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2013年10月23日水曜日

2013 INDYCAR レポート:第19戦フォンタナ:2013年シーズンを終えて

2013シーズン表彰式でチャンピオンリングを授与されたディクソン Photo:INDYCAR (Chris Jones)
三度目のタイトルをスコット・ディクソンが獲得!
初タイトルを逃したエリオ・カストロネベスは三度目のランキング2位

 フォンタナでのレースを終えたエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)は、「ひとつの週末が、残念ながら自分たちのポイントにとって致命的になった。誰も予測できないトラブルだった。メカニカルトラブルが出ないよう手は尽くしていたが、1週末でだけトラブルが発生、それが自分たちのチャンピオンシップ喪失に繋がった」と彼なりの分析を披露した。

2013年10月20日日曜日

2013 INDYCAR レポート 第19戦フォンタナ Race Day:優勝はウィル・パワー!5位フィニッシュでスコット・ディクソンが3度目のタイトル獲得!! エリオ・カストロネベスは1周遅れの6位でまたもチャンピオンになれず

パワーはヒューストンに続き最終戦を勝利で締めくくった Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) クリックして拡大
MAV TV500
10月19日 Race Day
天候:快晴
気温:19~28℃

ウィル・パワー、人生最高の勝利
カストロネベス、ピットタイミングに泣く

 1年前のフォンタナでは66周でクラッシュ。ポイントリーダーとして最終戦を迎えながら、3年連続のシリーズ2位となったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だったが、今年のレースでは見事な優勝を飾り、「人生で一番満足の行く勝利だ」と喜びを爆発させていた。
 パワーとは対照的に、彼のチームメイトのエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)はチャンピオンシップを獲り逃し、ガックリ肩を落とした。彼はピットタイミングが悪く、レースの終盤土壇場で周回遅れに陥り、挽回のチャンスを与えられずに6位でのゴールとなったのだ。
 「トップ10フィニッシュを重ねてタイトルを獲得する。それが今年の目標だったが、ヒューストンでのトラブルが僕らをタイトル獲得から遠ざけた。自分たちは力を出し切った。今日のレースでもそうだった。勝つために全力を投入していた。ガナッシとディクソンの勝利を讃えたい」とカストロネベスはコメントした。

「チームの総合力がチャンピオン獲得につながった」と語るディクソン
 ポイント・リーダーとして今年の最終戦を迎えたスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)は5位でゴールし、三度目のシリーズ・タイトル獲得を果たした。
ディクソン、序盤の不振を克服し3回目のタイトル獲得!Photo:INDYCAR (John Cote)クリックして拡大  

2013 INDYCAR レポート第19戦フォンタナ 決勝スターティンググリッド

予選での計測ラップなし、予定外のエンジン交換に対するペナルティ・・・
といった要素を加味して決まった今日のスターティング・ラインナップが以下の通りです。(チームの後ろのアルファベットはエンジン・ブランドの頭文字)

1列目 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)C
    AJ・アルメンディンガー(チーム・ペンスキー)C
    セバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)C

2列目 チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング)H
    ジェイムズ・ジェイクス(レイホール・レターマン・ラニガン・
レーシング)H
    マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)C

3列目 エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)C
    ジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)C
    トニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)C

4列目 カルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)C
    ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)C
    エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)C

5列目 シモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・
モータースポーツ)H
    オリオール・セルビア(パンサー・レーシング)C
    JR・ヒルデブランド(ブライアン・ハータ・オートスポート・
ウィズ・カーブ・アガジェニアン)H

6列目 シモーナ・デ・シルベストロ(KVレーシング・テクノロジー)C
    スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・
レーシング)H
    ジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)H

7列目 ピッパ・マン(デイル・コイン・レーシング)H
    ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・
レーシング)H
    アレックス・タグリアーニ(ターゲット・チップ・ガナッシ・
レーシング)H

8列目 グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・
レーシング)H
    トゥリスタン・ボーティエ(シュミット・ピーターソン・
モータースポーツ)H
    セバスチャン・サーベドラ(ドラゴン・レーシング)C

