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Photo:Penske Entertainment |
予選を完全にスウィープした昨年のパロウ
昨年の予選はパロウが3ステージ全てを制する完全制覇!そしてホンダ勢が予選2列目までをスウィープ
昨年は6月の開催だったカリフォルニア州モンテレイにあるウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカでのレース。ポール・シッターはアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)だった。Q1(グループ2)、Q2、Q3で最速ラップを記録しての予選・完全制覇が成し遂げられた。
予選のコンディションは、気温が23℃、路面は57℃とあまり夏らしくないもので、予選の最速ラップ=1分07秒1465は、Q3において、ユーズド・レッドで記録された。今年もどうやら、そんなに暑い週末とはならない予報が出されている。
予選2位はカイル・カークウッド(アンドレッティ・グローバル/ホンダ)。予選3位はフェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク・レーシング/ホンダ)。予選4位はコルトン・ハータ(アンドレッティ・グローバル・ウィズ・カーブ・アガジェニアン/ホンダ)……とホンダ勢が予選トップ4を独占した。この4人は今年の予選でも速いだろう。
シヴォレー最上位はマクラーレンのロッシ
予選5位=シヴォレー勢トップは、カリフォルニアが地元のアレクサンダー・ロッシ(去年はアロウ・マクラーレンで走っていた)。予選6位はクリスチャン・ルンドガールド(こちらはレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダからのエントリーだった)。彼らは今シーズンは新天地からの出場(いずれもシヴォレー・エンジン使用)となっているが、ラグナ・セカで2年連続のQ3進出はなるだろうか?
予選7位で惜しくもQ3を走れなかったのがスコット・マクロクリン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)。彼の先輩チームメイトふたりは、いずれもQ1で敗退。今年も予選では苦しむ可能性が高い。
現在ランキング2位のオーワードはこれまでラグナ・セカでの成績は今一つ
ランキング2番手につけているパト・オーワード(アロウ・マクラーレン/シヴォレー)は、先週末のトロントでシーズン2勝目を挙げ、パロウとのポイント差を三桁から二桁に縮めた。しかし、ラグナ・セカで差を更に縮められるかはビミョーなところだ。昨年のオーワードのラグナ・セカでの予選順位は9位。これはフンコス・ホリンジャー・レーシング/シヴォレーのロマイン・グロジャンのひとつ後ろだった。オーワードのラグナ・セカでの戦歴を振り返ると、2024年は決勝8位。2023年は予選も決勝も9位。2022年は予選5位から決勝8位で、2021年も予選5位だったが、決勝は6位と、まだ表彰台を一度も経験していない。しかし、苦手のトロントを克服したばかりのオーワードは、ラグナ・セカでも同じように昨年までの戦績を大きく上回るパフォーマンスを見せる可能性はある。
パロウの優位は揺るがないか? ハータのパフォーマンスにも注目
ただし、パロウの優位はかなりのものがあるかもしれない。昨年のレースで優勝しているし、2023年は予選5位から決勝3位、2022年は予選11位から優勝、そして、2021年は予選2位から決勝2位と、過去4年で2勝を挙げている上、4シーズン連続で表彰台に上ってもいるのだ。パロウはいわば、現在のラグナ・セカ最強ドライヴァーとも呼べる存在なのだ。
彼に対抗できるのは? その筆頭はハータ。初のフル・シーズン出場を行った2019年にセンセーショナルなポール・トゥ・ウィン(キャリア2勝目)。2021年にもポール・トゥ・ウィンを記録していて、去年は2位だった。
ラグナ・セカは、2019年より前は、しばらくインディーカーのレースを開催していなかった。サン・フランシスコ・エリアにはソノマのレースがあったからだ。それもあって、ラグナ・セカではディクソンをもってしても1回しか勝利を記録したことはなく(2023年)、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)やグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)にこのコースでの優勝歴はない。
今週末は、カルーム・アイロットとロバート・シュウォーツマン(プレマ・レーシング/シヴォレー)の走りにも注目したい。アイロットはJHR時代に予選2位に食い込んだ経験アリ。彼のインプットによってラグナ・セカ用のマシンがうまいこと仕上げる可能性があり、そうできればシュウォーツマンも本領を発揮して……となるかもしれない。
以上
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