去年は予選で5位につけた佐藤琢磨だったが、今年は予選14位だった。インディー500の後に多くのチームがテストを行ったが、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングはテストを行えなかった。予選の前に与えられた走行時間は2時間だけだった。その中で決勝用セッティングを完成させ、予選でも速く走れるマシンを作る……というのは容易なことではない。ましてやRLLは1カー体制だ。決勝を重視するプログラムを組み立てて琢磨は2回のプラクティスを走り、そこから予選用セットアップを導き出した。
Jack AMANO(以下——)予選は14位という厳しい結果になりました。
佐藤琢磨:悔しい。ホントに悔しい。うーん、不完全燃焼って感じです。
2012年6月16日土曜日
2012 INDYCAR ニュース:10グリッド降格しても高性能エンジンを使いたい、戦略的降格も。ミルウォーキーでのエンジン交換選手
ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、ジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)、マイク・コンウェイ(AJ・フォイト・エンタープライゼス)のエンジンが、テキサスとミルウォーキーの間に行われたアイオワでのプライベートテスト中にトラブルを出した。彼らは"予定外のエンジン交換”を行うため、ミルウォーキーで10個のスターティンググリッド降格のペナルティを受け入れることとなった。
上記の他にも3人、ミルウォーキーでペナルティを受けるドライバーがいる。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)そしてライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)だ。琢磨とニューガーデンはテキサスでの予定外のエンジン交換が今回のペナルティの対象だ。彼らは新スペックへのスイッチを行った。インディー500の予選までで使用していた初期スペックは規定の1850マイルを走り切るまで使う義務があるが、インディー500決勝から投入された第二スペックの方が性能が高いため、そちらを使うべくマイレッジの余った初期スペックを使わないことしたのだ。テキサス入り前にエンジン交換を行っていたコンウェイも新スペックを導入していたという。ブリスコーはミルウォーキーでのプラクティス2回の後、エンジンにトラブルが発覚して急遽交換した。
上記の他にも3人、ミルウォーキーでペナルティを受けるドライバーがいる。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)そしてライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)だ。琢磨とニューガーデンはテキサスでの予定外のエンジン交換が今回のペナルティの対象だ。彼らは新スペックへのスイッチを行った。インディー500の予選までで使用していた初期スペックは規定の1850マイルを走り切るまで使う義務があるが、インディー500決勝から投入された第二スペックの方が性能が高いため、そちらを使うべくマイレッジの余った初期スペックを使わないことしたのだ。テキサス入り前にエンジン交換を行っていたコンウェイも新スペックを導入していたという。ブリスコーはミルウォーキーでのプラクティス2回の後、エンジンにトラブルが発覚して急遽交換した。
2012 INDYCARレポート:6月15日 第8戦ミルウォーキー Day1 予選 ダリオ・フランキッティが今季初ポールポジション
第8戦 ミルウォーキー・インディーフェスト
ウィスコンシン州ウエスト・アリス
ザ・ミルウォーキー・マイル
6月15日 Day1 予選
天候:晴れ
気温:摂氏31℃
アル・アンサーJr.に並ぶ27回目のポール獲得
伝説のオーバルでの予選、ポールポジションはダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)が獲得した。今季初のポールとは、ディフェンディング・チャンピオンとしては少々遅い気もする。しかし、去年も実はそうだった。そして、そのレースで彼は優勝している。キャリア27個目のポールは、アル・アンサーJr.に並ぶもの。インディーカーの歴代7位タイにつけるポール獲得数だ。
フランキッティは 25人中の22番目にアタックし、2周平均168.737mphをマークした。43秒3100で2ラップを完成し、その時点でトップにいたジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)を2位へと引き摺り下ろした。両社の差は僅かに0.1157秒しかなかった。
予選3位はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)、予選4位はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)のものとなった。
ただし、ウィルソンとパワーは「予定外のエンジン交換」のペナルティにより、10個のグリッド降格をさせられる。
ポールはフランキッティのままだが、明日のレースはハンター-レイがその横からスタートし、2列目にはルーベンス・バリケロ(KVレーシング・テクノロジー)とエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)が並ぶ。バリケロは自己ベストとなる予選5位に食い込んだのだ。2人のチームメイトよりアタック順が遅かったこと、順番が遅いことで若干路面温度が下がっていたことなどがプラスに働いたようだった。
