2017年7月31日月曜日

2017 INDYCARレポート 第13戦 ホンダ・インディー200・アット・ミッド-オハイオ Race Day 決勝:ニューガーデンが今季3勝目! 一気にポイント・リーダーに浮上!! 佐藤琢磨は5位フィニッシュ!

トロントに引き続き2連勝!つぃにポイントリーダーに浮上 Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大

ディクソン、得意のミッド-オハイオで不発
ニューガーデンが終始レースをコントロール!

 

 ミッド・オハイオ5勝の実績を持つスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だが、今年はとうとう最後までトップ争いに絡むことなく9位でゴール。デトロイトでのレース1終了以来保って来たポイント・スタンディング・トップの座を明け渡すこととなった。ロード・アメリカで見事な今季初優勝を飾って勢いを掴んだかに見えていたディクシーだが、アイオワが8位、トロントが10位と上位に食い込み切れないレースが続き、ポイント・トップから3番手へとポジションを落とした。
 代わってシリーズ・リーダーに躍り出たのは、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)だ。ミッド・オハイオという難しいコースで、レッド・タイヤでもブラック・タイヤでもライバル勢を一切寄せ付けないアンタッチャブルな速さを見せつけての勝利により、彼は一気に今シーズンのチャンピオン候補となった。

2017 INDYCARレポート 第13戦 ホンダ・インディー200・アット・ミッド-オハイオ Race Day スタートタイヤ:レイホールとマルコだけ左リヤに1本だけニュー・レッド使用

今回レッドはずべてused。ブラックはすべてnew。
レイホールとマルコが1本のみnewレッド採用=左リヤ

1   パワー usedレッド(オルタネート)
2   ニューガーデン usedレッド
3   佐藤 usedレッド
4   レイホール usedレッド 左リヤのみnewレッド
5   カストロネヴェス usedレッド
6   ディクソン usedレッド
7   パジェノー  usedレッド
8   ヒンチクリフ usedレッド
 
9   ロッシ newブラック(プライマリー)
10 ハンター-レイ usedレッド
11 デイリー usedレッド
12 グティエレス usedレッド

13 キンボール newブラック 
14 アンドレッティ usedレッド 左リヤのみnewレッド
15 ジョーンズ  usedレッド
 
16 ピゴット newブラック
17 カナーン newブラック
18 チルトン newブラック
19 ヒルデブランド newブラック
20 ムニョス newブラック
21 アレシン newブラック

2017 INDYCARレポート 第13戦 ホンダ・インディー200・アット・ミッド-オハイオ Race Day プラクティス・ファイナル:グレアム・レイホールが最速ラップ。佐藤琢磨も4番手と好調を維持

予選に引き続きプラクティス・ファイナルでもレイホールが突き抜けた速さを見せた Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大
レイホール、2番手カストロネヴェスを大きく引き離しトップ・タイム


 涼しい感じで来ている今週末のミッド・オハイオだったが、昨日の予選から徐々に暑くなって来た。今日のプラクティス・ファイナルも、スタートが通常より遅めの午前11時15分からということもあり、気温は24℃、路面35℃で走行は始まった。セッション終了時は気温26℃、路面39℃だった。因みに、昨日の予選終了時の路面は46℃だった。
 30分間のセッションだが、スペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)がクラッシュして序盤に7分弱の中断があった。残り時間の中でトップ・タイムをマークしたのは、予選4位だったグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)で、彼のベストは1分5秒0239。2番手は予選5位のエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)の1分5秒3007だった。レイホールは予選4位、カストロネヴェスは予選5位だ。

2017年7月30日日曜日

2017 佐藤琢磨コメント 第13戦 ホンダ・インディー200・アット・ミッド-オハイオ Day2 予選:「クルマが考えていた通りに反応してくれたから予選を上がって行けました。Q2のタイトな戦いの中でそこでシッカリとタイムをまとめられたのは良かったです」

Photo:INDYCAR (Matt Fraver) クリックして拡大
「Q1,Q2ともにレイホールのタイムにはびっくりしました」

Jack Amano(以下――):予選3位はうれしい結果ですね。

佐藤琢磨:ホンダのベストだっていうのも気持ちいいね。ちょっとペンスキーにやられちゃったのは悔しいけど(Q3のベストは1分4秒6792。ウィル・パワー=チーム・ペンスキーが1分4秒1720でポール・ポジション/琢磨との差は0.5072秒。ジョセフ・ニューガーデン=チーム・ペンスキーが1分4秒3067で予選2位/琢磨との差は0.3725秒)。でも、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が言っていたとおり、もし彼がミスをしていなかったらグレアムに負けてたから。そういう意味では、もうちょっとスピードを伸ばさないと。それにしても速いね、レイホール。すごいね、Q1、Q2とも彼のタイムにはビックリした。

