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金曜の夜にメキシカン大好きのグスタヴォが到着。泊まっている街=クリアウォーターのレストランをリサーチ。当然、スペイン語を話す彼がその担当。狙いをつけた店は、行ってみるとスーパーマーケットのフードコートみたいな感じでやってるレストランだった。それでも料理は本格的で、写真のモルカヘーテを注文。減点はマルガリータがドリンクのメニューになかったところぐらい。
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金曜の夜にメキシカン大好きのグスタヴォが到着。泊まっている街=クリアウォーターのレストランをリサーチ。当然、スペイン語を話す彼がその担当。狙いをつけた店は、行ってみるとスーパーマーケットのフードコートみたいな感じでやってるレストランだった。それでも料理は本格的で、写真のモルカヘーテを注文。減点はマルガリータがドリンクのメニューになかったところぐらい。
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今回のオルタネート・タイヤはグリーンのサイドウォール。ファイアストンが栽培している植物を原料にしたサステイナブルなラバーがサイドウォール部に使われているから。素晴らしい技術なんだけれど、この色だとサイドウォールが黒いプライマリー・タイヤとの識別が難しくて……。
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今年はタンパ空港を利用。インディーカー開幕戦に続けてセブリング(シーブリングってアメリカでは発音してますけどね)にスポーツカー耐久レース行くんだったら、オーランドウ空港利用となりますが。オーランドウはディズニー・ワールドがあるので、空港がデカいし、やたら混みますが、タンパのはコンパクト。
混雑し過ぎのパドックでやっと発見。テント下でメインテナンスを受けるところで初めて撮影できた"ビースト"の全貌をご覧ください。
ボディの剛性を確保するためにドアは半分だけしか開かないようにして、上に跳ね上がるように=バタフライ・ガルウィング(?)風に開きます。
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HPDの最新プロジェクト、2024年デビュー予定のインディーカーのハイブリッド・パワー・ユニット搭載HONDA C-RV。
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スタート直後にマルチクラッシュ発生
赤旗中断でレースは波乱の幕開けに
シーズン最初のレースは、スタート直後に多重クラッシュ発生。横を向いて止まったデヴリン・デフランチェスコ(アンドレッティ・スタインブレナー・オートスポート/ホンダ)のマシンにベンジャミン・ピーダーセン(AJ・フォイト・エンタープライゼス/シヴォレー)がハイスピードでノーズからヒット! それはデフランチェスコ車がロールバーの高さ以上に高く飛び上がる衝撃的アクシデントで幕を開けました。1周目にしてサンティーノ・フェルッチ(AJ・フォイト・エンタープライゼス/シヴォレー)、エリオ・カストロネヴェス(メイヤー・シャンク・レーシング/ホンダ)、シモン・パジェノー(メイヤー・シャンク・レーシング/ホンダ)もリタイア。スティング・レイ・ロブ(デイル・コイン・レーシング・ウィズRWR/ホンダ)、フェリックス・ローゼンクイスト(アロウ・マクラーレン/シヴォレー)もこのアクシデントでマシンにダメージを受け、後退を余儀なくされました。
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日本特殊陶業の新英文商号「Niterra(ニテラ)」は、ラテン語で「輝く」を意味する「niteo(ニテオ)」と、「地球」 terraを組み合わせた造語。持続可能な社会への貢献し、地球環境全体を輝かせる企業となるという意味が込められている クリックして拡大 |
オーヴァルに映えるNiterraカラー!
