2013年5月18日土曜日

2013 INDYCAR レポート 第97回インディー500 5月18日ポールデイ:インディアナポリス・スター紙がファスト9進出ドライバーを予想。しかしその内容は???

ホンダ勢はディクソンだけ?? 琢磨とフランキッティは???
 
 ポール・デイ=栄誉あるインディー500のポール・ポジションを決定する日。朝方の天候は曇り。あさ7時半の時点で天候は曇り。気温は16℃で、湿度は86パーセントと高め。
 地元紙のインディアナポリス・スターは、インディー500特別セクションを用意していて、長年のインディー担当がポール候補に9人を挙げた=同時に彼らがファスト9進出有力と考えているということ。その9人とは

1 エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)
2 マルコ・アンドレッティ(チーム・ペンスキー)
3 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)
4 AJ・アルメンディンガー(チーム・ペンスキー)
5 ジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)
6 EJ・ヴィソ(アンドレッティ・オートスポート)
7 カルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)
8 JR・ヒルデブランド(パンサー・レーシング)
9 スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)

 うーん、アンドレッティとペンスキーのエントリー全部入り……はどうなんだろ? ヒンチとルーキーの”ディンガー”にもチャンス、あるのかな?
 ホンダ・ドライバーはディクシーだけ? それだけシボレー勢がパワーで優位って見方はわからなくもないけど、ダリオ・フランキッティと佐藤琢磨をここに入れても良かったんじゃない? 上のふたりの代わりに。おっと、その2人の名前はコメントの中にあったか。ディクシー有利の根拠は彼のポール獲得経験ね、2008年の。優勝した年だ。
 インディー500でのポール獲得経験者は、ディクシーとエリオ。エリオは2003、07、09、10年と4回も獲ってるんで、やっぱり今回も要マークだ。
 やっぱり、今年のポール候補として注目したいのはマルコかな? 祖父マリオは伝統あるブリックヤーでのポールを3回獲得していて、父マイケルはCARTとIRLに分裂してた時代もあったことでポール獲得なし。三代目は今年、どんな成績を残すか??
 大金星の可能性アリなのはムニョス。ルーキーでポールは偉業中の偉業。これはディンガーにも当て嵌まる。
 さぁ、朝のプラクティスが始まった。

2013 INDYCAR ニュース:ポールデイの予選アタックオーダー発表!佐藤琢磨は絶好の順番をゲット!

 5月18日のポールデイは、午前8時30分から10時までプラクティスが行われ、予選は第1セグメントが午前11時から4時までの5時間。
ここでの上位9人と、10位~24位を決定する。
ステージ1で1位~9位に入ったマシンは、午後4時30分から6時00分まで、1時間半にわたって行われる予選第2セグメント「ポールデイ・ファスト9」に進出し、ポールポジションから9位までを決定する。このファスト9では第1セグメントのタイムは無効になるので、最低1回アテンプトを行わなくてはならない。2回以上アテンプトを行っても、前のアテンプトのタイムは無効にならず、早い方のタイムを採用できる。
ファスト9進出マシンは、ファスト9終了次第1位~9位のグリッドが確定し、バンプアウトの対象にはならない。

