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2012年10月11日木曜日
2012年10月5日金曜日
2012 INDYCAR ニュース:2013年レースカレンダー発表 ロングレース3戦のトリプルクラウンが復活
トリプルクラウンに100万ドルの賞金が!
IZODインディーカー・シリーズの2013年レースカレンダーが正式に発表された。19戦のスケジュールで、3コースでダブルヘッダー開催。
ロングレース3戦の”トリプルクラウン”の設定が現実となり、この3戦を全制覇したドライバーには100万ドルの賞金が授与され、トリプルクラウン逃しても2レース優勝達成ドライバーには25万ドルの賞金が贈られることとなった。少々残念な気がするのは、最長レース3本=500マイルレースx3とはならなかった点。インディー500と最終戦のフォンタナは500マイルレースだが、1989年以来のインディーカー・イベントとなるポコノ・レースウェイでのレースは、テレビの放映枠に収めるために400マイルに設定されたからだ。
また、来シーズンからスタンディングスタートも一部導入される。ダブルヘッダーイベント(=デトロイト、トロント、ヒューストン)での土曜日のレースにスタンディングスタート方式を採用し、日曜日のレースは従来通りにローリングスタートとなる。
ダブルヘッダー開催は決まったものの、1週末に行われる2レース、それぞれのスターティググリッド決定方式(予選)についてはまだディテイールが決定していない。
アメリカ国内でのテレビ放映体制強化もなされた。
ABCがインディー500を含む6レースを放送し、その他の13戦をNBC系が受け持つ。
これでインディーカーはより多くの人々の目に触れることになる。参戦自動車メーカー、各チームやイベントへのスポンサー活動を行う企業群にとって嬉しいニュースだ。
まだ、20戦目が追加される可能性も…
最後に、19戦に追加される可能性のあるレースに関して。インディーカーCEOのランディー・バーナードは、ロード・アイランド州プロヴィデンスでのストリートレースか、ルイジアナ州ニュー・オーリーンズの新しい常設ロードコースサーキットでの20戦目も開催はまだ可能性が残されているとコメントした。しかし、カナダのケベック州でのストリートレースは、どうやら来年の開催はなさそう。つまり、来年のカナダでのレースはトロント戦のみとなる。そのトロントがダブルヘッダーとなったのはカナダのファンにとっては朗報か?
発表された2013年スケジュール
ラウンド数 / 日付 (曜日) / 開催地 / コースタイプ /放送網
1 3月24日(日) セント・ピーターズバーグ ストリート(NBC)
2 4月7日 (日) バーバー・モータースポーツ・パーク 常設サーキット(NBC)
3 4月21日(日) ロング・ビーチ ストリート(NBC)
4 5月5日(日) サン・パウロ ストリート(NBC)
5月18日(土) インディー500 オーバル 予選(NBC)
5月19日(日) インディー500 オーバル 予選2日目(NBC)
5 5月26日(日) インディー500 オーバル 決勝(ABC)
6 6月1日(土) デトロイト ストリート(ABC)
7 6月2日(日) デトロイト ストリート(ABC)
8 6月8日(土) フォート・ワース オーバル(ABC) ナイト・レース
9 6月15日(土) ミルウォーキー オーバル(NBC)
10 6月23日(日) アイオワ オーバル(ABC)
11 7月7日(日) ポコノ オーバル(ABC)
12 7月13日(土) トロント ストリート(NBC)
13 7月14日(日) トロント ストリート(NBC)
14 8月4日(日) ミッド・オハイオ 常設サーキット(NBC)
15 8月25日(日) ソノマ・レースウェイ 常設サーキット(NBC)
16 9月1日(日) ボルティモア ストリート(NBC)
17 10月5日(土) ヒューストン ストリート(NBC)
18 10月6日(日) ヒューストン ストリート(NBC)
19 10月19日(土) フォンタナ オーバル (NBC) ナイト・レース
IZODインディーカー・シリーズの2013年レースカレンダーが正式に発表された。19戦のスケジュールで、3コースでダブルヘッダー開催。