3月22日、日本特殊陶業株式会社が、2023年シーズンの米国インディーカー・シリーズのうち、インディ500を中心としたオーヴァル・レースに参戦するレーシング・ドライヴァー佐藤琢磨(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)にスポンサーとして協賛することを発表しました。そのメディア向けリリースで日本特殊陶業(株)は、協賛の趣旨を以下のように記しています。
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当社は2023年4月1日から英文商号を「Niterra Co.,Ltd.」に変更することにともない、当社グループは新たに「Niterraグループ」として、生まれ変わります。
当社は長年、レーシング・ドライヴァーの佐藤琢磨選手を応援しています。この度、佐藤琢磨選手が参戦するインディーカー・シリーズ第2戦テキサスでは、当社がプライマリー・スポンサーを務め、「Niterra」を配した特別カラーリングのマシンで参戦いたします。
佐藤琢磨選手が3度目のチャンピオンを目指しチャレンジするインディー500を含めたオーヴァル・レース5戦を通じて、大勢の方々に新しく生まれ変わった「Niterra」とともに、スパーク・プラグを中心としたブランドである「NGK」、セラミック関連製品のブランドである「NTK」を知っていただく絶好の機会と捉え、この度スポンサーとして協賛することといたしました。
日本特殊陶業は今後も、さまざまなモータースポーツへのスポンサーシップを通じて、ブランドのさらなる浸透を図るとともに、モータースポーツの振興に貢献してまいります。
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今回発表されたのは、佐藤琢磨にとって今シーズン最初のレースとなるテキサス・モーター・スピードウェイでのPPG 375用のカラーリングということです。その後のインディー500でのカラーリングがどのようなものになるのかは、今後のお楽しみ、ということですね。
黒・白・緑のトリコロールは、セイント・ピーターズバーグでの開幕戦に似たカラーリングのマシンがいなかったので、テキサスでの高速オーヴァル・レースでもパッと見つけ易いのでは? と思います。ノーズ及びマシン上部は黒、それ以外は白とNitteraのコーポレート・カラーであるアース・グリーン。Nittera の新ロゴはサイドポッド、フロント&リヤ・ウィングに大きく表示され、フロント・ノーズ、タイヤ・ランプにも載せられます。また、サイドポッド、リヤ・ウィング、フロント・ノーズ、そしてタイヤ・ランプにはNGKスパークプラグとともにNTKテクニカル・セラミクスのロゴも並べられます。
以上
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ピットで談笑する琢磨とデイル・コイン。二人の笑顔、肩をポンポンと叩くスキンシップなどから、彼らの関係が悪化して琢磨がチームを離れたのではないとわかる。状況が激変したために琢磨はチップ・ガナッシ・レーシングで3回目のインディー500優勝を狙うことになった。それは素晴らしいこと。でも、もしデイルのチームに残って、インディーでの勝利を彼らとともに掴むことができたら、それはまた違った大きな、大きな喜び、達成感を得られただろうなぁ……とも思う。AJ・フォイトのチームに久々の勝利をもたらしたロング・ビーチ、凄く感動的だったし、インパクトは大きかった。
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アンドレッティ・オートスポートでのインディー500優勝時にコンビを組んでいたエンジニア(KVレーシング・テクノロジー時代にも)、ギャレット・マザーセッド(去年からメイヤー・シャンク・レーシング/ホンダでシモン・パジェノー担当)と。真ん中は琢磨のパーソナル・マネジャー=スティーヴ・ヒューザック。
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“グリーン・タイヤ” 初見参
まず最初に書いておきます。今回のレポートでは、インディーカー・レースで使用されるタイヤの種類について、省略形を使った方が便利な時は、プライマリー・タイヤを“黒”、“ブラック(・タイヤ)”と表記し、サイドウォールにグリーンのリボンが貼られるオルタネート・タイヤは “緑”、“グリーン(・タイヤ)”と表記します。あの緑のリボン、走り出しちゃうとプライマリーの黒いタイヤとの識別が難しくて困るんですけど、ブリヂストン・ファイアストン社の画期的技術=グアユールという北米産植物を原料としたラバーのレーシング・タイヤへの導入には敬意を表します。第3戦ロングビーチからも同様の表記としますが、グアユールを使っていないオルタネート・タイヤが供給されるレースでは昨年までと変わらず、それらを“赤”、もしくは“レッド(・タイヤ)”と書きます。それらのタイヤはサイドウォールのリボンが赤ですし……ね。
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波乱の開幕戦を制したエリクソンとチップ・ガナッシ。プラクティス1から好調を維持していたアンドレッティ勢はスピードを結果につなげられなかった Photo:Penske Entertainment クリックして拡大 |
トップ5はオルタネート
1 グロジャン オルタネート
2 ハータ オルタネート
3 オーワード オルタネート
4 エリクソン オルタネート
5 カークウッド オルタネート
6 マクロクリン プライマリー
7 パロウ オルタネート
8 ローゼンクヴィスト プライマリー