佐藤琢磨はグリップ不足で14番手にとどまる
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、予選14位だった。多くのチームが事前にテストを行ったが、RLLはテストに来れなかった。それが今週末の苦戦の大きな一員となっている。テキサスでの後に予定していたアイオワでのテストも、テキサスでマシンが壊れたために実現できなかった。ショート・オーバル用マシンを走らせるのが、RLLと琢磨は今日が今シーズン初めてだった。ライバル勢との間には、走り出す前から大きな差があったのだ。そして、その差を埋めることは難しかった。
予選前に得たデータでマシンセッティングした琢磨だったが、グリップ不足でターン4でマシンがスライドしていた。「今日のプラクティスでは時間が足りず、試したいことを全てやれなかった。予選でのマシンはセッティングがカンペキでなく、オーバーステアが出ていた」と琢磨は悔しがっていた。
2012 INDYCAR 佐藤琢磨コメント42:第8戦ミルウォーキー Day1 プラクティス2 「タイムは11番手ですが、満足度は半分も行ってない。少なくとも2回のセッションでデータは取れているのでそれを元にセットアップします。後は予選しかないので、思い切り行くだけです」
予選前のプラクティス2、佐藤琢磨は11番手
プラクティス1終了から2時間プラスのインターバルを置いて、プラクティス2が開催された。快晴の下、ザ・ミルウォーキー・マイルの気温はいよいよ摂氏30度を越えた。暑さのためかトップのタイムはプラクティス1の方が速かったが、全体的にはタイムが向上していた。因に、トップはテキサス・ウィナーのジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)の22ボユ1744=164.785mphだった。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、22秒5021へとコンマ1秒ほどタイムを縮めた。1時間のセッションで65ラップと周回数が多いのは、ロング・ランをトライしていたからだ。このセッションでの順位は11番手だった。
上位陣を見ていても、フレッシュ・タイヤでは22秒台が出るものの、ロング・ランでは25秒台にまでトラフィックの状況によって落ちることがあった。明日のレースは、各スティントのレベルを全体的に上げるマシン・セッティング、タイヤをケアしつつハイペースを保つ走り、そして、トラフィックをうまく利用したオーバーテイク術が必要となる。
――予選を前にしたセッション、マシンの仕上がり具合はどうですか?
佐藤琢磨:まずは午前中からの続きで、レースセットアップを行いました。ひとつのスティントの中でクルマが安定してないといけない。それだけに基本は集中していました。今日は午後になって気温が上がったせいもあると思うんですけど、全体的にグリップが低くなってました。欲しかったバランスのグリップが出てなくて、それを追いかけて自分たちとしては幾つかセットアップを変更しました。そして、セミロングランみたいなカタチで走っていて、かなりスピードも落ちてましたけど、バランスをチェックしました。そして最後は、ニュータイヤで予選シミュレーションに近い走りをやりました。
――タイムで見ると11番手でしたが、満足度はどうですか?
佐藤琢磨:うーん……半分も行ってない。全体的なスタビリティが足りないし、その中で、1コーナー側と3コーナー側で全然バランスが違うし、バンプを越えた時の動きとか、トラフィックの中の動きとか、すべての部分で満足は行ってないですね。
――レースに向けては、クルマをどうしようと考えていますか?
佐藤琢磨:少なくとも、この2回のセッションで幾つかデータはちゃんと取れているので、それを基にセットアップします。もう後は予選しかないけれどね。予選は思い切り行きます。全開では絶対に行けないだろうけど、少なくとも僕らのクルマでは。なるべく行けるように頑張るけども。それで、そこでの変更がポジティブであれば、それをレース用セットアップに反映させるっていうアプローチになると思います。
――この2セッションで走ったものからガラリとマシンを変更させる可能性もありますか?
佐藤琢磨:いや、もう大きくは変えられないです。ここからはもうファインチューニングだけ。大きく変えたいけども、時間もないし、それだけのリソースもデータもないですね。だから、もうここからはファインチューニングで、決勝に向けてクルマを作るためにもシッカリとデータを分析しないとダメだと思います。
――ロングランでの自分たちのマシンのフィーリング、仕上がりはどうですか?
佐藤琢磨:スピード自体はそんなに悪くないと思うんですね。ロングランをやっていた他のクルマも150mph前後でホバリングしてたので、スピード的に大きな差はないんですけど、とにかく近づけない。他のクルマに。だから、近づこうとするとダウンフォースを大きく失うし、去年みたいに半車身内側につけてコーナーを回ろうとしても、内側に行くと、コーナーのイン側の黒いターマックの部分は非常に滑り易くなってて、あそこに行くとラインをトレースできない。それのいたちごっこで、全然他のマシンに近づけないんですよ。
――ロングランでのラップタイムの落ちが少ないことが重要。しかし、オーバーテイクも至難……では、非常に難しい戦いになりますね?