9列目 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)H

2013年10月19日土曜日

2013 INDYCARレポート 第19戦フォンタナ Day1 ファイナル・プラクティス:最速はマルコ・アンドレッティ!佐藤琢磨は20番手

ファイナルプラクティスでトップタイムをマークしたマルコ・アンドレッティ。ハンター-レイは7番手タイムPhoto:INDYCAR(John Cote)
カストロネベスは2番手タイムと順調

 夕方の6時過ぎ、明日が決勝の最終戦MAV TV500のファイナル・プラクティスが行われた。気温は27℃と日中とほとんど変わらなかったが、日が傾いてから路面温度は急降下。このセッション中に気温を下回り、チェッカード・フラッグが降られた時には24℃になっていた。
 トップタイムとなる32.9135秒=218.755mphを出したのは予選8位のマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)。シーズン最終戦を今シーズン初勝利で締め括ることはできるか?
 2番手は218.745mphを出した予選2位のエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)だった。今のところチャンピオンの座を争う相手、スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)より優位に週末を進めて来れている。

2013 INDYCARレポート 第19戦フォンタナ Day1 予選:ポールポジションはウィル・パワー!佐藤琢磨は予選予選出走せず

空気を読まない?速さでウィル・パワーがポールポジション獲得 Photo:INDYCAR (Chris Jones)

MAV TV500
オートクラブ・スピードウェイ
カリフォルニア州フォンタナ

Day1 予選
天候:快晴
気温:30℃


カストロネベスがトップに立ち、ポールポジションに片手をかけたが……
 フォンタナのスターティング・グリッドはインディー500と同じく3台1列。予選は2周連続のスピードで競われた。
 最初のアタッカー、エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)が217.932mph平均を出し、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が217.958mphでこれを上回ってトップに立った。
 9番目にコース・インしたのはエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)。彼はアタック1周目に220mph台を出し、2周平均を219.677mph平均でトップに立った。ポール・ポジション争いのハードルが一気に引き上げられたのだ。

2013 INDYCARレポート:第19戦フォンタナ Day1 プラクティス1:最速はウィル・パワー! シボレー勢がトップ5を独占!! ホンダのトップはスコット・ディクソンの6番手。佐藤琢磨はクラッシュ

前戦からの好調を維持するかのようにパワーはプラクティスでトップタイムをマーク photo:INDYCAR(Richard Dowdy)
シボレー勢、走行開始早々立て続けにベストラップをマーク

 フォンタナでのプラクティス1回目、トップ・タイムはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の32.5955=平均速度220.889mphだった。このセッションでパワーは39周を走ったが、ベストが記録されたのは4周目だった。
 2番手はトニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)の32.7575秒=219.889mph、3番手はジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)の32.8049秒0=219.479mphと続いた。TKのベストは36周した中の3ラップ目で、ヒンチのベストも38周のうちの3周目だった。
 4番手はAJ・アルメンディンガー(チーム・ペンスキー)、5番手はエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)で、ここまでは全部シボレー・ユーザー。ホンダ勢のトップは6番手につけたスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)だった。タイムは32.9597秒。平均時速は218.495mphだった。トップ10に8台を食い込ませ、シボレーが優位を示していた。


佐藤琢磨、37周目にターン4アウト側ウォールにヒット

 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は37周目のターン4でクラッシュした。その時点までのベストラップは7周目の33秒1528=217.176mphで、25台中の14番手となった。長い時間をかけてリヤサスペンションのセッティング変更を行ってコースに復帰した琢磨は、まだ完全にスピードに乗せ切る前にターン4でグリップを失いスピン、アウト側ウォールにヒットし、コース内側の芝生のエリアにストップした。
 フォイト・チームはガレージに戻されたマシンをチェックし、タブにダメージが無い事を確認、修理に取りかかった。しかし、琢磨は予選に出走せず、夕方のファイナル・プラクティスから走り始めることとなる可能性が高い。
 このセッションにはもう1台のアクシデントがあった。スポット参戦のピッパ・マン(デイル・コイン・レーシング)が僅か8周目にしてクラッシュした。
以上

