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2013年10月19日土曜日

2013 INDYCARニュース:5号車のドライバーはカルロス・ムニョスに

フォンタナに姿を見せたムニョス。来季、飛躍への足掛かりをつかみたいところだ Photo:INDYCAR (Richard QDowdy)

EJ.ビソ、体調不良で出走を断念

 アンドレッティ・オートスポートが5号車のドライバー変更を行った。レギュラーのEJ・ビソ(アンドレッティ・オートスポート)が体調不良のために出走を断念し、代役としてカルロス・ムニョスが5号車に乗ることとなったのだ。ビソは木曜日の晩に出場できない意向をチームに伝えたという。

2013年10月7日月曜日

2013 INDYCARレポート 第18戦 ヒューストン RaceDay 決勝:一転、レース2のポールポジションはエリオ・カストロネベスのものに

ダブルヘッダーは一つのレースとみなされ
16戦までのエントラントポイントでグリッド決定に

 雨により予選のキャンセルが決定され、エントラント・ポイントによりスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)にポールポジションが与えられるとインディーカーは発表した。プレスルームにはディクソンが招かれ、ポール・スタートに関して短い会見も行われた。9時20分頃のことだった。そのすぐ後、ガレージに戻ったディクソンは、ベライゾンP1賞獲得の記念撮影を行った。
 とこがその約1時間後、インディーカーの女性プレス・オフィサーが、「やっぱりポールポジションはエリオ・カストロネベスです~」との発表を行った。その理由は、インディカーのルールブックに明記されているという。ダブルヘッダーはシリーズの公式戦2レースで構成されるものの、ひとつのイベントとして捉えられる。そのため、エントラント・ポイントでのグリッド決定がなされる場合には、それが仮に週末の2レース目であっても、1レース目の終了時点のポイント・スタンディング(エントラント・ポイントの)ではなく、今週末を迎えた時点、即ちボルティモアでの第16戦終了時点のものが採用されるということだ。予選が行われなかったので、ポール獲得によるシリーズ・ポイント1点がカストロネベスに与えられることはないが……。

2013年10月5日土曜日

2013 INDYCARニュース 第17戦、第18戦ヒューストン:トニー・カナーン、ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング移籍決定! そしてガナッシはチームごとシボレー陣営にスイッチ

金曜午前、チップ・ガナッシと移籍会見に臨んだカナーン Photo:INDYCAR (John Cote)
金曜日午前、衝撃の発表! 来シーズンのホンダ陣営はどうなる?

 ヒューストンでのプラクティスがコースの問題から行われずにいる間にチップ・ガナッシ・レーシングが記者会見を行い、来年度からトニー・カナーンを雇い入
れることを発表した。KVレーシング・テクノロジーでインディー500制覇を成し遂げたTKだったが、来年もスポンサー持ち込みを要求されたようで、チーム
に残らない決断を下したようだ。

2013年8月3日土曜日

2013 INDYCAR ニュース:8月1日 ミド-オハイオでルカ・フィリッピがインディーカー・デビュー

Photo:INDYCAR

98号車はルカ・フィリッピがドライブ
しかし、次戦ソノマではJR・ヒルデブランドという噂


 ブライアン・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ-アガジェニアン(BHA)は、今週末のミド-オハイオでのレースでイタリア人のルカ・フィリッピ(27歳)をインディーカー・デビューさせる。レギュラーとして走って来たアレックス・タグリアーニが解雇されたわけではない。しかし、BHAはマシンを若手に託すことと決めた。来シーズンからの2カーへの拡大も視野に入れてのことだ。
 「ルカは水曜日のテストで本当に良い仕事をした。私たちは彼が短時間でマシン、そしてコースに慣れた事に対してとても強い感銘を受けた。レースで彼がどんな戦いぶりを見せるかを楽しみにしている」とチーム・オーナーのブライアン・ハータはコメントしている。
 フィリッピは、「このチャンスを与えてくれたチームに感謝する。インディーカーで走る。これは僕が長年夢見てきたことだ。テストでチームと一緒に働くことができたのは大きい。みんなとても良くしてくれている。テストが楽しかった上に、今日からまた走ることができる。マシン、そして私自身を向上させることは可能だろう。今週末、自分の力を証明したい」と語っている。

