2021年9月7日火曜日

2021ジャック・アマノのインディーな一日 9月6日:メサ・アーチ、感動の御来光

神々しい日の出。早起きした甲斐があった Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 次なるターゲット、キャニオンランズ国立公園のメサ・アーチへ

 アーチズ国立公園の次には、州道191を挟んだ西側にあるキャニオンランズ国立公園にトライした。こちらにも色々目玉はあるんだけれど、そのひとつであるメサ・アーチ(”またアーチかい?”と言わないで)は、朝陽がとても綺麗ということで、”それを是非とも拝もう”と。日の出が6時48分と聞いたので、朝6時頃に駐車場に着くよう暗いうちにホテルを出発した


日本の初日の出でも味わったことのない感動の御来光

 公園のゲートを通った辺りから東の空が明るくなり出した。前を行く2台も同じ駐車場に入った。ジャケットを羽織って、薄暗い中をアーチへと向かった。早足になった。
 5分ぐらいでアーチの袂へ。もう10人以上が陣取っていた。2人は真正面に三脚をセットしていた。

アーチの下面のオレンジ色が綺麗でしょう? Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 それから待つこと30分以上。ついに太陽が……。日本で初日の出を見に行って、ちゃんと水平線に陽が上るところを見たこともないのに、メサ・アーチでは実に美しい、見事な御来光を拝むことができた。何枚写真を撮ったことか。刻々と色が変わって行った。アーチの向こう側の地形が反射板みたくなってるのか、下側がオレンジ色に染まって来て、その何とも言えない色合いに見惚れた。

アイランド・イン・ザ・スカイという名が示す通り、この公園辺りだけが広大な高地になっていて、周りを見下ろす景色を楽しむことができる Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 日の出に挑戦。これは大正解だった。この企画はモアブに泊まってる間にやるべきだった。週末の部屋が取れなかったので、50マイルほど北のグリーン・リヴァーという街に移動していたので、やたらと早起きしなくちゃならなかった。でも、この日にしたおかげで最高の光景を楽しめたのかもしれない……と考えることにする。

広大な公園の光景を一人で独占!
風の音だけの世界を堪能

建物がひとつも見えない。この日は暑かった Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 充実感に浸ってクルマに戻り、明るくなった中でキャニオンランズの他の見どころもチェックした。この公園は本当に広い。アーチズに比べると人気もないのか、あまり人に行き交わない。ヴュー・ポイントに行けばクルマは停まっているんだけれど、目の前に広がる雄大な景色を一人で独占できるケースが多かった。風の音以外は何も聞こえない。そういう世界にしばし浸った。

モアブのメイン・ストリート。観光地っぽ過ぎない Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 メサ・アーチがあるのは、キャニオンランズ内でも”アイランド・イン・ザ・スカイ”と呼ばれるエリア。他に”ザ・メイズ”と”ザ・ニードルズ”があって、そっちには違う入り口からアクセスしないとならない。アイランド・イン・ザ・スカイ側の入口からクルマで2時間もかかる。往復4時間。プラス、グリーン・リヴァーまで1時間。もうレッド・ロックの絶景は十分堪能したことだし、ニードルズ側はハイキング愛好家向きの世界でもあるようだし、今回はパスすることにした。

以上 

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