2013年10月17日木曜日

2013 INDYCAR レポート 第19戦フォンタナ:フォンタナの歴代ウィナーから見る今年の今年のチャンピオン争いの行方

フォンタナ初代ウイナーはマーク・ブランデル

 オート・クラブ・スピードウェイ=カリフォルニア・スピードウェイは、全長2マイルのスーパースピードウェイ。所在地はカリフォルニア州ロサンゼルス郊外(といっても結構遠い)のフォンタナです。
 このコースでインディーカー・レースが行われ始めたのは、CART時代の1997年でしたね。アメリカ・レース界がちょっとしたバブル景気にあった頃で、次々とオーバルコースがオープンした、その中のひとつでした。
 栄えある最初のウィナーとなったのはマーク・ブランデル。元F1ドライバーも今やポッチャリ体型になり、マイク・コンウェイのマネージャーなんぞを務めております。ヒューストンにも来ておりました。
 その後のウィナーたちを見ると、1998年が現KVレーシング・テクノロジー共同オーナーのジミー・バッサー。1999年は元チーム・オーナーのエイドリアン・フェルナンデス。2000年はクリスチャン・フィッティパルディ、2001年はクリスチアーノ・ダ・マッタと続きます。

複数回優勝はエイドリアン・フェルナンデスとサム・ホーニッシュJr.

 2002年はCARTとIRLの両方がレースを開催して、CARTではバッサーが2勝目。IRLでは今やストックカー・ドライバーとなっているサム・ホーニッシュJr.が優勝しました。
 2003年はIRLだけの開催で、サムホが連覇。この頃の彼は一昨年とかのロードコースにおけるウィル・パワーぐらい強烈に速かったぁ……ストックカーだとクラッシュばっかりのサムホだけど。
 2004年にはフェルナンデスが2勝目。そして2005年にはダリオ・フランキッティが勝って、いったんフォンタナでのレース開催はストップになりました。このコースがNASCAR系列の所で、インディーカーは商売敵だってことで地元でのプロモーションをほとんどやらなかったんです。それに腹を立てたインディーカーの社長=ラインディ・バーナードが英断を下し、NASCAR系コースでのレース開催を全面的にストップしたんです。彼の前任者にはそういう勇気ある決断、全然できなかったんですけどね。ブライアン・バーンハートって名前の人です。


 その後、NASCARとインディーカーの間の確執も幾分和らいで、フォンタナのコースの改修もなって、2012年からインディーカーのレースがまた行われるようになっています。インディーカーというメジャー・シリーズのレースを開催、盛り上げさせれば利益が上がる。そんな当たり前のことに彼らもようやく気づいたというか、NASCAR人気の上にあぐらをかいてると儲からなくなっちゃう……という危機感を近頃は抱いているってコトでしょう。
 

7年ぶり復活の昨年はDW12でエキサイティングな高速バトルに

 去年のフォンタナは、チャンピオン争いも緊迫した状況だった上に、新型シャシーと新エアロ・パッケージによって、「これこそインディーカー!」という高速オーバルレースが繰り広げられました。そして、このバトルで勝利したのが、なんと、エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)だったんです。そして、タイトル争いはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が制しました。2位はフランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)、3位はスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)。因みに、ポールシッターはマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)でした。ポイントトップでフォンタナ入りしたパワーは、序盤にしてクラッシュ、リタイアという一人相撲。見かけによらずプレッシャーに弱いじゃないか……との印象を世間に与えました。
ペンスキー、意外にもフォンタナ未勝利!

 今年もフォンタナは最終戦で、チャンピオン争いは決着がついていません。ポイントリーダーはディクソンで、2位はエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)。大雑把に言うと、上位でフィニッシュした方がチャンピオンになるという状況……より若干ディクソンが優位って感じになってます。
 マニュファクチャラーズタイトルもかかった戦い、果たしてシボレー・エンジンはフォンタナでもパワーで優位にあるんでしょうか? それとも、燃費のアドバンテージを持つホンダが新スペックでパワー面でも巻き返して来るのでしょうか??
 ガナッシ対ペンスキーという観点からですと、フォンタナでガナッシは勝ってますが、ペンスキーは意外や優勝経験がないんです(このコースを作ったのはペンスキー系列だったんですけどねぇ)。去年のフォンタナでの2チームを比較すると、ガナッシの方が成績は良かったんです。2人が表彰台に上りましたから。ところが、今年の高速オーバルでの成績で比べますと、ペンスキーはエリオがテキサスで1勝してまして、インディーでもペンスキー勢の方がパフォーマンスは良かったんです。さぁて、プレッシャーが大きくのしかかる状況での両者、今年のフォンタナでは果たしてどんな戦いぶりを見せてくれるんでしょうか。