ロングレース3戦の”トリプルクラウン”の設定が現実となり、この3戦を全制覇したドライバーには100万ドルの賞金が授与され、トリプルクラウン逃しても2レース優勝達成ドライバーには25万ドルの賞金が贈られることとなった。少々残念な気がするのは、最長レース3本=500マイルレースx3とはならなかった点。インディー500と最終戦のフォンタナは500マイルレースだが、1989年以来のインディーカー・イベントとなるポコノ・レースウェイでのレースは、テレビの放映枠に収めるために400マイルに設定されたからだ。
また、来シーズンからスタンディングスタートも一部導入される。ダブルヘッダーイベント(=デトロイト、トロント、ヒューストン)での土曜日のレースにスタンディングスタート方式を採用し、日曜日のレースは従来通りにローリングスタートとなる。
ダブルヘッダー開催は決まったものの、1週末に行われる2レース、それぞれのスターティググリッド決定方式(予選)についてはまだディテイールが決定していない。
アメリカ国内でのテレビ放映体制強化もなされた。
ABCがインディー500を含む6レースを放送し、その他の13戦をNBC系が受け持つ。
これでインディーカーはより多くの人々の目に触れることになる。参戦自動車メーカー、各チームやイベントへのスポンサー活動を行う企業群にとって嬉しいニュースだ。
まだ、20戦目が追加される可能性も…
最後に、19戦に追加される可能性のあるレースに関して。インディーカーCEOのランディー・バーナードは、ロード・アイランド州プロヴィデンスでのストリートレースか、ルイジアナ州ニュー・オーリーンズの新しい常設ロードコースサーキットでの20戦目も開催はまだ可能性が残されているとコメントした。しかし、カナダのケベック州でのストリートレースは、どうやら来年の開催はなさそう。つまり、来年のカナダでのレースはトロント戦のみとなる。そのトロントがダブルヘッダーとなったのはカナダのファンにとっては朗報か?
発表された2013年スケジュール
ラウンド数 / 日付 (曜日) / 開催地 / コースタイプ /放送網
1 3月24日(日) セント・ピーターズバーグ ストリート(NBC)
2 4月7日 (日) バーバー・モータースポーツ・パーク 常設サーキット(NBC)
3 4月21日(日) ロング・ビーチ ストリート(NBC)
4 5月5日(日) サン・パウロ ストリート(NBC)
5月18日(土) インディー500 オーバル 予選(NBC)
5月19日(日) インディー500 オーバル 予選2日目(NBC)
5 5月26日(日) インディー500 オーバル 決勝(ABC)
6 6月1日(土) デトロイト ストリート(ABC)
7 6月2日(日) デトロイト ストリート(ABC)
8 6月8日(土) フォート・ワース オーバル(ABC) ナイト・レース
9 6月15日(土) ミルウォーキー オーバル(NBC)
10 6月23日(日) アイオワ オーバル(ABC)
11 7月7日(日) ポコノ オーバル(ABC)
12 7月13日(土) トロント ストリート(NBC)
13 7月14日(日) トロント ストリート(NBC)
14 8月4日(日) ミッド・オハイオ 常設サーキット(NBC)
15 8月25日(日) ソノマ・レースウェイ 常設サーキット(NBC)
16 9月1日(日) ボルティモア ストリート(NBC)
17 10月5日(土) ヒューストン ストリート(NBC)
18 10月6日(日) ヒューストン ストリート(NBC)
19 10月19日(土) フォンタナ オーバル (NBC) ナイト・レース
2012年10月3日水曜日
ジャック・アマノのインディーな1日:最終戦フォンタナ シーズン終了ディナーはクリスピー・クリーム・ドーナツ
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Photo:Masahiko Amano=Amano e Associati |
クリスピー・クリーム・ドーナツ=KKが24時間営業だったとは! イン・アメリカ。もちろん、全店舗じゃないはずだしょ。でも、そういうアリガタイ店が今回の泊まり先の近くにあった。物騒な国なので深夜~早朝はドライブスルーだけの営業。ハンバーガーチェーンとかでもこういう店、結構多いんだよね。