2017 INDYCARレポート 第13戦 ホンダ・インディー200・アット・ミッド-オハイオ Day2 予選:ウィル・パワー、今季5回目のPP獲得!佐藤琢磨は予選3位!!

プラクティスではなりを潜めていたパワーだったが、ファスト6で他を圧倒 Photo:INDYCAR (Matt Fraver) クリックして拡大
パワー、路面温度が上がった予選でイッキにブレイク
 予選の前までに3回のプラクティスが行われたが、チーム・ペンスキー勢で最も“乗れていない”印象だったのがウィル・パワーだった。土曜日午前中のプラクティス3ではコース・オフもあって19番手という後方に埋もれていた。ポイント・スタンディング5番手。まだまだ逆転チャンピオンの目があるというのに、こんなことで大丈夫か? といった感じを受けていたが、近頃の彼は結構効率のいい戦い方を見せたりする。マイケル・アンドレッティの現役時代と同じく、全セッション最速を重ねてレースもポール・トゥ・フィニッシュが理想……というフィロソフィーは手放したということなのかもしれない。2014年チャンピオンは、今日の予選で持てる力をベストのタイミングで炸裂させた。午前中のプラクティス3より路面温度が15℃も上がっていQ3で最高のパフォーマンスを発揮したのだ。Q1は3番手、 Q2も4番手と目立たない存在としてクリアし、ユーズド・レッドで臨んだQ3で1分4秒1720という強烈なラップ・タイムをマーク、今季5度目のポール・ポジションをその手に収めたのだった。

2017 INDYCARレポート 第13戦 ホンダ・インディー200・アット・ミッド-オハイオ Day2 プラクティス3:アレクサンダー・ロッシがトップ、佐藤琢磨が2番手!

オールラウンダーぶりに磨きがかかってきたロッシが琢磨のタイムを逆転し、2日目最初のセッションでトップタイムをマークする Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
ロッシと佐藤琢磨、セッション終盤に激しいトップ争い
 
 今日もミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コースは涼し目。風の強さも影響してのことだ。プラクティス3は午前9時55分開始だったが、気温は20℃しかなく、そのままでセッション終了まで行った。
 最速ラップをマークしたのは、トロントで表彰台に上る3位フィニッシュをしたばかりのアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)。セッション終盤にチームメイトの佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)とトップ争いを展開、1分4秒4103のベストでトップから2番手に落ちていたが、19周目に1分4秒2303まで自身のタイムを縮め、琢磨を0.0969秒だけだが逆転してトップを奪った。

2017年7月29日土曜日

2017 INDYCARレポート 第13戦 ホンダ・インディー200・アット・ミッド-オハイオ Day1 プラクティス2 :午後のセッションではライアン・ハンター-レイがトップ

2013年のミッド-オハイオウイナーのハンター-レイが午後のセッションでトップタイムをマーク!!Photo:INDYCAR (Matt Fraver) クリックして拡大
ハンター-レイ、久々のセッショントップに

 ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)がセッション・トップ。いつ以来のことだろう? 今年のインディ500でもそういう日はなかった。
 2012年チャンピオンは開幕戦セント・ピーターズバーグで4位となったものの、その後は不運が続いている。それでもシングル・フィニッシュが2回だけだった2016年に比べればかなりマシで、インディアナポリスGPとアイオワで3位フィニッシュして表彰台に上っている。

2017 INDYCARレポート 第13戦 ホンダ・インディー200・アット・ミッド-オハイオ Day1 プラクティス1:シモン・パジェノーがトップ・タイム

ミッド-オハイオのコース・レコード・ホルダーのパジェノーが最初のセッションでトップに立つ Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大

過ごしやすいコンディションの中でプラクティスがスタート
 この時期のアメリカ中西部といえば蒸し暑くて大変……というのが相場だが、今年はことの他涼しい。今日だけなのかもしれないが……。午前10時、気温が21℃、路面温度が28℃でプラクティス1は開始され、45分後でも気温23℃、路面31℃というコンディションだった。路面は完全ドライ。そして、2016年チャンピオンで2016年ミッド・オハイオ・ウィナーのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が最初のプラクティスで最速ラップ=1分4秒9079をマークした。今週の彼は蛍光イエローのメナーズ・カラーで走っている。
 参考:コース・レコードはパジェノーが昨年の予選で記録した1分3秒8700

2017年7月27日木曜日

2017 INDYCAR フォトリポート:2018年ユニバーサル・エアロ ディティール検証 その4

2018年からブレンボにかわって新たに採用となったパフォーマンス・フリクションのブレーキキャリパー。メイド・イン・USA。メカニカルで無骨なライトピューターの外観がカッコイイ! 写真は左のフロントハブを斜め後ろから見ている Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

2017 INDYCAR フォトリポート:2018年ユニバーサル・エアロ ディティール検証 その3

後退角がつけられたフトントウイング。ノーズにはセンターにセパレーターが追加されている Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大

2017 INDYCAR フォトリポート:2018年ユニバーサル・エアロ ディティール検証 その2

2018ユニバーサル・エアロの正面。フロアでのダンフォースを大きくするコンセプトだけに、フロント、リアともにウイング類は従来のインディー500用エアロと比較しても非常にシンプルだ Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

2017年7月26日水曜日

2017 INDYCAR フォトリポート:2018年ユニバーサル・エアロ ディティール検証 その1 

エンジンのインテークがサイドポッドに移設されて、エンジンカウルが低くなり、引き締まった印象になった2018ユニバーサル・エアロ Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

2017 INDYCARレポート 7月25日:2018ユニバーサルキット初テスト

2018年のユニバーサル・エアロ、シボレーのテストを担当したモントーヤとホンダのテストを担当したセルビアPhoto:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
ユニバーサルエアロは低く、コンパクトなフォルムに
天候:快晴
気温:22~28℃

 7月25日、火曜日。インディアナポリス・モーター・スピードウェイで2018年用ユニバーサル・エアロ・キットが初公開された。ホンダは白/黒/赤/グレー、シボレーはメタリック・ブルー/黒にカラーリングされたマシンを用意して来た。レンガのコントロール・ライン上に2台を並べて記念撮影が行われたが、この時間帯には多くのチーム関係者が新エアロの装着された実車を見に来ていた。
 テストを担当するドライバーは、ホンダがオリオール・セルヴィア。シボレーはファン・パブロ・モントーヤ。マシンのメインテナンスとテストのオペレーションは、ホンダがシュミット・ピーターソン・モータースポーツ、シボレーはチーム・ペンスキーが担当する。

2017年7月17日月曜日

2017 INDYCAR レポート 第12戦ホンダ・インディー・トロント Race Day 決勝:ジョセフ・ニューガーデンが今季2勝目


今シーズン2勝目をあげ喜ぶニューガーデン。ランキングでもトップと23ポイント差の4位に浮上 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
予選7、8、6位が表彰台に! 予選トップ5は何処に?
 