2013年7月15日月曜日

2013 INDYCAR ニュース 第13戦トロント :ムニョス、パンサーでレースへ

Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher)
ライアン・ブリスコーの代役として今日のレースに出場
 今年のインディー500で予選2位、決勝2位となったコロンビア出身のカルロス・ムニョス、21歳。彼は今年もインディーライツ・シリーズにアンドレッティ・オートスポートから出場し、現在ポイント・リーダーとなっているが、今日のトロントでのレース2にパンサー・レーシングから急遽出場することになった。昨日のレース1でライアン・ブリスコー(パンサー・レーシング)がジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)との接触事故で右手首の骨折、今日のレースを走れなくなったため、その代役をムニョスが務めることになった。インディライツのレースは昨日のうちに終了していた。ムニョスは思わぬことからインディカー2戦目を戦うことになった。
 驚くべきことに、ムニョスにはシートもレーシング・スーツもブリスコーのものにピッタリだったという。

2013年6月15日土曜日

2013 INDYCAR ニュース 第9戦ミルウォーキー 6月13日:デイル・コインの18号車に乗るのはアナ・ベアトリス=今季6戦目

Photo:INDYCAR(Shawn Gritzmacher)

  デイル・コイン・レーシングの18号車に乗るのは、今年のインディーカー・シリーズ開幕から5レースに彼らのチームから出場していたアナ・ベアトリス(ブラジル)と決まった。
 今年の彼女のベストリザルトはロング・ビーチでの14位。インディー500は15位。
 今週末、ベアトリスは自身2度目となるミルウォーキー戦に出場する。スポンサーは今回もイピランガだ。彼女は2011年のミルウォーキーで予選11位、決勝17位という結果を残している。
以上

2013年6月12日水曜日

2013 INDYCAR ニュース第8戦テキサス 6月11日:チーム・ペンスキーのテキサス優勝マシンに車両規則違反発覚! その発表が火曜日までずれ込んだ理由は? そしてエントラントにだけ罰金&ポイント剥奪という裁定もおおいに不透明!!

ぶっちぎりの勝利から2日半、事態は一転、疑惑の勝利に Photo:INDYCAR(John Cote)
カストロネベス車の車検違反が火曜日になって突如発表に
しかし、ドライバーは優勝のまま!?


 6月11日、火曜日。インディーカーがテキサスでのペナルティを発表した。レース後の車検を優勝車、チーム・ペンスキーの3号車が通らず、35,000ドルの罰金支払いと、エントラント・ポイント15点が剥奪されることになったというのだ。

2013年6月11日火曜日

2013 INDYCARニュース 6月9日:ル・マンに遠征したライアン・ブリスコー

Photo:Level 5 Motorsports
テキサス戦の週末、ライアン・ブリスコーはルマンのプラクティスに 

  ル・マン・テスト・デイ=公道を使うコースを封鎖して行われる貴重なプラクティス・デイが、この週末には行われてました。もちろん、フランスで。
 ライアン・ブリスコーは伝統あるル・マン24時間レースに今年初出場する予定なので、この遠征はマストなんです。ル・マンではテストでの10ラップ走行をルーキーの出場許可の条件としているので。

 今年は記念すべき第90回目の開催。ブリスコーが乗るのは、アメリカのレベル5モータースポーツというチームのLM P2マシン。HPD ARX-03bです。HPDは、インディーカーのホンダ・エンジンを作っている、あのHPD=Honda Performance Development。
 レベル5はアメリカン・ル・マン・シリーズのLM P2クラスの昨年度チャンピオンで、今シーズンも伝統のセブリング12時間レースから開幕3連続でクラス優勝を記録してきてます。ブリスコーもその活躍の一翼を担ってきたわけですね。
 チームとしてのル・マン挑戦は、今年が3回目。これまでのベスト・リザルトは2011年のLM P2クラス3位です。近頃のLMP2はやたらと競争が激しくなってますから、そうそう簡単にトップ3フィニッシュはできません。去年のル・マンでLM P2クラス優勝したのは、他のチームのHPDマシンでしたけど……。