しかし、まさかドーナツ屋が夜中の3時に開いてるとは。高速を降りたところで看板のネオンが点いてたんで、「開いてんのかな?」と近づいた。ダメなら隣りの Jack in the Boxで我慢するか、と。そしたら「OPEN」の文字も発見。ドライブスルーのレーンに入った。
オーダーしたのはオリジナル・グレイズド×2とコーヒー。コーヒーはエスプレッソのダブル。「アメリカのKKはエスプレッソまで商品ラインナップしてんのか」と感心。しかし、店が開いてたことだけでも感激してたのに、エスプレッソまであるとは! 感動ものだ。
6時前スタートのレースで夕飯を食べ損ね、プレスルームを出たのが夜中の2時。ホテルに着くのも待ち切れず、運転しながら箱を開けてドーナツに手を伸ばす……と、「あったかいじゃーん!」とまた感激。ドーナツって出来立ては美味しさ倍増以上だね。
ホテル到着は3時半。出来立てドーナツとおいしいコーヒーのおかげで、それからもう1本原稿やる元気を手に入れることができた。
オイシかったドーナツが忘れられず、帰国日の朝にも同じKKへ。今回は店内へ入れた。すると、キッチン部ガラス張りでドーナツを作る行程が見られるようになってた。子供が興奮気味に見てたら、店員さんが出来立てを1個と、お店の紙製の帽子をプレゼント。男の子、照れながらもニッコニコだった。私はお金を払って、作り立てホヤホヤを2個食べさせてもらった。
2012年9月18日火曜日
2012 INDYCAR インサイド情報&ニュース:なぜ、ウィル・パワーはタイトルが獲れないのか? 復活を果たしたアンドレッティ・オートスポーツとチーム・ペンスキー、トップチームの明暗を分けたものは??
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レースだけに集中できる状況で最終戦に臨み、ハンター‐レイはタイトル獲得に成功した。 Photo:INDYCAR LAT USA |
最終戦前に2年間の契約延長を済ませていたハンター‐レイ
フォンタナでの最終戦で初タイトルを獲得する前に、ライアン・ハンター-レイはアンドレッティ・オートスポートとの契約を延長していた。さらに2シーズンを過ごすことを決意してチャンピオンの座を争うレースに臨んだということだ。
チーム・オーナーのマイケル・アンドレッティは、「ライアンと2013、2014年も一緒に戦うことになった。究極のチームプレイヤーである彼は、我々のチームにとって非常に重要な存在となっている。ライアン、マルコ(・アンドレッティ)、ジェイムズ(・ヒンチクリフ)の3人はこれからも協力し合い、チームをさらに大きな成功へと導いてくれると信じている」とのコメントを発していた。ハンター-レイは同じリリースで、「私はアンドレッティ・オートスポートというチーム、そして、チームのスポンサーの多くと深く関わって来ている。それらを今後さらに深めて行けることを楽しみにしている。来年から2年のことが決まっていることで、オフシーズンを存分に楽しむことができる。それは本当にうれしいことだ」と語った。
ハンター-レイにはペンスキー入りの噂があった。実際にオファーは出されていたようだ。つまり、ハンター-レイはそれを断った。ロジャー・ペンスキーは面子を潰されて衝撃を受け、マイケル・アンドレッティは優越感や満足感を手にしたことだろう。”キャプテン”のチームで走れることを拒むドライバーなど、少し前までなら考えられなかった。これはちょっとした事件だと言える。
チーム・ペンスキー、名声にふさわしい実績をまたも残せず
もっとも、近年のチーム・ペンスキーは、名声に見合うだけの高いパフォーマンスを発揮して来ていない。確かにウィル・パワーは3年連続でシリーズ・タイトルを争い、その前の年はライアン・ブリスコーが同じく最終戦までチャンピオン候補として戦っていたけれど、チーム・ペンスキーは6年連続でタイトルを獲得し損ねて来ているのだ。
ロジャー・ペンスキーは、自ら作ったCARTを放り出して02年に彼のチームをIRLへ引っ越した。03年にはアンドレッティたち(前身のアンドレッティ・グリーン・レーシングだったが)もそれに続いた。このころからの歴代チャンピオンを見ると、
02年 サム・ホーニッシュJr. パンサー・レーシング
