2023年7月12日水曜日

2023 INDYCAR レースプレビュー R10 ホンダ・インディー・トロント

異なる路面サーフェスが混在する1周1.786マイル
バンピーな難コースとして知られるトロント公道


 2023年インディーカー・シリーズ全17戦の第10戦目が今週末にカナダのオンタリオ州トロントで開催される。
 州都のダウンタウン南側、オンタリオ湖畔に造られた催し物会場=“エギジビジョン・プレイス”とその周辺道路がHondaインディー・トロントの舞台だ。
 このストリート・コースの全長は1.786マイル=2.874キロメートルあって、コーナー数は11。レースの周回数は85ラップで、距離は151.81マイル=244.31km。
 トロントのコースは舗装の材質がいくつもあり、場所によってグリップの仕方が違うところがドライヴァーたちを悩ませる。特にコンクリート舗装になっている多くのコーナーでは、コーナリング中にグリップ・レヴェルが変わるため、ドライヴィングが難しい。路面はバンピーで、ブレーキングには常に気を使わなければならない。オーヴァーテイク・ポイントはメイン・ストレート・エンドのターン1と、その先のバック・ストレッチ・エンド=ターン3がメイン。ターン3でアウトから仕掛け、ターン4も並走してターン5で前へ……というシーンもよく見られる。

2023年6月27日火曜日

2023 INDYCAR レースプレビュー R9 ホンダ・インディー200・アット・ミッド・オハイオ:ホンダのお膝元イヴェントで3連覇中のペンスキーにホンダ勢が立ち向かう!

Photo:Penske Entertainment (Chris Owens)

ミッド・オハイオでいよいよ今シーズンも折り返し点!

 2023年のNTTインディーカー・シリーズは全17戦。ミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コースで6月30日から7月2日に行われるのがその第9戦で、シーズンのちょうど折り返し点となる。

 ミッド・オハイオでのレースの正式名称は、ホンダ・インディー200アット・ミッド・オハイオ・プレゼンテッド・バイ・ザ・2023アコード・ハイブリッドだ。ホンダのアメリカでの主力車種であるアコードが2023年にフル・モデル・チェンジして登場する(2リッター・ハイブリッド・モデルと1.5リッター・ガソリン・ターボ・エンジン・モデルあり)ということで……。去年のレースは、プレゼンテッド・バイ・ジ・オール・ニュー2023シヴィック・タイプRだった。

2023年6月22日木曜日

2023 INDYCARレポート 6月22日:佐藤琢磨も快走!アイオワテストに20台が結集! 

 ペンスキーとマクラーレンは参加せず

 第8戦ロード・アメリカが終わったばかりだというのに、その3日後の6月21日、多くのインディーカーが全長0.875マイルのアイオワ・スピードウェイでテストを行った。8チーム、20台もが集まってのテストとなった。
 アイオワ・スピードウェイでのレースは、7月22、23日の2日間に2レースを行われる。このコースで速ければ2レースでそれを発揮できるのだから、テストする価値は十分にある。しかし、チーム・ペンスキー/シヴォレーとアロウ・マクラーレン/シヴォレーはテストに参加しなかった。カルーム・アイロット(フンコス・ホリンジャー・レーシング/シヴォレー)も走らなかった。チームメイトのルーキー、アグスティン・カナピーノは走ったが……。ペンスキーとマクラーレンはショートオーバル用セッティングに自信があるということだろう。

2023年6月13日火曜日

2023 INDYCAR レースプレビュー R8 ソンシオ・グランプリ・アット・ロード・アメリカ:新生ロード・アメリカでのレースを制するのは?

Photo:Penske Entertainment (Joe Skibinski)

 今大会を前にロード・アメリカは舗装を全面改修!

 1955年創業のロード・アメリカが生まれ変わった。シリーズで最も長い全長4.048マイルのコースが全面的に新舗装にされたのだ。1995年以来となる改修は大盤振る舞いでピット・レーンにも新しい舗装が敷かれた。1995年は全面新舗装……じゃなかった気がする。全面新舗装だったら関係者の方々、ごめんなさい。

 新しいアスファルトは色が濃く、コース中央に舗装の継ぎ目がある(もちろん段差などないスムーズさにされているが)。そのことによる影響か、コースを走ると広くなったかのような印象を受ける場合もあるようだ。しかし、それは錯覚で、コース幅は新舗装前と一切変わらぬものにしたという。