タイトル経験のないカストロネベスの走りに注目


 エリオはタイトル未経験で、ディクソンはすでに二度獲ってます。ペンスキー勢の最後のタイトルは2006年のサムホ。彼の後、ブリスコーとパワーがあと一歩のところでタイトルを取り逃してます。「ビッグタイトルってのは、来た最初のチャンスにズバッと一発で獲らないとダメ」という説があります。ブリスコーはペンスキーから放出され、パワーは三度取り逃した後(これはこれですごいんですが……)はランキングトップ10入りも危ういシーズンを過ごしました(今年)。
 なお、今年のフォンタナでは、トニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)=今年のインディー500ウィナーかディクソン=今年のポコノ400ウィナーが勝つと25万ドルもの賞金がファジーズ・ウォッカから贈られます=トリプル・クラウンのうちの2レースを勝ったということで。

以上

2013年10月16日水曜日

2013 INDYCARレポート 第19戦フォンタナ:佐藤琢磨 フォンタナに向けて 「上位で完走できたら最高です。しかし究極の目標は優勝。そして、それは不可能ではないと考えています」

佐藤琢磨にQ
(AJ・フォイト・エンタープライゼスのプレス・リリースより)


「フォンタナはレーシングラインがいくつもある素晴らしいコース」
――オート・クラブ・スピードウェイについて
佐藤琢磨:フォンタナは素晴らしいオーバルコースだと思います。確かにバンピーですし、チャレンジングですが、レーシングラインはいくつもあり、マシンのバランスや路面のコンディションによって低いラインも高いラインも採用できます。これはすごいことで、スピードを大きく落とさずにこのような走りが実現できるコースって、あまり多くは存在しないんです。だからファンはサイド・バイ・サイドの戦いやリードチェンジを数多く見ることができると思います。僕は去年、初めてのフォンタナを楽しみました。

2013年10月7日月曜日

2013 INDYCARレポート 第18戦ヒューストン RaceDay 決勝:ウィル・パワーが今季2勝目!スコット・ディクソンが2位フィニッシュでポイント・リーダーに!!

ディクソンとの激しいバトルを制したパワー。久々にファイターの本領発揮 Photo:INDYCAR (Bret Kelley)
9番グリッドからスタートのパワー、ディクソンとの激戦を制す
 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が久しぶりに彼らしいファイターぶりを見せつけての優勝を飾った。9番グリッドからスタートしての優勝だ。中でもスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)に対する40周目のパスは見事だった。リスタート直後のターン3で豪快にインへと飛び込み、パワーはトップに立った。

パワーとディクソンはピットでも激しい争いを繰り広げた Photo:INDYCAR (Bret Kelley)クリックして拡大

 ディクソンはトロントに続くダブルヘッダー・スウィープを記録するため、最後までチャンスを伺っていた。しかし、チャンピオン争いのまっただ中にいる彼は不必要なリスクを避けねばならず、2位でのゴールを受け入れた。

2013 INDYCARレポート 第18戦ヒューストン Race Day 決勝スタート・タイヤ更新版:なんとプライマリータイヤ装着は二人だけ!

1 エリオ・カストロネベス NEWオルタネート
2 スコット・ディクソン NEWオルタネート
3 シモン・パジェノー NEWオルタネート
4 マルコ・アンドレッティ NEWオルタネート
5 ライアン・ハンター-レイ NEWオルタネート
6 ジャスティン・ウィルソン NEWオルタネート
7 ダリオ・フランキッティ NEWオルタネート
8 ジェイムズ・ヒンチクリフ NEWオルタネート
9 ウィル・パワー NEWオルタネート
10 チャーリー・キンボール NEWオルタネート
11 トニー・カナーン NEWオルタネート
12 EJ・ビソ NEWオルタネート
13 セバスチャン・ブルデイ NEWオルタネート
14 ジョセフ・ニューガーデン NEWオルタネート
15 佐藤琢磨 NEWオルタネート
16 マイク・コンウェイ NEWオルタネート
17 シモーナ・デ・シルベストロ NEWオルタネート
18 エド・カーペンター NEWオルタネート

19 グレアム・レイホール NEWプライマリー
20 ジェイムズ・ジェイクス USEDオルタネート
21 オリオール・セルビア NEWオルタネート
22 トゥリスタン・ボーティエ NEWオルタネート

23 ルカ・フィリッピ USEDオルタネート
24 セバスチャン・サーベドラ NEWプライマリー

USEDオルタネートが二人。他のオルタネートは全部NEW。
NEWプライマリーが二人=プライマリー採用はこの二人だけ!