 トロントのウィナーは7番グリッドからスタートしたジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)。2位は8番手スタートだったアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)。3位は6番手スタートのジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)。この結果だけ聞いたら、どんなレースだったって想像します? 予選トップ5はどうしちゃったのか? って疑問が湧きますよね、きっと。その疑問にお答えします。ポール・シッターだったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は奮闘はしたけれど5位でのゴールがやっとで、予選2位だったグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は9位でした。予選3位だったエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)はその前の8位で、予選4位だったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は0周リタイアという結果でした。

2017 INDYCARレポート ホンダ・インディー・トロント Race Day プラクティス・ファイナル:最速はジョセフ・ニューガーデン +スタート・タイヤ

Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
ニューガーデン、このセッション最多の28周を走行
 雨の予報はどうやら夕方にズレ込み、ドライでのレースとなりそうな気配。午前11時30分からのプラクティス・ファイナルは、晴天下、気温23℃で始まった。
 30分間のセッションで最速タイムをマークしたのは2015年トロント・ウィナーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)だった。セッション序盤にブラック・タイヤで記録されたもので、彼はそのままロング・ランを続けていた。こなした周回数は出場21台中で最も多い28周だった。


2017年7月16日日曜日

2017 INDYCARレポート 第12戦ホンダ・インディー・トロント:トロントのポール・ポジションはシモン・パジェノー

今シーズン初のPP獲得で珍しく感情をあらわにするパジェノー。シリーズタイトル連覇へのファイティングポーズだPhoto:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 
パジェノー、12戦目にして今季初のポール・ポジション
 ディフェンディング・チャンピオンのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)がシーズン初ポール・ポジションをトロントのストリート・コースで獲得した。去年はトロントの前までに5回もPPを手にしていたパジェノーだが、今年はシーズンももう後半戦の12戦目にして、ようやくひとつ目を手にいれた。

2017 INDYCARレポート ホンダ・インディー・トロント Day2 プラクティス3:予選直前、プラクティス3はチーム・ペンスキーがトップ4独占

トップ4を独占したペンスキー勢のリーダーはプラクティス2に引き続きパジェノー Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

パジェノー、昨日からの好調を維持してトップタイム

 トロントのストリート・コースでチーム・ペンスキーがアドバンテージを手にしつつある。デトロイトではホンダ・ドライバーが2レースともにポール・ポジションを獲得したが、トロントでは金曜日の走り始めからペンスキー勢が優勢で、土曜日になってドライバー4人によるトップ4独占を、予選を目前に控えたプラクティス3で実現した。
 トップはプラクティス2に続いてシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)で、ついに1分を切って59秒7864。ブラック・タイヤだったが、コース・レコードの59秒7747(2016年Q1/ウィル・パワー)に迫った。2番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)の59秒8255で、3番手はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)による59秒8828。4番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の59秒9529だった。路面は昨日より良くなり、今日は午前中で気温や路面温度も低かったことでタイムを出し易いコンディションとなっていた。

2017年7月15日土曜日

2017 INDYCARレポート 第12戦ホンダ・インディー・トロント Day1 プラクティス2:プラクティス2最速=今日の最速はシモン・パジェノー

プラクティス2でトップタイムをマークしたパジェノーは初日のトータルでもトップに Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
路面グリップが上がった午後のセッションでタイムは一気に上昇
 
 午後になって陽が出て、気温はプラス1℃にとどまったものの、走行開始時の路面温度はプラクティス1より15℃も上昇した40℃になっていた。サポート・レースの走行も重ねられて路面のグリップも向上。午後2時15分からのプラクティス2では序盤から好タイムが次々と記録されて行った。セッションの終盤はレッド・タイヤ装着でのタイム・アタック合戦となり、更にスピード・アップ。シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が1分00秒2573をマークしてプラクティス2、そして今日の最速となった。パジェノーはまだ一度もトロントで勝ったことがなく、ポール・ポジションも手にしていない。ベスト・リザルトは予選が2位、決勝は9位なので、今年はその両方での自己ベスト更新を目指している。

2017 INDYCARレポート 第12戦ホンダ・インディー・トロント Day1 プラクティス1:最速はアイオワ・ウィナーのエリオ・カストロネヴェス


インディーカーからの進退もうわさされるカストロネヴェスだが、アイオワ優勝の勢いをトロントでも発揮してプラクティス1でトップタイム Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
ペンスキーが最初のセッションで1-2-3

 42歳のヴェテラン、キャリア20年目にして初タイトル獲得を目指すエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)が曇り空の下のトロントでの最初のプラクティスで最速ラップ=1分01秒12211をマークした。しかも、2番手には0.3887秒と大きな差をつけてのトップだった。アイオワに続いてメイン・スポンサーは今回も日立だ。
 2番手は2014年トロント・ウィナーのジョセフ・ニューガーデン(今回はデイヴィルビスのオレンジ/白)、3番手はトップからだと0.4234、2番手からだと0.0347秒差の1分01秒5445を出したシモン・パジェノー(今回のカラーリングはDXCの黒/白)だった。

