2022年11月30日水曜日

2022 INDYCARレポート 11月27日:このオフは色々ありますね

ジョンソンは今シーズンをもってインディーカーフル参戦を終了。チップ・ガナッシからジョンソンが持ち込んだカーバナが去り、さらにはNTTデータも!Photo:Penske Entertainment (Chris Jones)

ジミー・ジョンソンはインディーカーから撤退?

 2022年にフル・シーズンを戦った元ストック・カー・チャンピオンのジミー・ジョンソンだったが、トップ5に1回入っただけのランキング21位は、チップ・ガナッシ・レーシングからのエントリーとしては厳しい結果だった。
 NASCARのトップ・シリーズで史上最多タイの7回もチャンピオンになった彼が持つ集客力はすさまじく、テレビでもジョンソンの話題に割かれる時間は多かった。しかし、その一方で、真のコンテンダーではない、との批判もあった。レース展開に影響を及ぼすスピンやコース・アウトを数多く犯したからだ。
 注目度が高いからスポンサーはつく。その資金で子供のころから憧れていたインディーカーに乗る。それができるのは素晴らしいことだが、インディーカーでまともに走っていないうちからル・マン24時間レース出場に興味を示したり、何やら“レース・ファン”的なスタンスが目に付くようにもなってもいた。

2022年10月19日水曜日

2022 INDYCARレポート10 月18日:2023年のエントリーは?

チャンピオンチーム、ペンスキーはシーズン通じて3台体制

 2023年シーズンへのエントリーは以下にようになりそう。フル参戦は26台の見込み。
(W):優勝経験あり、(C):タイトル獲得経験あり、(I):インディー500優勝経験あり。

チーム・ペンスキー/シヴォレー
 ウィル・パワー(W)(C)(I)
 ジョセフ・ニューガーデン(W)(C)
 スコット・マクロクリン(W)


 3カーでタイトル奪還に成功した彼らの次なる目標は、2019年以来となるインディー500での優勝。インディー500に4台目をエントリーさせる計画は来年もない。

2022年10月10日月曜日

2022 INDYCAR ニュース 10月9日:2023年のレースとテストのカレンダー発表

全17戦で今シーズンをほぼ踏襲したスケジュール
開幕は3月のセント・ピーターズバーグ

 先月末、NTTインディーカー・シリーズの2023年スケジュールが以下の通りと発表された。

1 3月5日 セイント・ピーターズバーグ  (ストリート)
2 4月2日 テキサス・モーター・スピードウェイ(1.5マイル・オーヴァル)
3 4月16日 ロング・ビーチ(ストリート)
4 4月30日 バーバー・モータースポーツ・パーク(ロードコース)
5 5月13日 インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(ロードコース)
6 5月28日 第107回インディアナポリス500(2.5マイル・オーヴァル)
7 6月4日 デトロイト(ストリート)
8 6月18 ロード・アメリカ(ロードコース)
9 7月2日 ミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コース(ロードコース)
10 7月16日 トロント(ストリート)
11 7月22日 アイオワ・レースウェイ 1(0.875マイル・オーヴァル)
12 7月23日 アイオワ・スピードウェイ 2(0.875マイル・オーヴァル)
13 8月6日 ナッシュヴィル(ストリート)
14 8月12日 インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(ロードコース)
15 8月27日 ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ(1.25マイル・オーヴァル)
16 9月3日 ポートランド・インターナショナル・レースウェイ(ロードコース)
17 9月10日 ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ(ロードコース)

 2022年と同じスケジュールと言っていい。レース数も変わらない。ロジャー・ペンスキーの新体制となっても大胆なテコ入れ、急激な刷新は難しいようだ。

2022年9月16日金曜日

2022 INDYCAR ニュース 9月16日:急転直下、アレックス・パロウのチップ・ガナッシ・レーシング残留決定

Photo:Penske Entertainment (Joe Skibinski) クリックして拡大

 アロウ・マクラーレンSPはフェリックス・ローゼンクヴィストをキープ

 最終戦でシーズン初勝利を飾った3日後、アレックス・パロウはチップ・ガナッシ・レーシング残留を明らかにした。

 2021年シーズンに向けてデイル・コイン・レーシング・ウィズ・チーム・ゴウからガナッシへと移籍したスペイン人ドライヴァーは、強豪チームへの加入初年度、24歳の若さでインディーカー・チャンピオンに輝いた。
 ガナッシとともに6回チャンピオンになっているスコット・ディクソンがもう42歳……ということもあって、彼の後を継ぐ次期エースとなることがパロウには期待されていた。しかし、彼はタイトルを獲ってもその実績に見合うだけのサラリーを受け取ることができなかったため、持ち込み資金不要、サラリーも高額なアロウ・マクラーレンSPに移りたいと考えた。

 2020年シーズンが終わった頃、コインで翌年も継続参戦することが難しい……という状況にあったパロウ陣営に、ガナッシ入りの話が転がり込んできた。来たる2021年もインディーカーで走るために、彼はガナッシからの資金持ち込み要請を受け入れたようだ。雇う側が明らかに有利な契約状況では、1勝につきXXドルの報酬及び翌年の年棒アップ……とか、チャンピオンになったら……という将来に向けた細かな取り決めをしない契約書になっていたと見られる。