03年 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ・レーシング
04年 トニー・カナーン アンドレッティ・グリーン・レーシング
05年 ダン・ウェルドン アンドレッティ・グリーン・レーシング
06年 サム・ホーニッシュJr. チーム・ペンスキー
07年 ダリオ・フランキッティ アンドレッティ・グリーン・レーシング
08年 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ・レーシング
09年 ダリオ・フランキッティ チップ・ガナッシ・レーシング
10年 ダリオ・フランキッティ チップ・ガナッシ・レーシング
11年 ダリオ・フランキッティ チップ・ガナッシ・レーシング
と、11シーズンでペンスキー・ドライバーがチャンピオンになったのはたったの1回だけ。対してガナッシは4年連続を含む5回、アンドレッティも2年連続を含めた3回のタイトル獲得を果たしている。2チームがペンスキーより好成績を残して来ているということだ。
もっとも、インディー500での優勝回数なら、通算12勝でも、上記の期間内の優勝数でもペンスキーはトップを保っている。しかし、それは02年のエリオ・カストロネベスによる疑惑の優勝を彼らの勝利と勘定した場合(今やそうせざるを得ないが)で、カウント期間を強豪たちが揃って参戦を始めた03年からの10年間に換えると、ペンスキーとガナッシは3勝でタイ。アンドレッティが2勝で続いている。
チームマネジメントの差で敗れたチーム・ペンスキー
固定化した3台体制に次なる一手はあるか??
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大破したパワーのマシンを修復し、能力の高さを見せたチーム・ペンスキーだったが……。Photo:INDYCAR LAT USA |
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パワーの決勝前のモチベーションもハンター‐レイに及ばなかったのか? Photo:INDYCAR LAT USA |
アンドレッティは07年に9勝を記録したが、2年後の09年には勝利ゼロだった。彼らはトップコンテンダーの座から転がり落ちても、3年をかけて再びチャンピオンチームに上り詰めることができた。しかし、成績不振に陥ったまま、二度とトップレベルに戻って来なくなるケースもレースの世界ではよく見られる。10年に同じく9勝を挙げたチーム・ペンスキーは、11年には6勝したものの勝てたのはパワーだけだった。そこから彼らは、エリオ・カストロネベスが2勝、ライアン・ブリスコーも1勝と全員が勝てる体制へと実力アップをさせて来た。アンドレッティがしたような一気の凋落が今すぐ起こることはなさそうな気配だ。しかし、彼らがタイトルを獲得するためには、13年に向けてチームを大きく改造したり、補強を行うなどのテコ入れが必要だろう。2カーへの縮小は復活を更に難しくするかもしれない。同じメンバーでの3カー維持でも飛躍は難しそうに見える。果たして、彼らの打つ手はどんなものになるのか。
再び、アンドレッティの時代を築いていく方策は?
アンドレッティが王座を保つためには、3カー体制をより強化することが必要だ。チャンピオンになって、ハンター-レイの存在感、影響力はチーム内で大きくなる。彼には更なるリーダーシップの発揮が求められる。来年もチーム内でのタイトル候補筆頭はハンター-レイになるが、チームメイト3人が揃って勝利を重ねられる体制へとレベルアップを目指さねばならない。マルコは最終戦でポールポジションを獲得、チームメイトに対して明らかに劣っていた窮地はそれなりに改善された。これは大きなプラス材料だ。ヒンチは移籍したばかりのビッグチームでもすぐさま居場所を確保、今シーズンも力を大きく伸ばした。彼のさらなる戦闘力アップも来年は楽しみだ。資金確保はまずまず順調に進めて来れているアンドレッティ・オートスポートなので、3人のドライバー全員がメリットを享受できるエンジニアリング体制を構築できれば、さらに勝利数は伸びて行くだろう。
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