ロングビーチで勃発、ブラジルまでで解決した……かに見えていたホンダのターボ交換に関する事情とは、以下のようなものでした。
新規定エンジンで戦われる今年のインディーカー・シリーズは、開幕前に出場マシンやエンジンのホモロゲーションが行われ、その仕様はホイホイと簡単には変更できないルールとされていました。エンジン・サプライヤーの参戦費用高騰を抑えるためのルールです。
2012年5月5日土曜日
2012 INDYCAR インサイド情報&ニュース:5月2日 守れるか?インディー500の伝統――現時点での最大エントリーは33台ギリギリ――
インディー500のスポット参戦エントラントの顔ぶれは?
シボレーはアナ・ベアトリスとセバスチャン・サーベドラをアンドレッティ・オートスポート絡みでスポット参戦させるとすでに発表している。
ホンダはAJ・フォイト・エンタープライゼスがウェイド・カニンガム、サラ・フィッシャー・レーシングがブライアン・クロウソンを、そして、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)はミチェル・ジョルダインJr.をエントリーさせる話が決まっている。シュミット・ハミルトン・モータースポーツの兄弟チームとして、シュミット・ペルフレイ・モータースポーツがエントリーしている99号車には、タウンゼント・ベルが乗ることになるはずだ。
シボレーは2台追加の13台、ホンダは4台追加の14台となった。そこへ、インディーへのエントリーを済ませた後にロータスに放り出されてしまったブライアン・ハータ・オートスポートとDRRが加わる。DRRはシボレー、ハータはホンダに引き受けてもらう話になる可能性が高い。
シボレーユーザーのエド・カーペンター・レーシングは、開幕前にギリギリシボレーエンジンをゲットした身だというのに、2台目の21号車をインディーにエントリーしている。しかし、その2台目のプロジェクトには取りかからないとの決定した模様だ。同様にホンダは、RLLから出場する予定だったルカ・フィリッピをインディー以降のレースからへと参戦計画開始を延期させている。現時点でフィリッピはデトロイトからの参戦となっているが、それがさらにズレ込む可能性もあるようだ。デトロイトを逃すと次は超高速オーバルのテキサスで、ミルウォーキー、アイオワとオーバルが続く。それならいっそのこと、7月のカナダ連戦からの投入とした方が、ヨーロッパ出身ドライバーにはいいかもしれない。
伝統を守るためにも、何としても34台以上の参戦が必要なのだが さて、ここでインディー500のエントリー数をもう一度勘定し直してみよう。シボレー=14、ホンダ=15、ロータス=3・・・で32台だ。NHRを足してギリギリの33台だ。これじゃ予選落ち無し=無投票当選になってしまう。なんとしても1台プラスして34台にしないと! 予選でのバンプ・アウトがない。予選のドラマがないインディー500なんて想像できない。
これは別に、アレジの予選落ちを期待してのことではない。しかし、現実的に考えると、ロータスによるアレジ参戦計画というのは、たった1台だけ弾き出されるドライバー&マシンを自ら作り出そうとしている行為にしか見えない。
もしかしたら、更に大きな、びっくりするような変化がこの先には待ち受けているのかもしれない。
ということで来週末、私たちはアレジの顔をインディアナポリスで見ることができるんでしょうか?
シボレーはアナ・ベアトリスとセバスチャン・サーベドラをアンドレッティ・オートスポート絡みでスポット参戦させるとすでに発表している。
ホンダはAJ・フォイト・エンタープライゼスがウェイド・カニンガム、サラ・フィッシャー・レーシングがブライアン・クロウソンを、そして、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)はミチェル・ジョルダインJr.をエントリーさせる話が決まっている。シュミット・ハミルトン・モータースポーツの兄弟チームとして、シュミット・ペルフレイ・モータースポーツがエントリーしている99号車には、タウンゼント・ベルが乗ることになるはずだ。
シボレーは2台追加の13台、ホンダは4台追加の14台となった。そこへ、インディーへのエントリーを済ませた後にロータスに放り出されてしまったブライアン・ハータ・オートスポートとDRRが加わる。DRRはシボレー、ハータはホンダに引き受けてもらう話になる可能性が高い。
シボレーユーザーのエド・カーペンター・レーシングは、開幕前にギリギリシボレーエンジンをゲットした身だというのに、2台目の21号車をインディーにエントリーしている。しかし、その2台目のプロジェクトには取りかからないとの決定した模様だ。同様にホンダは、RLLから出場する予定だったルカ・フィリッピをインディー以降のレースからへと参戦計画開始を延期させている。現時点でフィリッピはデトロイトからの参戦となっているが、それがさらにズレ込む可能性もあるようだ。デトロイトを逃すと次は超高速オーバルのテキサスで、ミルウォーキー、アイオワとオーバルが続く。それならいっそのこと、7月のカナダ連戦からの投入とした方が、ヨーロッパ出身ドライバーにはいいかもしれない。
伝統を守るためにも、何としても34台以上の参戦が必要なのだが さて、ここでインディー500のエントリー数をもう一度勘定し直してみよう。シボレー=14、ホンダ=15、ロータス=3・・・で32台だ。NHRを足してギリギリの33台だ。これじゃ予選落ち無し=無投票当選になってしまう。なんとしても1台プラスして34台にしないと! 予選でのバンプ・アウトがない。予選のドラマがないインディー500なんて想像できない。
これは別に、アレジの予選落ちを期待してのことではない。しかし、現実的に考えると、ロータスによるアレジ参戦計画というのは、たった1台だけ弾き出されるドライバー&マシンを自ら作り出そうとしている行為にしか見えない。
もしかしたら、更に大きな、びっくりするような変化がこの先には待ち受けているのかもしれない。
ということで来週末、私たちはアレジの顔をインディアナポリスで見ることができるんでしょうか?