2017年7月14日金曜日

INDYCAR ニュース 7月13日:ホンダとペンスキーのスポーツカー・プロジェクト発表

アイオワで久々の優勝を飾ったカストロネヴェス。噂されていたスポーツカーへのスイッチはどうなる?? Photo:INDYCAR (Chris Jones)
8月のモンテレイ・カー・ウォークで実車発表

 エリオ・カストロネベスが今年でインディーカーから引退して……という噂はコレですね。”アキュラ(ホンダのブランド)がチーム・ペンスキーとのコンビで北米でのスポーツ・カー・プロジェクトを2018年からスタート”と7月11日に発表がありました。チーム・ペンスキーは2台のアキュラARX-05を走らせる計画で、そのマシンは8月にカリフォルニア州モンテレイで行われるカー・ウィークで発表されるとのこと。

2017年7月10日月曜日

2017 INDYCARレポート 第11戦アイオワ・コーン300 Race Day 決勝:アイオワ・ウィナーはエリオ・カストロネヴェス

268周目にヒルデブランドが一瞬周回遅れに詰まったタイムんぐを見逃さずトップに立ち、3年ぶり待望の勝利! Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大

ついに通算30勝達成!3年前のデトロイト以来の勝利!
 もう勝てないんじゃないか……と言われ続けて来ていたエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)が、2014年6月のデトロイト以来となる優勝を飾った。酷暑下で行われたアイオワ・コーン300は体力的にも厳しいものだったが、42歳のベテランがエネルギッシュな走りでライバルたちを圧倒し、通算30勝目のチェッカード・フラッグを受けた。

2017年7月9日日曜日

2017 INDYCARレポート 第11戦アイオワ・コーン300 Day1 プラクティス・ファイナル:最速はシモン・パジェノー

予選ではトップの走行順の割を食ったパジェノーだったが、プラクティス・ファイナルではトップタイムをマーク。明日のナイトレースへの仕上がりの順調ぶりをアピール Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大

決勝と同じ時間帯の走行で、ラップタイムはかなり低下

 明日のレースは夕方の4時44分のスタートということで、30分間のプラクティス・ファイナルはレースが行われている真っ最中の時間帯、午後6時15分に始まった。走行開始時の気温は夕方だというのに日中以上の31℃となっており、セッション終了時点でも30度あった。路面温度は予選時より下がり、朝のプラクティスと同レベルの44℃で始まり、41℃まで下がって走行終了となった。
 最速ラップを記録したのはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。そのラップの平均時速は179.617mph。ポール・ポジションが185mph台だったことを考えると、かなりのスピード差がある。予選11位だった彼がどれだけ早く上位へと浮上して来れるだろうか。

2017 INDYCARレポート 第11戦アイオワ・コーン300 Day1 予選:ファイナル・アタッカーのウィル・パワーがポール・ポジション獲得

チームメイトからのフィードバックを得て、最終アタッカーのパワーがPP獲得!Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
第1アタッカーのパジェノー思わぬ失速!
ディクソン、ニューガーデンも全くスピードを出せず!!

 午後2時、アイオワ・スピードウェイの気温は28℃だった。朝のプラクティス終了時点と比べ、気温は2℃しかアップしなかった。しかし、強い日差しが照り続けたことで路面温度は44℃から51℃へと上昇していた。
 最初のアタッカーはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)だった。しかし、朝のプラクティスで184.401mphを出していた彼の2ラップ連続アタックは平均時速181.137mphと驚きの結果になった。


アイオワ初日は、プラクティスから予選までさんざんといった状況のディクソン Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
 2番目に走ったポイント・リーダー、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)も180.302mphとまったく振るわなかった。さらに、朝のプラクティスでトップだったジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)も180.343mph。ARCAのストックカーとインディー・ライツのプラクティスが行なわれ、路面のグリップが予想していた以上に低くなっていたのだ。最終的にパジェノーの予選順位は11位、ニューガーデンは16位、ディクソンは17位となった。

2017 INDYCARレポート 第11戦アイオワ・コーン300 Day1 プラクティス1:ジョセフ・ニューガーデンが最速

昨年のウィナー、ニューガーデンがアイオワ初日最初のセッションでトップタイムをマーク Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
天候:快晴
気温:26℃(路面温度:41〜44℃)

ペンスキー、このセッションのトップ3を独占
 昨年のアイオワ・コーン300で圧倒的勝利を飾ったジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/昨年はエド・カーペンター・レーシング所属)が、今日のプラクティス1でも最速ラップを記録した。1時間15分と長めのセッションは、暑かったものの、暑過ぎはしないコンディションとなっていた。
 セッション終盤、ニューガーデンは予選シミュレーションで平均時速185.609mphをマークした。2番手はウィル・パワー=185.260mph、3番手はシモン・パジェノー=184.401mphとチーム・ペンスキーがトップ3を独占した。エリオ・カストロネヴェスは181.762mphで18番手だった。予選シミュレーションは若い衆に任せた、といったところか。
 4番手につけたのは、オーバル・スペシャリストのエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)=184.137。2014年からオーバル・オンリーでの出場を続けて来ているカーペンターだが、アイオワでの勝利はまだない。チームメイトのJR・ヒルデブランドは181.837mphで17番手。セッション終盤にターン2出口で単独スピンし、リヤから壁にクラッシュした。