2013 INDYCARレポート 第18戦ヒューストン Race Day 決勝スタート・タイヤ:なんとプライマリータイヤ装着は二人だけ!

1 エリオ・カストロネベス オルタネート
2 スコット・ディクソン オルタネート
3 シモン・パジェノー オルタネート
4 マルコ・アンドレッティ オルタネート
5 ライアン・ハンター-レイ オルタネート
6 ジャスティン・ウィルソン オルタネート
7 ダリオ・フランキッティ オルタネート
8 ジェイムズ・ヒンチクリフ オルタネート
9 ウィル・パワー オルタネート
10 チャーリー・キンボール オルタネート
11 トニー・カナーン オルタネート
12 EJ・ビソ オルタネート
13 セバスチャン・ブルデイ オルタネート
14 ジョセフ・ニューガーデン オルタネート
15 佐藤琢磨 オルタネート
16 マイク・コンウェイ オルタネート
17 シモーナ・デ・シルベストロ オルタネート
18 エド・カーペンター オルタネート

19 グレアム・レイホール プライマリー
20 ジェイムズ・ジェイクス オルタネート
21 オリオール・セルビア オルタネート
22 トゥリスタン・ボーティエ オルタネート
23 ルカ・フィリッピ オルタネート

24 セバスチャン・サーベドラ プライマリー

 今回、プライマリー装着はレイホールとサベードラの2人だけ! ここまで明確に差が出たケースは記憶がない。ただし、レースはウェットタイヤでのスタートになる可能性もある。なお、ウェットタイヤが使用された途端、レース中の2種類のタイヤ使用義務は消滅する。

*昨日のレース、ライアン・ハンター-レイはブラックでのスタートを申告していたが、ダミー・グリッドではNEWオルタネートを装着していた。しかし、レースには申告通りにブラックで出走。グリッドでスタート直前、私がタイヤのチェクを行った後にタイヤ交換が行った。

2013 INDYCARレポート 第18戦 ヒューストン RaceDay 決勝:一転、レース2のポールポジションはエリオ・カストロネベスのものに

ダブルヘッダーは一つのレースとみなされ
16戦までのエントラントポイントでグリッド決定に

 雨により予選のキャンセルが決定され、エントラント・ポイントによりスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)にポールポジションが与えられるとインディーカーは発表した。プレスルームにはディクソンが招かれ、ポール・スタートに関して短い会見も行われた。9時20分頃のことだった。そのすぐ後、ガレージに戻ったディクソンは、ベライゾンP1賞獲得の記念撮影を行った。
 とこがその約1時間後、インディーカーの女性プレス・オフィサーが、「やっぱりポールポジションはエリオ・カストロネベスです~」との発表を行った。その理由は、インディカーのルールブックに明記されているという。ダブルヘッダーはシリーズの公式戦2レースで構成されるものの、ひとつのイベントとして捉えられる。そのため、エントラント・ポイントでのグリッド決定がなされる場合には、それが仮に週末の2レース目であっても、1レース目の終了時点のポイント・スタンディング(エントラント・ポイントの)ではなく、今週末を迎えた時点、即ちボルティモアでの第16戦終了時点のものが採用されるということだ。予選が行われなかったので、ポール獲得によるシリーズ・ポイント1点がカストロネベスに与えられることはないが……。

2013 INDYCAR レポート 第18戦ヒューストン:カラーリングガイド その2

ブルデイを上回る斬新なメタルカラーで登場したニューガーデンのマシンは必見! Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 
今回、デイルコインから出場のコンウェイは、おなじみのゾニーズBBQレストランの赤白カラーリング Photo:INDYCAR (Bret Kelley)クリックして拡大
ボーティエは、アンジーズリストという建築業や医療などのレビューサイトがスポンサーに。イエローとライムグリーンのカラーリングで印象を一新 Photo:INDYCAR (Bret Kelley)クリックして拡大
レイホールは、電子タバコBLUのスポンサーはそのままに、カラースキームを黒に変更 Photo:INDYCAR (Chris Jones)クリックして拡大