2012年5月4日金曜日
2012 INDYCAR インサイド情報&ニュース:5月3日 MSRインディー,エンジン入手できずハワードをリリース
ホンダにエンジン供給を断られ、シボレーとの交渉も不調
マイケル・シャンク率いるMSRインディーは、昨年インディー500へのデビューを果たした06年インディーライツ・チャンピオン、ジェイ・ハワードを彼らのインディー500参戦プロジェクトから解放した、と発表した。
MSRインディーの今年のインディー500参戦を目指しているが、彼らを取り巻く状況は悪化の一途を辿っているようだ。エンジンメーカー3社と交渉を続けて来たシャンクだが、ホンダに「インディーでのエンジン供給は物理的にも無理」と告げられ、シボレーとの交渉も良い方向には進んでいないようだ。
とても奇妙な話だが、今の彼らにとってエンジンを供給してもらえる可能性がいちばん高いのは、もしかしたらロータスかもしれない。彼らがインディー500から供給台数を減らす体制へと変わるのに対して、ホンダとシボレーは大幅増を余儀なくされるので、なおさらのことエンジンの数に余裕がなくなってしまうからだ。
イギリス出身のハワードは、スポンサーをMSRインディーへと持ち込み、二度目のインディー500参戦を行うつもりだったが、チームが肝心のエンジンを手に入れられない状況から抜け出せずに来た。そして、その問題が解決される可能性は非常に低くなっている。
シャンクとしては、ハワードには他チームからのインディー500出場のチャンスがあり、それを潰してしまうのはモラルに反する、との考え方だ。そのため、まだ少しの時間的余裕があるこのタイミングで、ハワードを自由の身としたのだ。
マイケル・シャンク率いるMSRインディーは、昨年インディー500へのデビューを果たした06年インディーライツ・チャンピオン、ジェイ・ハワードを彼らのインディー500参戦プロジェクトから解放した、と発表した。
MSRインディーの今年のインディー500参戦を目指しているが、彼らを取り巻く状況は悪化の一途を辿っているようだ。エンジンメーカー3社と交渉を続けて来たシャンクだが、ホンダに「インディーでのエンジン供給は物理的にも無理」と告げられ、シボレーとの交渉も良い方向には進んでいないようだ。
とても奇妙な話だが、今の彼らにとってエンジンを供給してもらえる可能性がいちばん高いのは、もしかしたらロータスかもしれない。彼らがインディー500から供給台数を減らす体制へと変わるのに対して、ホンダとシボレーは大幅増を余儀なくされるので、なおさらのことエンジンの数に余裕がなくなってしまうからだ。
イギリス出身のハワードは、スポンサーをMSRインディーへと持ち込み、二度目のインディー500参戦を行うつもりだったが、チームが肝心のエンジンを手に入れられない状況から抜け出せずに来た。そして、その問題が解決される可能性は非常に低くなっている。
シャンクとしては、ハワードには他チームからのインディー500出場のチャンスがあり、それを潰してしまうのはモラルに反する、との考え方だ。そのため、まだ少しの時間的余裕があるこのタイミングで、ハワードを自由の身としたのだ。
2012 INDYCAR インサイド情報&ニュース:シーズン中のチームの使用エンジン変更に制限するルールが施行
もう何度も伝えて来ている通り、ロータスは今から2週間ほど前、2チームへのエンジン供給をインディー500以降に関してギブアップした。年間エントリーを予定していたブライアン・ハータ・オートスポートはブラジル戦の欠場を余儀なくされ、DRRはブラジルこそ走ったが、インディー500からは使えるエンジンがなくなってしまう苦境に立たされてしまった。この大問題が発生した後からインディーカーがエンジンメーカーとチームの間に入り、ホンダがハータに、シボレーがDRRにインディー500から最終戦までエンジン供給を行うようにと交渉を行っているようだ。
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