2017年6月26日月曜日

2017 INDYCARレポート 第10戦 コーラー・グランプリ・アット・ロードアメリカ Race Day 決勝:スコット・ディクソンが今季初勝利

ウイナーズ・サークルで喜びを爆発させるディクソン。ペンスキー勢を1台1台打ち負かして掴んだ今季初勝利だ Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
ディクソン、ペンスキー軍団4台を向こうに回して優勝

 プラクティス2、プラクティス3、予選とトップ4をスウィープし続けたチーム・ペンスキーがレースでも上位を独占するかと思われたが、彼らは2、3、4、5位でフィニッシュ。トップだけを取り損ねた。栄冠をさらって行ったのは宿敵チップ・ガナッシ・レーシング・チームズのエース、スコット・ディクソンだった。もう今シーズンは後半戦に入っている。ディクソンは遅ればせながらの今季初勝利を飾ったわけだ。未勝利でもポイント・リーダーだった彼は53点を稼ぎ、ポイント・リードをレース前の13点から34点へと広げた。ランキング2番手は今季8回目のトップ5フィニッシュとなる4位で完走したシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)だ。

2017 INDYCARレポート 第10戦 コーラー・グランプリ・アット・ロードアメリカ Race Day プラクティス・ファイナル:ウォーム・アップ最速はライアン・ハンター-レイ

プラクティス・ファイナル2番手は予選7位のキンボール。予選上位のドライバーがタイムを出せない中、決勝への仕上がりの良さをうかがわせた Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
低い気温となった決勝日午前、ホンダ勢が1-2-3
 6月下旬とは思えない14℃とという低温のコンディション(空は快晴)でウォーム・アップ・セッション=プラクティス・ファイナルは30分間行われた。相変わらず風も吹いている。
 このセッションではライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が1分43秒7956で最速だった。このセッションでレッド・タイヤを使ったチームはなかったようだ。
 2番手はマックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)。タイムは1分44秒0347。そして、3番手はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)の1分44秒3502。一転、ホンダ勢の1-2-3となった。
 4、5番手にはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、カルロス・ムニョス(AJ・フォイト・エンタープライゼス)と2台のシボレー勢が来た。そして、6、7番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)とチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だった。

2017年6月25日日曜日

2017 INDYCARレポート 第10戦 コーラー・グランプリ・アット・ロードアメリカ Day2 予選:エリオ・カストロネヴェスが50回目のPP! 予選でもペンスキー勢が1-2-3-4!!

ポール・ポジション通算50回の快挙達成を喜ぶカストロネヴェス。ベテランらしい予選タクティクスが見事にはまった Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
 
42歳カストロネヴェス、ボビー・アンサーを抜きPP回数歴代3位に!

 昨日のプラクティス2でトップ4スポットをスウィープしたチーム・ペンスキーは、日付が変わった今日も変わらぬ強さでプラクティス3の上位4ポジションを独占。そして、気温20〜21℃、路面36〜40℃というコンディションで行なわれた予選でも1-2-3-4を達成した。そのトップに立ったのがチームの最年長ドライバー、42歳のエリオ・カストロネヴェスだった。1998年にインディーカー・シリーズにデビューした彼は今年が20シーズン目だが、今日、自身にとって50回目となるポール・ポジションを獲得した。ボビー・アンサーを抜き、マリオ・アンドレッティの67回、AJ・フォイトの53回に続く歴代単独3位につけるPP獲得回数だ。また、今日のPPは今シーズン3回目で、チームメイトのウィル・パワーと並び現時点でのシーズン最多PPとなってもいる。明日、カストロネヴェスは2014年のデトロイト/レース2以来となる優勝を目指して走る。それは彼にとって通算30勝目となる。

2017 INDYCARレポート 第10戦 コーラー・グランプリ・アット・ロードアメリカ Day2 プラクティス3:ペンスキーが2セッション連続トップ4


ペンスキー勢4台のトップに立ったパジェノー  Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
ペンスキー勢4台、ぬきんでたタイムで5位以下を圧倒
 

  昨日より涼しい気温20℃、風は昨日より強くなって長袖のジャケットを着ていても肌寒いと感ずるコンディションだったプラクティス3、最速ラップはシモン・パジェノーによる1分42秒0439だった。2番手はウィル・パワーの1分42秒0698、3番手はエリオ・カストロネヴェスの1分42秒4047、4番手はジョセフ・ニューガーデンの1分42秒4564と、トップ4をチーム・ペンスキーのドライバーたちが独占した。
 彼ら4人に最も迫ったのがスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)。しかし、ベスト・ラップは1分42秒7835で、トップのパジェノーからは0.7396秒も離されており、4番手だったニューガーデンとの間にも0.3271秒の差があった。

2017年6月24日土曜日

2017 INDYCARレポート 第10戦 コーラー・グランプリ・アット・ロードアメリカ Day1 プラクティス2:プラクティス2はジョセフ・ニューガーデンを先頭にチーム・ペンスキーがトップ4独占

デヴィルヴィス・カラーのマシンを駆るニューガーデンが午後のセッションではトップに Photo:INDYCAR (Matt Fraver) クリックして拡大
シボレー勢、午後のセッションで一気にスピードアップ
 プラクティス1はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)が最速だったが、午後のプラクティス2ではチーム・ペンスキー、すなわちシボレー勢が一気にスピード・アップしてトップ4を独占した。トップはジョセフ・ニューガーデンで、1分42秒8229を記録。2番手は昨年のこのレースでポール・トゥ・ウィンを飾ったウィル・パワー=1分42秒8720。ここまでが1分42秒台。3、4番手はシモン・パジェノーとエリオ・カストロネヴェス。タイム、は1分43秒1370と1分43秒2227。どれもセッション終盤にレッド・タイヤ装着でマークされた。
   ニューガーデンとパジェノーの二人はブラック・タイヤでのラップ・タイムでまずは1、2、番手につけていた。ペンスキー勢はブラックでもレッドでも速いということだ。