2013年6月8日土曜日

2013 INDYCAR ニュース 第8戦テキサス 6月6日:ブルデイとパワーは最終戦まで彼らの行動はインディーカーの監視下に置かれることに

快走して2位を得たジェイクスだったが…… Photo:INDYCAR(Chris Jones)
荒れたデトロイトのレース2で不適切な行動が多発

 6月6日、インディーカーが「デトロイトでのレース・ウィークエンドのペナルティ」を発表した。
 ドライバーのセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)と、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は、今シーズンの最終戦までプロベーションとされた。その行動がインディーカーの監視下に置かれるということだ。理由はテレビで日曜日開催のレース2を御覧になった方々は御存知、リスタートで起きた多重クラッシュに関わるものだ。

2013 INDYCARニュース 第8戦テキサス 6月7日:トニー・カナーンに新スポンサーx4戦

“ターボ”のキャラクターとともに Photo:INDYCAR (John Cote)クリックして拡大
インディー500ウィナー=TKにピッタリの新スポンサー
 インディー500で勝利がすぐさま効力を発揮した。「フルシーズン戦えるかもハッキリしてなかった」と実情を吐露したのは正解だった。KVレーシング・テクノロジーの11号車、トニー・カナーンの乗るマシンに新しいスポンサーが現れた。スノコ・オイルと“ターボ”がテキサス以降の4戦で彼のマシンを彩ることが決定し、発表された。
 デトロイトでの11号車のスポンサー=ヒッピノ・ドット・コムは、インディー500前から決定していた話。インディー500ウィナーの注目度は高く、彼らはかなりの得をしていた。インディー500までの5戦でメイン・スポンサーだったハイドロキシーカットにとっては少々同情したくなるような状況でもあった。
 カナーン号はテキサス、アイオワ、ポコノ、そしてミッド・オハイオでスノコ/ターボ・カラーになる。オイルのスノコと、今夏の封切り予定のドリームワークス製作アニメーション映画=ターボがスポンサーになるのだ。今年のインディー500でタウンゼント・ベルのマシンについていたスポンサー・コンビだ。インディー500での優勝を夢見るカタツムリを物語とした映画だけに、その夢を今年叶えたカナーンにまさにピッタリのスポンサーだ。
 2010年からインディーカーのオフィシャル燃料サプライヤーとなっているスノコ。彼らのインディーカーの歴史をひもとくと、1968年と随分昔にまで遡る。カリフォルニアのリバーサイドにあったロードコースでのレース、ペンスキー・レーシングのマシン(=ドライバーはマーク・ダナヒュー)がスノコのロゴをまとって走ったのがその最初だった。そして1972年、スノコ・マクラーレンはインディー500で優勝した。ペンスキー、ダナヒュー、スノコにとってのインディー500での初優勝だった。
 「スノコとターボがスポンサーになってくれて感激だ。私の息子のレオも大喜びするに違いない」とカナーンは語っている。

2013 INDYCAR ニュース 第8戦テキサス 6月7日:パンサーのドライバーにオリオール・セルビア

Photo:INDYCAR(Chris Jones)
テキサスとアイオワでセルビアが4号車をドライブ!

 デトロイトでライアン・ブリスコーとの契約を発表したパンサー・レーシングだが、2レース目がル・マン24時間のテストデイとぶつかったために早くも助っ人が必要な事態になった。そして、第8戦テキサスでのレースにはオリオール・セルビアが起用されることになった。セルビアは第10戦アイオワも担当すると発表になった。第9戦ミルウォーキーはブリスコーが走れるはずだ。
 セルビアというチョイスは実にリーズナブル。彼の走っていたパンサーDRRは、その名が示す通りにパンサーが経営に携わっていた。姉妹チームとして情報交換をフルに行う関係にすらなっていた。つまり、パンサーのエンジニアたちはセルビアとすでに仕事をしてきていた(昨シーズンから)。お互いをそれなりに理解している間柄なのだ。
 「オリオールが高い実力を備えているのは周知の事実。どんなコースでも戦えるドライバーを乗せることができることを嬉しく思う」とパンサーを率いるジョン・バーンズは語っている。
 「これ以上の喜びはない」とチャンスを与えられたセルビア。「勝つチャンスは十分にある」とも彼は語った。
 バーンズは、「ブリスコーとの契約は来年を見据えてのこと」と認めながら、「チーム、そしてナショナル・ガードに取ってベストの選択は何か、長期的に見通してドライバーを決めたい」と、来年のドライバーがブリスコーに確定しているワケではないことを語った。