第97回インディー500 ポールデイ・タイムアタック順

(アタック順 カーナンバー ドライバー これまでの最高スピード マークした日)
(W)はインディー500ウィナー、(R)はルーキー

1 40    TBA
2 9      スコット・ディクソン (W) 226.162 17-May
3 14    佐藤琢磨 227.038 17-May
4 15    グラハム・レイホール 226.152 17-May
5 14T  佐藤琢磨
6 2      AJ・アルメンディンガー (R) 227.199 17-May
7 6T    セバスチャン・サヴェードラ
8 91    バティ・ラジア (W) 222.464 17-May
9 8T    ライアン・ブリスコー 217.773 12-May
10 78   シモーナ・デ・シルベストロ 225.518 17-May
11 83T チャーリー・キンボール 220.633 11-May
12 40T  TBA
12A 60T タウンゼント・ベル
14 27    ジェイムズ・ヒンチクリフ 226.983 17-May
15 27T  ジェイムズ・ヒンチクリフ
16 9T   スコット・ディクソン (W) 218.143 11-May
17 41   コナー・デイリー (R) 220.780 16-May
18 3T   エリオ・カストロネベス (W)
19 16T  ジェイミー・ジェイクスs 219.191 14-May
20 12T  ウィル・パワー
21 7     セバスチャン・ブルデー 226.736 17-May
22 19   ジャスティン・ウイルソン 226.043 17-May
23 3     エリオ・カストロネベス (W) 226.988 17-May
24 11T  トニー・カナーン
25 1T   ライアン・ハンター-レイ
26 78T シモーナ・デ・シルベストロ
27 16   ジェイミー・ジェイクス 224.632 17-May
28 99T TBA
29 5T   EJ・ヴィソ
30 22T オリオール・セルヴィア
31 18T アナ・ベアトリス
32 6    セバスチャン・サヴェードラ 222.127 17-May
33 63   ピッパ・マン 225.077 17-May
34 60   タウンゼント・ベル227.160 17-May
35 20T エド・カーペンター
36 5     EJ・ヴィソ 229.537 17-May
37 98   アレックス・タグリアーニ 226.812 17-May
38 12   ウィル・パワー 228.401 17-May
39 77T シモン・パジェノー
40 25T マルコ・アンドレッティ
41 8     ライアン・ブリスコー 225.265 17-May
42 11    トニー・カナーン 226.822 17-May
43 21    ジョセフ・ニューガーデン 226.372 17-May
44 55    トリスタン・ヴァウティエール (R) 223.369 17-May
45 10    ダリオ・フランキッティ (W) 227.080 17-May
46 18    アナ・ベアトリス 224.476 17-May
47 4T    JR・ヒルデブランド
48 19T   ジャスティン・ウイルソン
49 10T  ダリオ・フランキッティ (W) 218.842 11-May
50 55T  トリスタン・ヴァウティエール (R)
51 83    チャーリー・キンボール 225.616 17-May
52 20    エド・カーペンター 226.768 17-May
53 1      ライアン・ハンター-レイ 226.919 17-May
54 17    ミチェル・ジョルダインJr. 223.266 17-May
55 26T   カルロス。ムニョス (R)
56 26    カルロス。ムニョス (R) 228.520 17-May
57 2T    AJ・アルメンディンガー (R)
58 4     JR・ヒルデブランド 227.549 17-May
59 25   マルコ・アンドレッティ 228.754 17-May
60 21T  ジョセフ・ニューガーデン 222.340 15-May
61 98T  アレックス・タグリアーニ
62 99    TBA
63 7T    セバスチャン・ブルデー
64 41T   コナー・デイリー (R)
65 77    シモン・パジェノー 225.853 17-May
66 15T  グラハム・レイホール 220.360 13-May
67 63T  ピッパ・マン
68 22    オリオール・セルヴィア 227.237 17-May

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント30 第97回インディー500 5月17日 プラクティス7日目 ファストフライデイ:「AJ.フォイトが、今日の走りをすごい喜んでくれました。チームもとてもいい仕事をしてくれてましたから。雨が降る前に2回のシミュレーションをやれたのはすごく良かったです」

Photo:Naoki Shigenobu クリックして拡大
5月17日 プラクティス7日目 ファストフライデイ
227.038mph(=約365.304㎞/h) 39秒6410 10番手 14周走行

雨を見込んでのプログラムが見事に成功

 予選を明日に控えたファストフライデイ、佐藤琢磨陣営は予定どおりのプログラムをこなし、万全の準備を整えた。
 今年初めての本格的な雨があって、6時間あるはずだった走行は3時間プラスで終了となった。そのせいで思いどおりのテストを行えなかったチームもあった。しかし、琢磨陣営は天候悪化も見込んで時間を上手にマネジメントし、貴重な走行データの収集に成功した。
 明日の第一目標は、4時までの予選第一段階でトップ9に入ること。それができれば、栄えあるポールポジションをかけた戦いへと進むことができる。


「短い一日でしたけど、内容はすごく濃かったです」

Jack Amano(以下――):雨で短いファストフライデイになりましたが、2回の予選シミュレーションを行えました。その手応えはいかがでしたか?

佐藤琢磨:英語でよく"ショート・アンド・スウィート”っていいますよね。なんか今日はホントに短い1日でしたけど、すごく内容が濃かったですね。その2回の予選シミュレーション・ランの中にすごく色んな意味が込められていました。僕らは今日、すごい単純に予選の練習だけをしました。ファストフライデイということでターボのブースト圧も上がってます。昨日まではかなりレース用のクルマのセットアップに専念してましたが、昨日半分近く、あるいは7割近くまで予選用のトリミングをやっていたので、ある程度の方向性は見えていて、今日は一発目からウィングをベッタベタに寝かせて行って、最初の走行で足回りを含めて様子を見ました。そこで得たデータで2回目、さらにファインチューニングっていうか、ホントにもう小さな変化なんだけども、それをクルマに施して、一気にスピードも1mph近く上がったのかな? だからすごく良かったですね。まさか227mphまで届くとは思わなかったので、すごく良かったと思います。

2013 INDYCAR レポート 第97回インディー500 5月17日 :ファストフライデイは雨で短い1日に。アンドレッティ勢速し! 佐藤琢磨は10位につける

ピットでの琢磨。横を牽引されているのはムニョスのマシン Photo:Naoki Shigenobu クリックして拡大

5月17日 ファストフライデイ
天候:曇り のち 雨
気温:21~28℃

予選前、ブーストアップしたマシンでアタック
 予選を明日に控えた金曜日は、インディーでは”ファストフライデイ”と呼ばれる。予選に向けて最後のスピードアップを果たす1日だからだ。
 去年からインディーではエンジンの競争が行われ、予選前日からターボのブースト圧が上げられるルールになっている。
 今日はパワーアップしたエンジンを使って、誰もが予選のシミュレーションを行う。空力セッティングも徹底的にドラッグを減らされ、スピードは昨日までと比べて大幅にアップする。