2017 INDYCARフォトリポート 第10戦 コーラー・グランプリ・アット・ロードアメリカ Day1:今回の新しいカラースキームを紹介

カストロネヴェスはおなじみの白黒ツートンで登場。スポンサーはバス、消防車、救急車、特殊車両などの架装、製造を手掛けるREVグループ Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

2017 INDYCARレポート 第10戦 コーラー・グランプリ・アット・ロードアメリカ Day1 プラクティス1:アレクサンダー・ロッシが最速

最初のセッションでトップタイムをマークしたロッシ。オールラウンダーぶりに磨きがかかってきた Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
全長4マイルのロードコースには短い45分のセッション
 ロード・アメリカは、アメリカで最もレーシング・サーキットらしいコースだと思う。森の中をうねるコースはアップ&ダウンに富み、高速コーナーも多くてエキサイティング。自然に溶け込んでいて、いつ来てもキレイなコースだなと感ずる。特に、今日のような好天に恵まれた日は(快晴、気温23℃、微風あり)。
 金曜日のプラクティス1回目は45分間。全長が4マイルもあるコースに対しては短い。今日は最後の3~4分が赤旗になったこともあって、最も多く走った5人でも11周。これって要改善では? せめて1時間ぐらいに増やしたらいいと思うんだが……。

2017年6月12日月曜日

2017 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第9戦 レインガード・ウォーター・シーラー600 決勝:「最後に外からのパスを決めたかったね。悔しい。すごい悔しい」

Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
「トップ争いにカムバックすることができて、そこまでは良かった」

Jack Amano(以下――):今、悔しい気持ちですか?
佐藤琢磨:悔しいですね。やっぱり。トップ争いに加われていたので、悔しい。

――今日のレースは1回目のピットストップで事故に巻き込まれ、トップ争いはもう無理かな? って見えてました。なかなかラップ・バックができまない展開でしたから。

佐藤琢磨:そうでしたね。あそこはもう堪えるしかなかった。アレクサンダー・ロッシと僕がダウンフォース軽目で行ってて、他の2台はつけて行ってたので、序盤の気温が高い時期は厳しかったですね。ピットでのもらい事故によってラップ・ダウンになってしまってからは、大分苦しみました。でも、残り100周を切ってリード・ラップに戻って来ることができて、アクシデントをうまく潜り抜けた結果、トップ争いにカムバックできたのでね、そこまでは良かった。あの時、ちょっとマルコ・アンドレッティの走りがよくわからなかった。ラップ・ダウンなのに。なんで前に出て来るのか、意味がわからなかった。

2017年6月11日日曜日

2017 INDYCARレポート 第9戦 レインガード・ウォーター・シーラー600 決勝:ウィル・パワーがテキサスのウィナーに

珍しくビクトリーサークルで喜びを爆発させるパワー。序盤にパックの混戦から抜け出す作戦が見事に的中しての勝利だった  Photo:INDYCAR (Chris owens) クリックして拡大
激しいパック・レーシングを制したのはパワー

 ワイルドでしたね。ワイルド過ぎました。
 勝ったパワーはこう言った。

 
 「コースが変わってもパック・レーシングになるのはわかってた。インディカーにもそう言っておいた。僕はパック・レーシングが良いとか悪いとかは言わないよ。でも、ターン1側に2レーン目ができるのは当然。レースが進んでタイヤ・ラバーが乗って来れば、グリップが十分に高まるんだから」。

2017 INDYCARレポート 第9戦 レインガード・ウォーター・シーラー600:参考資料 テキサス550K/600

■2016年ウィナー:グレアム・レイホール
(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)248周
マージン・オブ・ビクトリー:0.0080秒:
TMS史上最小差フィニッシュ=インディカー歴代5番目の僅差
    2位:ジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ/ホンダ)
    3位:トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ/シボレー)
    PP:カルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)217.137mph
    20位:佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)160周 メカニカル

2017年6月10日土曜日

2017 INDYCARレポート R9 レインガード・ウォーター・シーラー600 Day1 プラクティス・ファイナル:プラクティス・ファイナル最速はエド・カーペンター

カーペンター、完全レースモードの30分を制す

 30分間のプラクティス・ファイナル、完全レース・モードでの走行ではトウなしでのラップはほとんど記録されない。速い・遅いにはどれだけトウの恩恵を受けたかが影響するが、基本的に、このセッションで速ければレースでのパフォーマンスは良く、遅ければ何か対策を施さないとレースで苦しむことになる。
   最速は224.682mphのエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング=ECR)だった。予選は14位と不本意だったのに。彼のチームメイトのJR・ヒルデブランドも222.303mphで4番手につけた。予選じゃ18位と惨憺たるパフォーマンスだったのに。ECR、レースで活躍の気配。

2017 INDYCARレポート R9 レインガード・ウォーター・シーラー600 Day1:テキサス・ポールはチャーリー・キンボール

7シーズン目の初ポール! Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
天候:曇り 時々 晴れ
気温:27~28℃

