2020年7月4日土曜日

2020 INDYCARレポート R2 GMRグラン・プリ 予選:GMRグラン・プリのポール・ポジションはウィル・パワー


得意のGMRインディーで今年もここまで好調を維持しているパワー、通算58回目のPP獲得 Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
ルーキー、アスキューがQ1グループ1、Q2でトップに
ファスト6は新旧入り混じった顔ぶれに!

 予選は夕方4時半開始だったけれど、デイライト・セイヴィング採用(=サマー・タイム)だとまだまだ暑さが残っている時間帯。プラクティスより気温の上がった33℃という厳しいコンディション下で予選は開催された。

2020 INDYCARニュース 7月3日: NASCARチャンピオン、ジミー・ジョンソンが新型コロナ感染!


サーキット・オブ・ジ・アメリカスのインディーカー合同テストに姿を見せたジョンソン。今週末にはインディーのコースでテストの予定だったが…… 
Photo: Photo by: Jonathan Ferrey (Getty Images) クリックして拡大
 カップシリーズ連即出場記録も663戦でストップ!
そして今週末のインディーカーのテストもキャンセルに

 NASCAR史上最多タイの7度もシリーズ・チャンピオンになっているジミー・ジョンソン(カリフォルニア出身/44歳)は、今シーズン限りでストック・カーから引退するが、その後にインディーカーのロードコースでのレースにチャレンジしたい意向を持っている。NASCARでの19年間をずっとシヴォレーと戦って来たJJは、3月のセント・ピーターズバーグ戦の後にアロウ・マクラーレンSPでテストをする話が決まっていたが、パンデミックでたち消え。それで話は好転し、NASCARチャンピオンのインディーカー初テストは、シリーズのトップ・チームであるチップ・ガナッシ・レーシングで行う話がまとまった。 
NASCARとインディーカーの史上初めての共催イヴェントとなる今週末、JJはインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースを走れるはずだったが、当の本人が新型コロナ・ウィルスに罹る不運でテストがキャンセルになった。今のところJJは無症状だが、2002年にフル・タイム・ドライヴァーとなって以来の、カップ・シリーズでの連続出走も663回でストップすることとなった。
以上

2020 INDYCAR ニュース 7月3日:フェリペ・ナサールが新型コロナ・ウィルスに感染

今週末のデイトナでのIMSAをキャンセル
ギャビー・シャヴェスが代役に 

今シーズン、カーリンからNTTインディーカー・シリーズにデビューする話が進んでいた元F1ドライヴァーで、元IMSAチャンピオンのフェリペ・ナサール(ブラジル出身/27歳)が、今週末のレースを前にCOVID-19に感染していると判明した。彼が出場する予定だったのは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでのGMRグラン・プリではなく、デイトナ・インターナショナル・レースウェイでのIMSAウェザーテック・スポーツ・カー・シリーズ第2戦だった。

2020 INDYCARレポート R2 GMR グラン・プリ プラクティス:IMSロード・コース、プラクティス最速はウィル・パワー

第2戦のエントリーは開幕戦から2台増えて26台!

 無観客でのインディーカー・レース#2、GMRグラン・プリが始まった。
 インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイ、全長2.439マイルのロードコースでのプラクティスは、アメリカ東部時間の午前11時間半から90分間、天候は晴れ、気温は32℃、路面はドライというコンディションで行われた。エントリーはテキサス州での開幕戦ジェネシス300より2台多い26台。

2020年7月3日金曜日

2020 INDYCARレポート7月3日:GMRグラン・プリに意気込むアレックス・パロウ

開幕戦は予選16位、決勝は36週目にクラッシュに終わったパロウ 
Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
 

(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チーム・ゴウのプレス・リリースより)

アレックス・パロウ、インディカーのロード・コース・デビューに自らをさらに奮い立たせ、自信をみせる

 デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チーム・ゴウのルーキー、アレックス・パロウは、2020年のNTTインディーカー・シリーズ第2戦となる今週末のGMRグラン・プリを自身のルーキー・シーズンにおける真のスタートと捉えています。

 先月のテキサス・モーター・スピードウェイでシリーズ・デビューを果たしたパロウは、自身のキャリア初となる高速オーヴァルでのレースで貴重な経験を積みましたが、他車のクラッシュに巻き込まれ、短時間でのレース終了を強いられました。第2戦となる今大会は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイの全長2.439マイル、14ターンのロード・コースで開催されるため、キャリアの全てをロード・コースで戦ってきたパロウにとっては、これまでの経験をフルに生かせる環境でのレースとなります。

アレックス・パロウのコメント
 
PhotoChris Graythen (Getty Images)クリックして拡大

「インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催されるGMRグランプリに興奮しているよ。
先月のテキサスは僕にとってNTTインディーカー・シリーズ初の公式レースだったんだけど、3ヶ月のオフを経た後の、僕にとっては初めてのオーヴァルでのレースだったこともあって、この週末が僕にとって「非公式な」インディーカー・シリーズ初レースのように感じているんだ」。
 「ヨーロッパや日本で経験を積んできたロード・コースを走れることがとても嬉しいよ。チームは昨シーズン、このコースでマシンの良いセッティングが出せていたし、今週末もクイックにいけると思うよ。
デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チーム・ゴウのホンダで、今週末は良い結果を出したいね」。

 GMRグラン・プリは、日本では75()午前1時からGAORAスポーツで生中継されます(グリーン・フラッグは午前 108)

以上