2020年10月26日月曜日

2020 INDYCARレポート R14 ファイアストン・グランプリ・オヴ・セイント・ピーターズバーグ Race Day ウォームアップ:最速はコルトン・ハータ

 

ハータ、ウォームアップでまたもトップタイムをマーク Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大

やや涼しい中の走行でハータが首位に

 決勝日の朝のウォーム・アップ・セッション=ファイナル・プラクティスが30分間行われ、昨日の予選で3位だったコルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー・オートスポート)が最速ラップ=1分01秒6011を記録した。目指すは今季2勝目だ。
 気温は最高が26℃と、昨日より少しだけ涼し目。路面も予選時と比べると温度が低くなっていたが、午後には昨日とほぼ同じレヴェルまで上がりそうだ。



ディクソン、マシン・セットアップを大きく前進

 このセッションの大半でトップだったのは、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)の1分01秒6254。最終的に彼は2番手でセッションを終えた。ポイント・リーダーの彼は、レース目前にしてマシンの仕上がりを整えたということだろうか。チームメイトのフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)の1分01秒8360で彼のすぐ後ろの3番手につけ、もう一人のマーカス・エリクソンも10番手のタイムを記録した。ディクソンのスターティング・グリッドは11番手だが……。
 4番手に来たのは予選2位だったアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)。タイムは1分01秒8713。最終戦で今季初勝利を達成できるか。

ホンダ勢がトップ4!佐藤琢磨は8番手
ニューガーデンは9番手に


 トップ4をホンダ勢が占めた。5番手でシヴォレー最速となったのはセバスチャン・ブルデイ(AJ・フォイト・エンタープライゼス)だった。
 ブルデイの後ろにはジェイムズ・ヒンチクリフとライアン・ハンター-レイ(ともにアンドレッティ・オートスポート)、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)と更にホンダ勢が続き、ポイント・スタンディング2位から逆転タイトルを目指すが予選は8位と良くなかったジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が9番手だった。
 ポール・シッターのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は16番手のタイムを出すにとどまった。ベストは1分02秒4500だった。

佐藤琢磨、決勝を前にマシンを再考

 琢磨はセッション後、「昨日とまた違うセッティングをトライしたけれど、ダメでした。前のセッティングに戻すかどうか、これからデータを見て検討します。今日のレースでメインになるタイヤですが、みんなはブラックが良いと感じているようですが、自分たちはレッドの方が良かった」と話していた。レースに向け、またセッティングを再考することとなった様子のRLL陣営、どんなマシンでどんな戦いを見せることになるのか?
以上

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