7シーズン目のキャリア初ポール・ポジション獲得

 インディカー・シリーズ参戦7シーズン目を迎えているカリフォルニア州出身の32歳、チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)が新装テキサスでポール・ポジションを獲得した。
 マット・ブラックの83号車に乗る彼は、プラクティス1でも2番時計をマークしていた。ノー・トウ(ドラフティング効果なし)で最速だった彼は、予選でも2周をミスなくまとめ上げ、平均時速222.556mphでキャリア初のPP獲得を果たした。

2017 INDYCARレポート R9 レインガード・ウォーター・シーラー600 Day1 プラクティス1:最速はスコット・ディクソン

スコット・ディクソン、プラクティス1でテキサスのコース・レコードを更新 Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
午後1時からプラクティス1はスタート

 雨の予報なんて全然出てなかったのに、ダラス空港近くのホテルで朝起きたら、外は豪雨。言葉を失った。
  雹が降る可能性も秘めた雷雲は午前10時頃までにコース上空を通り抜け、そこからは雨ナシ(今のところ)。午後1時少し前にプラクティス1が無事始まった。今日は走行できるのか? 予選開催は絶望的か? とか考えたが、心配し過ぎだった。

2017 INDYCARレポート R9 レインガード・ウォーター・シーラー600 Day1:今年も雨のテキサス。ユーモアとエネルギーでビックリx2

テキサス・モーター・スピードウェイのプレスオフィサー、マイク・ジッソ氏のキャップに注目! Photo:Masahiko Amano
水漏れ防止剤が冠スポンサーとなったテキサス戦、初日は雨!

 金曜の朝、ダラスのホテルで目覚めると外は大雨! 「雹が降る可能性も」なんてテレビで言ってたので、朝一で出かけるのをやめて待機。
 10時からプラクティスの予定だったけれど、「どうせ走れまい」と雨の弱まった10時頃に出発。
 コースに到着すると、まだ時折小雨が降る状況。乾燥作業は始まっていなかった。


2017年6月9日金曜日

2017 ジャック・アマノのインディーな一日 6月8日 :ピックアップで乗り込んだテキサスで、CHEEZ ITとワインを食す

今回ハーツでチョイスしたニッサン・フロンティア。24バルブのV6エンジン搭載で261馬力。ニッサンにはフロンティアの上に5.8リッターV8エンジン(390馬力!)のタイタンもラインアップしている Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
テキサス戦取材にニッサン・フロンティアをチョイス
 インディー500、デトロイトはオハイオの友だちから借りた車=マツダMX-5を利用。テキサスで久々にレンタカーしたんですが、近頃のハーツには「5スター」なんて制度があって、そのカテゴリーとして並んでいるクルマ、どれでも勝手に乗ってっていいんですよ。ナショナル・レンタカーとか、同じシステムで前からやってますが……。で、今回の私はニッサン・フロンティアなんてーのを選んじゃいました。ダブル・キャブのピック・アップ・トラックです。たまには高い視線で走るのもいいかな? と。

2017年6月5日月曜日

2017 INDYCARレポート R8 デトロイト・グランプリ・アット・ザ・デトロイト・ベルアイル 6月4日 Race2 決勝:グレアム・レイホールがレース2でも圧勝

ずば抜けた速さでレイホールがデトロイト・ダブル2連勝!Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
デトロイト・ダブル=レース2
天候:快晴
気温:29〜31℃

前日ウイナーのレイホール、異次元の速さ

 
 グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の強さは本物だった。予選では佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)がポールポジションを彼から奪って見せたが、レースではレイホールのペースに誰も叶わなかった。 


ポール・ポジションの佐藤琢磨を先頭に1コーナーになだれ込む。序盤からイエローが出ない展開でレースは推移する Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大
 琢磨は1回目のピットストップまでをキッチリとリードした。しかし、9周目にライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)をアウトからパスした、あのシーンが示す通り、レイホールは異次元の速さを持っていた。2、3番手を走って燃費をセーブした彼は、琢磨の1周後にピット。琢磨のストップがやや長くなっていたことも影響していたとはいえ、レイホールはターン2とターン3の間のストレート1本分ほども前にピットアウトした。

2017 INDYCARレポート R8 デトロイト・グランプリ・アット・ザ・デトロイト・ベルアイル 6月4日 Race2 予選:佐藤琢磨がレース2のポールポジション獲得

コースレコードで堂々のポール・ポジション獲得!Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

予選グループ1、ラスト1周勝負でハンター-レイがトップに
 夜から朝にかけてデトロイトに雨が降った。しかし、午前10時45分に予選グループ1が走り出す時には路面はドライ・コンディションになっていた。今日もアタックできるのは12分間だ。
 グループ1の走行開始直前から少し雨がパラつき、レッド・タイヤでいきなり走り出す者も少なからずいた。しかし、このセッションで最も重要だったのは、カルロス・ムニョス(AJ・フォイト・エンタープライゼス)のクラッシュで出されたレッド・フラッグの後の戦いだった。残り1分38秒でグリーン。アタックできるのは1周だけだった。ピットから全車が新品のレッド・タイヤを装着してダッシュした。


2017年6月4日日曜日

2017 INDYCARレポート R7 シボレー・デトロイト・グランプリ・アット・ザ・デトロイト・ベルアイル 6月3日 Race1 決勝:グレアム・レイホールがデトロイトのレース1で完勝!

2位以下を寄せ付けない走りでレイホールがレース1を制したPhoto:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
堂々たるポール・トゥ・ウィン!

