2014年7月7日月曜日

2014 INDYCAR 佐藤琢磨コメント44 第11戦ポコノ Day1 予選:「プラクティスから積み上げて来たものが、しっかりとリザルトに残った。今日のクルマというのはすごく良くなっているので、明日に向けて好調は維持できていると思います」

Photo:INDYCAR (Bret Kelley)
「自分の後、3台に抜かれたのは残念でした」
Jack Amano(以下――):惜しかったですね、フロント・ロウ獲得を惜しくも逃しました。
佐藤琢磨:そうですね。最後で逆転されちゃいました。

――予選での走りはとても良かったですよね?
佐藤琢磨:はい。すごく良かったと思います。プラクティスから積み上げて来たものが、しっかりとリザルトに残った。自分が走った時点でトップタイムだったというはとても良かったですね。その後の10数分の間のコンディションがどれぐらい良くなっていたのか。気温は少しずつ落ちて行ってたんですけど、それがどれぐらい影響したかはわからない。まぁ、自分の後に走った3台に抜かれたというのは残念でしたね。ただ、モントーヤの2ラップはもう別格でした。223.8mphは出ないなぁ。見えないですね、ちょっと。ギヤも含めて。だけど、そこに至るまでのクルマ作りっていうのは今日は非常にくまく行ったと思うので、大きなトラフィックとかは今日やってないですけども、去年の感じから見ると今日のクルマというのはすごく良くなっているので、明日に向けて好調は維持できていると思います。
「風は強かったけど、かなりキレイに走ることができました」
――今日の予選は、クジ引きで決まった順番の妙というものもあったと思いますが、代わる代わる9人がトップに立ちました。アタックのタイミングが後ろに行くに従って速くなって行ってたとも見えました。
佐藤琢磨:なるほど。コンディションはひとつ、大きくありましたね。確実に、予選スタート時と最後とでは全然気温が違っていたから。確実はそれは影響していたと思います。でも、速いクルマが後ろに控えていたっていうこともあったと思います。だから、多分アンドレッティ・オートスポートのグラフを見るとコンディションがわかるでしょう。ハンター-レイは、捨て駒じゃないけど、チーム内で最初のアタッカーだった。それで、彼が走って、“すごくアンダーステアだった”ってコトになれば、マルコがそれに対して対応をして、次にヒンチが走って、最後がムニョス。走る度に彼らは速くなっててたから、それは完全にコンディションだったと考えられると思う。

――風が強いコンディションでしたが、アタックは難しかったですか?
佐藤琢磨:そうですね。でも、そんなに悪くはなかったですよ。みんな1コーナーの、アタック1周目でのアンダーステアをどう攻略するかっていうのがひとつの山で、それを越えた後は、ターン3は今日は比較的安定してましたね、風は追い風になるんですけどね。よっぽどプラクティスの方がヒヤヒヤでしたね。予選はかなりキレイに走れました。

――プラクティス終了時点では221mph台という話でしたが、それ以上のスピードが出ました。
佐藤琢磨:絶対的なスピードは、あの時点で気温とプラクティスでの走りから割り出すしかなかったから、ああ言ったけれど、他のクルマが222mph台にスピードを載せて行ったのを見て、僕らも行けるだろうという確信を持ちました。222.7mphを自分があの時点で出せて、そのままトップにい続けることを期待しましたね。それにしても、予選でトップに出るっていうのは本当に気持ちの良いものですよね。

「2列目までに入るという目標も達成できて、いいレースが戦えると思います」
――一時トップに立っただけに、4位でセカンド・ロウは悔しいですね。しかし、予選前に2列目までに入るのが目標と話していて、それは達成されました。
佐藤琢磨:そうですね。そして、レースに向けて自分たちは順調に進んで来ていると思います。

――今シーズンで、予選までの進み具合はベストと感じいますか?
佐藤琢磨:オーバルに関しては間違いなく一番いいですね。

――今年は500マイルにレースが伸びていますが、その点はどうでしょう?
佐藤琢磨:去年は400マイルでしたよね? 100マイルも増えるっていうのはすごいことですよね。でもオッケーです。いいレースが戦えると思います。
以上

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