2022年2月17日木曜日

2022 INDYCARレポート 2月15日:デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRとの初テストを終えた佐藤琢磨

Photo:Penske Entertainment (Chris Owens) クリックして拡大

 佐藤琢磨、走行時間20分を残してテスト終了

 佐藤琢磨はデイル・コイン・レーシング・ウィズRWRに移籍してから初となるテストを2月15日にセブリングで行った。
 寒さの中、朝9時前にインスタレーション・ラップを行い、夕方の5時40分過ぎにマシンを降りた。6時まで20分ほどを残していたが、翌日にシミュレーターでのテストがスケジュールされているため、早仕舞いとしたのだ。
 大急ぎで身支度をして琢磨がサーキットを離れた後、シモン・パジェノーはこの日の最速となるラップを記録した。走行コンディションは良くなっていたということだ。

2022年2月16日水曜日

2022 INDYCARレポート 2月15日:速報! セブリング・テスト2日目 シモン・パジェノーが最速

メイヤー・シャンク・レーシングに移籍したパジェノーがセブリングテスト2日目のトップタイム Photo:Penske Entertainment (Chris Owens) クリックして拡大

天候:晴れ
気温:8~22℃


メイヤー・シャンクのベテラン2人が1-2!

 フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイのショート・コースを使い、昨日に続いて行われたインディーカー・チームのプライヴェイト・テストでは、昨日より日中の気温が高く、午後には強めの風が吹くコンディションとなった。14台が走行し、その中からシモン・パジェノー(メイヤー・シャンク・レーシング)が最速ラップとなる52秒113をマークした。

1-2で走行を終えたカストロネヴェス(右)パジェノーはエキサイトしてヘルメットも脱がずに盛り上がっていた。チームの雰囲気がとても良い Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 夕方6時の走行終了間際、彼は先輩チームメイトのエリオ・カストロネヴェス(メイヤー・シャンク・レーシング)をトップから引き摺り下ろした。カストロネヴェスのベスト・ラップはその少し前に記録された52秒194。彼ら二人を助っ人として起用し、デイトナ24時間レースで優勝したメイヤー・シャンク・レーシングは、その勢いをインディーカーでも保っている。昨シーズンは若手の活躍が目立ったが、今年は彼らを含めたヴェテラン勢の逆襲が見られることとなるかもしれない。

2022年2月15日火曜日

2022 INDYCARレポート 2月14日 :セブリングで大量17台がテスト

マルーカスのテストをピット・スタンドで見守る琢磨 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 2週間を切った開幕戦を睨んで
セブリングプライベートテストに8チーム結集


天候:晴れ
気温:8~18℃

 2022年のNTTインディーカー・シリーズは2月27日決勝のセイント・ピーターズバーグでのストリート・レースだ。そこに照準を合わせたテスト日程は、集めたデータの解析や入念なメインテナンスを考えれば今週のアタマがベスト。そして、バンピーなストリート用のテストとなれば、それはセブリングのショート・コースしか考えられないため、プライヴェイト・テストながら多くのチームが殺到する2日間が実現している。