2013 INDYCAR レポート 第18戦ヒューストン:カラーリングガイド

ヒューストンダブルヘッダーには、スペシャルカラーリングが数多く登場している。
すでに、レース1でチェック済みと思いますが、レース2決勝前に、いくつかおさらいしてみよう。

ポイントリーダーのカストロネベスは、おなじみのシェルカラー。今回のイベントの冠だ。Photo:INDYCAR (John Cote)

2013 INDYCARレポート 第18戦ヒューストン Race Day:レース2の予選は雨のためキャンセルに

ディクソンはダブルヘッダー2戦目をポールポジションからスタートすることに Photo:INDYCAR (Chris Owens)
決勝グリッドは昨日の第17戦までのエントラントポイント順に
 テキサス州ヒューストンの土曜日は前日までとは打って変わって曇り空だった。インディーカーの予選は8時45分開始の予定だったが、その直前に雨が降り始めた。
 雨は短時間だが強く降り、コース上に多くの水たまりができたため、9時20分、インディーカーは予選開催を断念した。そして、レース2のスターティング・グリッドは昨日開催されたシリーズ第17戦までのエントラント・ポイントによって決められることになった。

2013年10月6日日曜日

2013 INDYCARレポート 第17戦ヒューストン Day2 決勝:ランキング2位のスコット・ディクソンが今季4勝目をマーク!ランキング・トップのエリオ・カストロネベスは18位で、二人のポイント差は僅か8点!! そしてホンダがついにマニュファクチャラーでシボレーを逆転!

AJフォイトから手渡されたウイナー用カウボーイブーツを履き、会心の笑顔 Photo:INDYCAR (Chris Jones)
10月5日
天候:快晴
気温:32~33℃


PPスタートの佐藤琢磨、不運なパンクに見舞われる

 スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が、三度目のシリーズ・タイトル獲得に向けて、改めて強い意欲を見せた。シーズン終盤に入ってからの3連勝で一気にタイトル争いへと名乗りを上げたディクソンだったが、ソノマとボルティモアで続けてシリーズ主催者による不可解な裁定が重なり、残り3戦で49点という大量のポイント・リードをエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)につけられてしまっていた。しかし、ヒューストンのダブルヘッダー第1戦でディクソンは見事優勝。ポイント差を一挙に8点にまで縮めてみせた。
ポールシッターの佐藤琢磨がレースをリードしたが…… Photo:INDYCAR (John Cote) クリックして拡大

 予選3位だったディクソンは、スタートでもそのポジションをキープ。ポールスタートの佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)がタイヤパンクでピットへと消えたことでウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の後ろの2位へとひとつ順位を上げた。

2013 INDYCARレポート 第17戦Day2 決勝スタート・タイヤ:予選上位3人は新品のレッドでスタート!

1 佐藤琢磨 NEW  レッド
2 ウィル・パワー NEW レッド
3 スコット・ディクソン NEW レッド

4 シモン・パジェノー USED レッド
5 シモーナ・デ・シルベストロ NEW ブラック
6 ジェイムズ・ヒンチクリフ NEW レッド
7 ルカ・フィリッピ USED レッド
8 EJ・ビソ USED レッド
9 ジェイムズ・ジェイクス NEW ブラック
10 マルコ・アンドレッティ USED レッド
11 マイク・コンウェイ NEW レッド
12 ジャスティン・ウィルソン USED レッド
13 トニー・カナーン USED レッド
14 セバスチャン・ブルデイ NEW ブラック
15 ライアン・ハンター-レイ NEW レッド
16 チャーリー・キンボール NEW ブラック
17 オリオール・セルビア NEW ブラック
18 ジョセフ・ニューガーデン NEW レッド
19 セバスチャン・サーベドラ NEW ブラック
20 ダリオ・フランキッティ NEW ブラック
21 エリオ・カストロネベス NEW ブラック
22 エド・カーペンター NEW レッド
23 トゥリスタン・ボーティエ NEW レッド

