベントでファンの観戦を許可する方針

インディーカー開幕戦はやはり無観客開催に
 テキサス州が屋外でのプロ・スポーツ・イベントに観客を入れることを許可することになった。6月から無観客でのイベント開催を許可する決定をしていたテキサス州だが、それを修正、5月31日から通常の収容可能観客数の25%までであればファンを入場させてよいことになる。屋内でのイベントは、引き続き観客を入れることが許されないが……。

 6月6日に決勝の行われるNTTインディーカー・シリーズの2020年シーズン開幕戦=ジェネシス300は、この新ルールによって観客を入れて良いことになった。しかし、レース開催サーキットであるテキサス・モーター・スピードウェイの社長=エディ・ゴセージは、「新ルールとなってもジェネシス300は無観客で開催する」との声明を出した。「スタンドをファンで埋め尽くしたい、という思いを私以上に持っている人はいないだろうが、それはまだできる状態になっていない」とも彼はコメントしている。時間的猶予が小さ過ぎ、対応しかねたというのが実情だろう。

2020年5月22日金曜日

2020 INDYCAR ニュース 5月22日:インディーカーが新スケジュール発表

6月6日、テキサスでの開幕戦まであと2週間
COVID-19感染は未だおさまったとは言い難く……


 この水曜日、NASCARがシーズン再開2レース目=となるトヨタ500をなんとか完了させた。ウィークデイのナイト・レースは雨でスタートが遅れ、ゴール20周前にも雨が降って来たが、無観客でスタンドにファンがいないのだからと、グリーン下でのゴールには拘らず、短縮・終了となった。
 インディーカーは、ここへ来て“またしても”のスケジュール変更を発表した。テキサス・モーター・スピードウェイでのジェネシス300は、6月6日(土)に1.5マイルのオーバルでナイト・レースとして行われる。ここだけは変わりなし(1デイ・イベントとしての開催)。テキサス州のCOVID-19感染者数は、5月の初旬に比べれば増加傾向が緩やかになって来ている。しかし、人口2900万人の州で5月20日から21日にかけて945人増。5月に入ってビジネス再開を段階的に始めている彼らは、感染が収まっているとは言い難い状況に引き続き留まっている。世界で最も感染者も死者も多い国が、レース・シーズンの再開もしくはスタートに最も積極的なのは奇妙な気さえするが、そう考えるのは私がCOVID-19を不必要に恐れ過ぎているということなのだろうか?

2020年5月19日火曜日

2020 INDYCAR ニュース 5月18日:NASCARがシーズン再開。インディーカーも6月初旬にスムーズ発進と行くか?

アメリカプロスポーツの先陣を切って開催

 「我々がアメリカのナンバー・ワン」。そういうプライドがあるんでしょう、NASCARが5月17日、アメリカプロスポーツの先陣を切ってシーズン公式戦を開催した。
 同じ日、6月中旬の再開を予定しているPGAも有名ゴルフクラブメーカーをスポンサーにつけたチャリティ・イベントを催した。「NASCARに話題独占はさせはしませんよ」ってところだろう。人気の高いプロ3人+新進気鋭のプロ1人を起用した2対2のマッチは1日で550万ドルの寄付を集めたということだ。

 2月にデイトナ500でシーズン・インしているNASCARがシーズン再開の地に選んだのは、サウス・キャロライナ州のダーリントン・レースウェイ。元々スケジュールされていたレースではないが、自分のところの系列サーキット、それも最も伝統のあるコースを使うっていう演出はさすが。ノース・キャロライナ州シャーロットからはおよそ100マイルの距離なので、NASCARのスタッフも出場チームも陸路を自走してサーキット入り。急遽決まったレースなのでイベント・スポンサーはつかなかったが、NASCARはこのレースを”ザ・リアル・ヒーローズ400”と銘打って開催した。バスケットボール、アイス・ホッケー、サッカー、テニスなどなどアメリカのプロ・スポーツ選手たちが、医療現場の最前線で活躍している人たちをサポートすべく展開している運動=ザ・リアル・ヒーローズ・プロジェクトに共鳴したカタチだ。
 約2ヵ月ぶりのレース。スポーツ観戦に飢えていたアメリカだけに、視聴率はかなり高かったことと想像がつく。

2020年5月14日木曜日

2020 INDYCAR ニュース 5月14日:2020シーズン最終戦はセント・ピーターズバーグに

地元自治体とファイアストンのバックアップで10月25日に開催決定!

 開幕戦として開催されるはずだったが、直前にアメリカでのCOVID-19ウィルス感染が拡大し、中止とされたファイアストン・グラン・プリ・オヴ・セント・ピーターズバーグ=フロリダ州セイント・ピーターズバーグが復活(!)、今シーズンの最終戦として10月25日に決勝レースが行なわれることとなった。
 セント・ピーターズバーグのダウンタウン一般道も使うコース。その設営と撤去には長い時間、多くの費用、地元住民やビジネスなどの協力が必要だ。開幕戦は準備万端整ったところでキャンセル。もう一度コースを設営し直してのレース開催は、経済的理由だけでなく、その他の面からもほぼ不可能と考えられていた。しかし、地域自治体や冠スポンサーであるファイアストンの強いバックアップがあり、プロモーターは10月下旬のレース開催に漕ぎ着けた。