 ストリート・コースでのポール・ポジションが2009年4月のセント・ピーターズバーグ以来(!)だったグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だが、今日のデトロイトでの彼はライバルをまったく寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけて優勝した。堂々たるポール・トゥ・ウィン。ここまで完全な勝利は近頃では珍しい。

2017 INDYCARレポート R7 シボレー・デトロイト・グランプリ・アット・ザ・デトロイト・ベルアイル 6月3日 Day2 予選:レース1のポールポジションはグレアム・レイホールがコースレコードで獲得

Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
レイホール、不利なグループ1のアタックながらポール・ポジション獲得
 昨日のプラクティス2回で速さを見せていたグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がレース1のポールポジションを獲得した。
 今日の予選は出場22台を2グループに分け、12分間ずつのグループ・セッションで争う方式。トップが速かったグループがイン側グリッド、反対のグループはアウト側グリッドに並ぶルールだ。

2017 INDYCARレポート R7 シボレー・デトロイト・グランプリ・アット・ザ・デトロイト・ベルアイル 6月3日:AJ.フォイト「琢磨がインディー500で勝ったことはメチャクチャうれしい」

「ヤツならインティで勝てる!とずっと思っていた」とAJフォイト御大は改めて語る Photo:INDYCAR (Chris Owens)
佐藤琢磨へのお祝いのコメント、まだ続々

 第101回インディアナポリス500で優勝した佐藤琢磨。レース当日、あるいは翌日のバンケットなどで直接お祝いの言葉を言えなかった人たちが、デトロイトのピットやガレージ・エリアで次々と琢磨とアンドレッティ・オートスポートを訪れ、声をかけて行っている。このお祝いムードはまだまだ続いて行きそう。それぐらいインディ500で勝つっていうのは大きなことなんだ、と感じさせられる。あの、世界で一番有名って言っていいぐらいのボーグ・ウォーナー・トロフィーには、来年インディに行ったら琢磨の顔と名前がある! とてつもない偉業を琢磨は成し遂げた。まさに時代に名前を刻み込んだってこと。

2017年6月3日土曜日

2017 INDYCARレポート R7 シボレー・デトロイト・グランプリ Race1 Day1 プラクティス2:プラクティス2、そして今日の総合トップはエリオ・カストロネヴェス

得意のデトロイトでカストロネヴェスが初日のトップに立った Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大
午後、暑いコンディションの中、カストロネヴェスがレッドで最速タイムをマーク
 午後になって気温が26℃まで上昇。プラクティス2はプラクティス1とは異なるコンディションでの走行となった。
 ほとんどのチームがレッド・タイヤを使っての周回もこなし、その中からエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)が最速ラップを記録した。プラクティス1でのトップ・タイムはグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)による1分15秒3328だったが、プラクティス最速となったカストロネヴェスのベストは1分15秒1511と、0.1817秒速かった。レッド・タイヤはグリップが高いはずだが、暑くなって路面コンディションは悪くなっていたようで、ラップ・タイムは2セッションで大きく変わらないものになっていた。

2017 INDYCARレポート R7 シボレー・デトロイト・グランプリ Race1 Day1 プラクティス1:プラクティス1はグレアム・レイホールが最速

レイホールがデトロイトのプラクティス1で Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
今年のデトロイトのレース1、初日はプラクティス2回のみ
天候:晴れ
気温:18~19℃

 インディ500が終わった翌週にデトロイトでダブルヘッダー。これはキツいスケジュールだ。特に勝ったドライバーに厳しい。勝ってからずっとメディア・ツアーが続くため。我々レポーターもこの4日間はハードだった。ありがたい忙しさなワケで、文句はまったくありませんが……。
 今年はスケジュールが変わって、金曜日は予選ナシ。あるのはプラクティス2回だけだ。今年は天気もいい=今のところ。なんかデトロイトはいつも悪天候の印象がある。悪い印象だけが強く残っているだけか?

2017年5月31日水曜日

2017 INDYCAR フォトリポート 5月30日 インディー500ウイナー メディア・ツアー その7

インディー500と同じ5月28日、NASCAR モンスター・エナジー・シリーズ第12戦コカ・lコーラ600で優勝したオースティン・ディロンと遭遇! リングを見せ合って記念撮影。NASCAR次世代を担う若手として将来を嘱望されるディロンは今回の優勝がカップ・シリーズ初優勝! Photo:Andretti Autosport クリックして拡大

2017 INDYCAR フォトリポート 5月30日 インディー500ウイナー メディア・ツアー その6

CBS スポーツ・ラジオの番組「ティッキー・アンド・ティーニー」に出演 Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 

2017 INDYCAR フォトリポート 5月30日 インディー500ウイナー メディア・ツアー その5

エンパイア・ステート・ビルの屋上でナンバー1ポーズ! Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大

2017 INDYCAR フォトリポート 5月30日 インディー500ウイナー メディア・ツアー その4

FOXのニュース番組、FOX5 News 5 and 10 に出演。スポーツ・アンカーのデューク・カスティグリオーネと記念撮影 Photo:Andretti Autosport クリックして拡大

2017 INDYCAR フォトリポート 5月30日 インディー500ウイナー メディア・ツアー その3

NASDAQ証券取引所に招かれて、インディー500ウイナー恒例の取引開始のベルを鳴らした。佐藤琢磨がこの日一日の世界経済のスタートを告げたのだ Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 
ミルク瓶にサインして記念撮影 Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大