9 ディクソン プライマリー
10 パワー プライマリー
11 ルンドガールド オルタネート
12 ロッシ プライマリー
13 アームストロング オルタネート
14 ニューガーデン プライマリー
15 カストロネヴェス オルタネート
16 マルーカス オルタネート
17 フェルッチ プライマリー
18 デフランチェスコ オルタネート
19 ハーヴィー オルタネート
20 レイホール プライマリー
21 カナピーノ オルタネート
22 アイロット プライマリー
23 ロブ オルタネート
24 ヴィーケイ オルタネート
25 パジェノー オルタネート
26 デイリー オルタネート
27 ピーダーソン プライマリー
ハータ、初日からの好調を維持
曇りがちな空の下、午前9時に始まったウォーム・アップ・セッション=ファイナル・プラクティスは、気温が25℃、路面温度29℃で、風は一昨日、昨日より穏やかなコンディションで行われました。
出場者たちはプライマリー・タイヤ、オルタネート・タイヤの両方を使い、30分間のセッションで周回を重ね、最速ラップとなる1分00秒5886をコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート・ウィズ・カーブ・アガジェニアン/ホンダ)が記録しました。セッション終盤、タイヤはオルタネートを使用してのことで、20ラップをこなしたうちの15周目に記録されました。
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アンドレッティ勢、ファスト6に3台進出
好調ハータを制してグロジャンが通算2回目のPP
昨シーズンまでより1セット多い、3セットのオルタネート・タイヤを使って行われた初めての予選、ポール・ポジションを手にしたのはインディーカー参戦3年目の元F1ドライヴァー、ロマイン・グロジャン(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)でした。彼の記録したベストは59秒5532。昨年樹立されたコース・レコード(ウィル・パワー=59秒3466)には僅かに及びませんでした。
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2日目もハータは好調をキープ Photo:Penske Entertainment クリックして拡大 |
今季からオルタネート・タイヤ5セットの新ルール適用
植物由来のコンパウンドで、サイドウォールはグリーン!
土曜日。またも快晴。午前10時10分のスタートだったというのに気温はすでに27℃、路面温度は36℃もあり、風は昨日と比べるとかなり穏やか……というコンディションとなりました。
今年からオルタネート・タイヤは去年までより1セット多い5セットが供給されることとなっています。各エントラントには予選までに4セット、予選後に1セットが供給されます。プラクティス2終了後に1セットをファイアストンに返却するルールは今年も存在しますが、予選前に行われるプラクティス2回で、いつ、何セットを使うかはチーム次第というルールに変わりました。
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エンジニアのエリック・カウディンとピット・ボックス内で話す琢磨 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
今年のオーヴァル・レースにチップ・ガナッシ・レーシング/ホンダから出場することが決定している佐藤琢磨が、開幕戦のセイント・ピーターズバーグに姿を現した。彼は今週のレースに出場しないが、カー・ナンバー11をシェアするルーキー、ロード&ストリート・レースを受け持つマーカス・アームストロングのピット・ボックスでエンジニアのエリック・カウディンの横に陣取り、ヘッドセットを着けてプラクティス1を見守った。セッション終了直後に彼に聞いた。
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Photo:Penske Entertainment (Chris Owens) クリックして拡大 |
真夏を思わせる天候の下、午後3時15分にプラクティス開始
2023年のNTTインディーカー・シリーズがついに開幕しました。今日、3月3日の午後3時15分に開幕戦最初のプラクティスがフロリダ州セイント・ピーターズバーグのダウンタウンに作られた全長1.8マイルのストリート・コースで行われたのです。3月初旬ですが、フロリダはもう夏のような天候となっており、今日のプラクティス開始時の気温は27℃もあり、路面温度は42℃に達していました。日差しは強く、強めの風が吹いたセッションは時間の経過と共に気温、路面温度ともにゆっくりと降下していきましたが、走行終了時でも気温は26℃と高いままでした。
先日、ジャック・天野が現地取材したインディーカー・シリーズの2023年スプリング・トレイニングが、GAORAにて放送されます。是非ご覧ください。
開幕直前! インディカー・シリーズ2023
ザ・サーマル・クラブ合同テスト・リポート
初回放送:2月25日(土) 23:00 ~ 24:00
再放送 3月2日(木)24:00 ~ 25:00
3月5日(日) 25:00 ~ 26:00
3月6日(月)19:00 ~ 20:00
https://www.gaora.co.jp/motor/3645040
以上
LAXのアラモで出て来た三菱ミラージュ。日本でも売ってるそうで…… Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
マスクを外してロスに到着!
