2013年6月15日土曜日

2013 INDYCARレポート 第9戦ミルウォーキー Day1 予選:マルコ・アンドレッティが今季初ポール!ボウタイ軍団が予選トップ7独占 佐藤琢磨は予選15位

マルコは父の日を前にポールをマイケルにプレゼント Photo:INDYCAR(Chris Jones)
ウィル・パワー、3位に食い込み
AA軍団の上位4位独占を崩す

 父マイケル・アンドレッティがプロモーターを務めるイベントで、息子マルコがポールポジションを獲得し、「これは今年の父の日のプレゼントの半分」と、明日の勝利を誓った。
 予選はインディーカーのオーバル用の2ラップ連続アタックで争われ、17番目にコースインしたアンドレッティ家の三代目は170.515mphを記録。チームメイトのジェイムズ・ヒンチクリフを予選2位へとおしやった。
 アンドレッティがアタックを終えた時点では、彼がトップ、2位はヒンチクリフ、3番手はライアン・ハンター・レイで、4番手はEJ・ビソだった。アンドレッティ・オートスポートがトップ4を独占していたのだ。しかし、アンドレッティの2人後ろでアタックしたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が170.212mphを出し、3位を確保した。彼のチームメイトのエリオ・カストロネベスは最初のアタッカーで、予選18位とまったく振るわなかったが……。


今シーズン6人目のポールシッター誕生
 アンドレッティのポールは今季初。彼はまだキャリア3個目とポール獲得数は意外に少ない。しかし、今日のポールは昨年ダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が記録した予選のレコード=168.737mphを大きく上回る170.1515mphで、新しいレコードホルダーとなった。
 「予選での走りは良かったし、それより決勝用マシンの仕上がりの良さにワクワクしている。僕らのマシンはかなり手強いはずだよ」とアンドレッティは自信を見せていた。「チャンピオン争いをしている身として優勝できたらそれは大きな意味があるけれど、ミルウォーキーでの勝利なればそれはさらに格別だ」とアンドレッティは語った。ミルウォーキーで父マイケルは5勝しており、チームオーナーとしても4勝を挙げてきている。しかも、ミルウォーキーのイベントは、一端カレンダーから外れたものをマイケルがプロモーターとして復活させたもの。アンドレッティ三代目としては是非とも勝ちたいレースなのだ。去年はチームメイトのハンター・レイが勝った。それを見ていたアンドレッティとしては、今年は自分の手で勝利を掴み、チームの2年連続優勝としたいのだ。

 アンドレッティのポールは、今年8レース目で6人目のポール・シッター誕生となった。ウイナーはすでに7人出ている。明日のレースは果たして誰が勝利を収めるのか? アンドレッティが勝てば9人目のウィナー誕生となるが……。




予選2ラップ目でラインを外れ琢磨は15位に

 佐藤琢磨(AJ・フォイト・レーシング)は予選15位となった。4番目にコースインした琢磨は1周目に169mphを出したが、2周目のターン4でラインを外れて166mph台まで大幅ダウンしたためだ。「タイヤのグリップが下がっていたのと、プラクティスまでと違う風向きでターン3から4へのアプローチでクルマがインに入って行かなかった」と彼は語った。
以上

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント42 第9戦ミルウォーキー Day1 プラクティス2「結構今回もタイヤの性能劣化が大きい。その代わり、テキサスとは違ってフロントもリヤもグリップが均等に落ちてくる感じにクルマ作りができているので、決勝はいい感じで走れそうな手応えを掴めました」

Jack Amano(以下――):このセッションでは3番手のタイムが出ました。

佐藤琢磨:マシンが大分よくなりましたね。今のセッションでよかったのは、バック・トゥ・バックといって、やりたかったセットアップで1回いって、確認した後に戻って、それを確認、確定させて次のセットアップに移っていけました。すごく順調だったし、タイヤが十分にないので、クォリファイトリムで走って、クォリファイのシミュレーションやったのは1回だけだったんですけど、それでもかなりいいスピードが出てので満足しています。

――ベストが出たのは予選用セットを試してたんですか。

佐藤琢磨:はい。

2013 INDYCAR レポート 第9戦ミルウォーキー Day1 プラクティス2:プラクティス2もアンドレッティ・オートスポートが1-2! 佐藤琢磨は一気に3番手に躍進

AA強し! しかしその中に割って入ったのは佐藤琢磨!
 ミルウォーキーは2デイ・イベントだが予選前にプラクティスが2回ある。
 太陽が照りつけ続け、路面温度が上がって行く中で2回目のプラクティスは行われた。気温は22℃まで上がっていた。
 トップはまたしてもマルコ・アンドレッティで、2番手もライアン・ハンター・レイと、2セッション続けて同じ顔触れがトップと2番手だった。それだけアンドレッティ・オートスポートのミルウォーキーは強いということだ。

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント41 第9戦ミルウォーキー Day1 プラクティス1:「イニシャルのセットアップがズレてしまっていて、ピットイン、ピットアウトを繰り返すことになりました。それで結構時間を使っちゃったので、まともに周回できたのが数周だけでした。マシンの感じを読み取るのもなかなか難しかったです」

「去年のここでのレース、ドン・ハリディじゃなかったんです」

Jack Amano(以下――):30周を走りましたが、マシンのフィーリングはどうでしたか?

佐藤琢磨:ちょっと……セッションが短かったのもあって、イニシャルのセッティングがよくなかったですね。

――30分間の走行でした。

佐藤琢磨:去年、AJ・フォイト・レーシングはミルウォーキーがあまりよくなかったんですよ。だから今回はかなり変えてきたところもあったんですが、それでイニシャルのセットアップがズレてしまっていて、ピットイン、ピットアウトを繰り返すことになりました。それで結構時間を使っちゃったので、まともに周回できたのが数周だけでした。マシンの感じを読み取るのもなかなか難しかったです。