佐藤琢磨:そうですね。とにかくタイヤがどういう風にギブ・アップして行くのか、それが今回のセッションでは見たかった。自分たちとしては、通しでの40~50ラップというのはできなかったんですよね。10、10、20周というように、何度かヒートサイクルを繰り返しながらなんで、タイヤとしてはラクな感じなんですけど、それでもやっぱりスティントの最後の方はフラついて来てました。なおかつ、フロントはアンダーステアが強いので、その辺をどういう風にバランスを縮めて行くかというのが課題だと思います。
プラクティス1終了から2時間プラスのインターバルを置いて、プラクティス2が開催された。快晴の下、ザ・ミルウォーキー・マイルの気温はいよいよ摂氏30度を越えた。暑さのためかトップのタイムはプラクティス1の方が速かったが、全体的にはタイムが向上していた。因に、トップはテキサス・ウィナーのジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)の22ボユ1744=164.785mphだった。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、22秒5021へとコンマ1秒ほどタイムを縮めた。1時間のセッションで65ラップと周回数が多いのは、ロング・ランをトライしていたからだ。このセッションでの順位は11番手だった。
上位陣を見ていても、フレッシュ・タイヤでは22秒台が出るものの、ロング・ランでは25秒台にまでトラフィックの状況によって落ちることがあった。明日のレースは、各スティントのレベルを全体的に上げるマシン・セッティング、タイヤをケアしつつハイペースを保つ走り、そして、トラフィックをうまく利用したオーバーテイク術が必要となる。
――予選を前にしたセッション、マシンの仕上がり具合はどうですか?
佐藤琢磨:まずは午前中からの続きで、レースセットアップを行いました。ひとつのスティントの中でクルマが安定してないといけない。それだけに基本は集中していました。今日は午後になって気温が上がったせいもあると思うんですけど、全体的にグリップが低くなってました。欲しかったバランスのグリップが出てなくて、それを追いかけて自分たちとしては幾つかセットアップを変更しました。そして、セミロングランみたいなカタチで走っていて、かなりスピードも落ちてましたけど、バランスをチェックしました。そして最後は、ニュータイヤで予選シミュレーションに近い走りをやりました。
――タイムで見ると11番手でしたが、満足度はどうですか?
佐藤琢磨:うーん……半分も行ってない。全体的なスタビリティが足りないし、その中で、1コーナー側と3コーナー側で全然バランスが違うし、バンプを越えた時の動きとか、トラフィックの中の動きとか、すべての部分で満足は行ってないですね。
――レースに向けては、クルマをどうしようと考えていますか?
佐藤琢磨:少なくとも、この2回のセッションで幾つかデータはちゃんと取れているので、それを基にセットアップします。もう後は予選しかないけれどね。予選は思い切り行きます。全開では絶対に行けないだろうけど、少なくとも僕らのクルマでは。なるべく行けるように頑張るけども。それで、そこでの変更がポジティブであれば、それをレース用セットアップに反映させるっていうアプローチになると思います。
――この2セッションで走ったものからガラリとマシンを変更させる可能性もありますか?
佐藤琢磨:いや、もう大きくは変えられないです。ここからはもうファインチューニングだけ。大きく変えたいけども、時間もないし、それだけのリソースもデータもないですね。だから、もうここからはファインチューニングで、決勝に向けてクルマを作るためにもシッカリとデータを分析しないとダメだと思います。
――ロングランでの自分たちのマシンのフィーリング、仕上がりはどうですか?
佐藤琢磨:スピード自体はそんなに悪くないと思うんですね。ロングランをやっていた他のクルマも150mph前後でホバリングしてたので、スピード的に大きな差はないんですけど、とにかく近づけない。他のクルマに。だから、近づこうとするとダウンフォースを大きく失うし、去年みたいに半車身内側につけてコーナーを回ろうとしても、内側に行くと、コーナーのイン側の黒いターマックの部分は非常に滑り易くなってて、あそこに行くとラインをトレースできない。それのいたちごっこで、全然他のマシンに近づけないんですよ。
――ロングランでのラップタイムの落ちが少ないことが重要。しかし、オーバーテイクも至難……では、非常に難しい戦いになりますね?
佐藤琢磨:そうですね。とにかくタイヤがどういう風にギブ・アップして行くのか、それが今回のセッションでは見たかった。自分たちとしては、通しでの40~50ラップというのはできなかったんですよね。10、10、20周というように、何度かヒートサイクルを繰り返しながらなんで、タイヤとしてはラクな感じなんですけど、それでもやっぱりスティントの最後の方はフラついて来てました。なおかつ、フロントはアンダーステアが強いので、その辺をどういう風にバランスを縮めて行くかというのが課題だと思います。
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