インディーカーの開幕前・合同テスト取材のために渡米したのは1月30日でした。
成田空港ではみんなマスク着用でしたが、機内に入ったら多くの人がマスクなしに。ユナイテッド航空のフライト・アテンダントさんたちは常時マスクを着けてましたけどね。
GAORAのディレクターI氏と私の乗った飛行機が降り立ったのはロス・アンジェレス国際空港。今年のテストはそこから内陸に2時間ほど入ったパーム・スプリングス近郊にあるザ・サーマル・クラブというサーキットで行われます。
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チップ・ガナッシ、実に5個目のベイビー・ボーグ
ザ・サーマル・クラブでのNTTインディーカー・シリーズ・スプリング・トレイニング1日目が終えってすぐ、パドック内のパーティ会場(ミーティング・ルームと呼ぶにはあまりに豪華で、“こんなものまであるのか、会員制サーキットには”と感嘆)で2022年インディアナポリス500ウィナーであるマーカス・エリクソンと、そのチーム・オーナーのチップ・ガナッシにベイビー・ボーグ・トロフィーが授与されました。インディー500の優勝トロフィーはウィナーの顔の彫像が取り付けられますが、ウィナーたちが受け取るのはそのミニチュア版なのです。
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ザ・サーマル・クラブのコースを疾走するチップ・ガナッシのルーキー、マーカス・アームストロング Photo:Penske Entertainment (Chris Jones)クリックして拡大 |
アキュラでデイトナ2連勝!チーム通算3回目の総合優勝
第61回ロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間レース)=IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ開幕戦=が行われ、メイヤー・シャンク・レーシングのアキュラARX-06が優勝した。2012年にマイケル・シャンク・レーシングとしてライリー/フォードでデイトナ24時間初優勝を飾り、2018年にメイヤー・シャンク・レーシングとなってからは、昨2022年にDPiカテゴリーをアキュラARX-05で制してデイトナ2勝目。今回が3回目の総合優勝だった。
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チップ・ガナッシのカーナンバー11のロード&ストリート戦に参戦することとなったマーカス・アームストロング。オーバル戦に出場する佐藤琢磨のいわば反対番をルーキーが務めることに Photo:Chip Ganassi Racing クリックして拡大 |
いよいよ2023年シーズンが開幕!
2023年シーズンが始まります。今週末にフロリダ州デイトナ・ビーチでIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの開幕戦=第61回ロレックス24・アット・デイトナの予選が行われるんです。いわゆるデイトナ24時間レースですね。決勝は次の週で、スタートが28日、ゴールが29日です。
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Photo:Penske Entertainment |
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
新年早々、ビッグ&グッド・ニュースが飛び込んで来ました。"アンドレッティがキャディラックとF1に進出!"です。アンドレッティ・グローバルとジェネラル・モーターズが共同で、アメリカ東部時間の1月5日にリリースを出しました。以下がその概要です。
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Photo:Andretti Autosport |
**アンドレッティとキャディラックはF1世界選手権に参戦**
1月5日、インディアナポリス+デトロイト同時発信
今日、アンドレッティ・グローバルとジェネラル・モーターズ、自動車業界とレース界のパワーハウスである二社は、F1にキャディラック・ブランドで参戦することを発表する。アンドレッティ・キャディラック・チームの本拠地はアメリカに置き、イギリスに支所を設ける。
F1は世界で大きく成長し、最近になってアメリカでも注目を集めるようになった結果、2023年にはオースティン、マイアミ、ラス・ヴェガスでグランプリが開催される。アンドレッティ・キャディラックはできる限り早く参戦を開始し、少なくともひとりのドライヴァーはアメリカ人とする。