24 グレアム・レイホール NEW ブラック

2013 INDYCARレポート 第17戦ヒューストン Day2 予選:佐藤琢磨、チーム地元ヒューストンで今シーズン初のポールポジション獲得!

御大とともにPPの記念撮影 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

天候:快晴
気温:30℃


第2グループでアタックした琢磨、
ブラックでコースインしていきなり好タイムをマーク


 ターン1のバンプが問題とされ、金曜日にはシケインを設けてのプラクティスが2回行われたが、予選はシケインなしで決行されることになった。土曜日の朝に10分間だけのプラクティスが急遽用意され、状況が改善されているとの確認がなされたからだった。
 予選は出場24台を2グループに分けて行われた。
 後に走る2グループ目の方が路面コンディションが良かった上、赤旗による中断も一切なかったことから、2グループ目からポールポジション獲得ドライバーは誕生した。それは佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)だった。
 琢磨はブラックタイヤでコース・インし、グループ1のトップタイムより速い1分0秒9974という素晴らしいラップ・タイムを出してトップに立った。ピットでレッドタイヤに交換している間に順位は2番手に下がったが、琢磨はレッドでの3周目に1分0秒4535を出してトップに復帰。このタイムが破られることはなく、今季初、キャリア3回目、2011年のエドモントン以来となるポールポジション獲得がなった。
 第1グループでトップだったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が1分1秒1524で予選2番手となり、フロント・ロウ外側グリッドを得た。
 「チームの地元でポールポジションを獲得できて嬉しい。クルーたちが素晴らしい力を発揮してくれたおかげだ。開幕前からヒューストンでのレースでは頑張りたいと考えていた。AJは思ったよりも長いこと現場を離れていて、今回からピットに復帰してくれている。そういう状況でポールを獲れたことも嬉しい」と琢磨は語った。

2013 INDYCARレポート 第17戦、18戦ヒューストン Day2プラクティス3:急遽行われたプラクティスでパワーがトップタイムをマーク。佐藤琢磨は10番手。

シケインなしのコースレイアウトを10分間の走行で確認

 土曜日を迎えたヒューストンでは、急遽プラクティス3が10分間だけ開催された。
 路面を削ってバンプを小さくしたシケインが安全なものとなっているかと、シケインなしでのレイアウトでのマシン・セッティングの確認を行う目的でインディーカー・シリーズ出場全車に走るチャンスを与えられたのだ。
 ここでトップ・タイム=1分0秒8275を出したのはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)で、2番手にはシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)が0.4920秒差の1分1秒3195でつけた。
  3番手は1分1秒3411を出したルーキーのルカ・フィリッピ(ブライアン・ハータ・オートスポーツ・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)。4番手には昨日のプラクティス1で6番手、プラクティス2で7番手につけていたジェイムズ・ジェイクス(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。5番手はマイク・コンウェイ(デイル・コイン・レーシング)=1分1秒4373だった。
 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は1分1秒5672のベストを8周したうちの7周目に記録し、10番手だった。

2013年10月5日土曜日

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント65 第17戦、第18戦ヒューストン Day1プラクティス2:「セッティングをするたびに良くなっています。セッションの最後、トラフィックで最終セクターが確認できなかったのが残念ですが、今あるデータでクルマを仕上げようとおもいます」」

8ターンを通過する佐藤琢磨 Photo:INDYCAR (Chris Owens)
シェル・アンド・ペンゾイル・グランプリ・オフ・ヒューストン
テキサス州ヒューストン 
M.D.アンダーソン・キャンサーセンター・レースウェイ・アット・リライアントパーク
1周=1.683mile×90周(153mile)
10月4日 Day1 プラクティス2 1分05秒9496 14位 15周走行


「シケインは限界を探りながら走りました」

Jack Amano(以下――):プラクティス2は路面が随分と良くなってきた感じでしたか?

佐藤琢磨:大分グリップしてくるようになりましたね。

――クルマの方はどうですか?

佐藤琢磨:クルマもピットに入ってセッティングを進める度に良くなっています。ただまぁ、セッティングを大きく振ってはいなくて、サーキットに対する慣熟と、トラックコンディションのレベルアップに伴ってラップタイムしているという感じです。