こちらはブリスコーがル・マンでドライブするレベル5のマシン


JR・ヒルデブランドを放出。レギュラーを誰にすべきか、残りのシーズンをオーディション的に使っていく考えのようだ。「近頃はオフの間のテストも少ないし、実際のレースでドライバーたちの力を評価できるんだから、こんなに確かな選択方法はないと思う。ブリスコーとセルビア以外にも何人かが走るチャンスを得ることになる」とバーンズは話した。

2013年5月26日日曜日

2013 INDYCAR ニュース 第97回インディー500 5月23日 :ホンダとUSAC Vol.1 

USACのプレスカンファレンス。ジョニー・ラザフォード(左から二人目)、ボビー・アンサー(同4人目)。後ろのボードにはUSACとホンダのロゴが並ぶ Photo:INDYCAR(Jim Haines)

ホンダがUSACの長期的サポートと
USACシリーズにおける本格的レースプログラム開始を発表

 この木曜日、ホンダがインディアナポリス・モーター・スピードウェイで大きな発表をした。
 すみません、第97回インディー500に関してお伝えすべきニュースが多過ぎて、こちらのレポートは後回しになっちゃってました。
 ホンダはUnited States Auto Club=USACへの積極的なサポートをスタートさせて、ダート&舗装のオーバルレース(ダートオーバルって一語にアメリカではだいたい集約させちゃってるので、ここから先は当方もそれに倣います)の世界にホンダ・エンジンを大々的に提供していくという。
 これまでのホンダは、ロードレース系での活動がメインだった。砂漠での所謂オフロードレースにも出場してきているし、パイクス・ピーク・ヒルクライムなんてレースにも出るけれど、HPDのエンジン開発はインディーカー以外だと入門用フォーミュラカー、スポーツカー、レーシング・カート、ツーリングカー用で行われてきていた。それが今年から、ダートオーバルの世界へと進出。そして幅広く、大々的に活動をしていくワケだ。

2013年5月22日水曜日

2013 INDYCAR ニュース 第97回インディー500 5月21日:予選での車両違反が今日発表の不思議 インディーカーのお手盛り体質は直らないのか!!

予選アタックするブリスコー。ポールデイに23番グリッドを確保していたのだが……Photo:INDYCAR(Bret Kelley)

ブリスコー車の違反の内容は重大 
なのになぜ今?しかも、罰金も安い!
  5月21日(火)。いやぁ、今日になって予選の車両違反が発表されるとは。しかも、違反に対するペナルティは罰金だけ。車検を通らないクルマって失格か、予選記録無効になるはずでしょ? 今日発表された違反は3件。

2013年5月17日金曜日

2013 INDYCAR ニュース 5月15日:佐藤琢磨がUSAトゥデイで記事に!フォイトのチームでのインディー制覇に大注目!

Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano) クリックして拡大

佐藤琢磨、注目度は堂々アメリカ全国区に!

 5月15日、アメリカ全国紙のUSAトゥデイは、スポーツ・セクションでインディー500に臨む佐藤琢磨を写真とともに大きく紹介していた。そのタイトルは、「フォイトと日本が佐藤琢磨のインディーでの活躍に期待」といったもの。
 これってメチャクチャすごいコトだと思う。USAトゥデイがドカーン! はアメリカ人も羨む。インディーカーの取り扱いは、もうずっと小さいままだし。これだけの扱いがされたのは、琢磨というドライバーがアメリカでも全国区の注目度、話題性を持っているという意味。大げさじゃなく。
 なぜ? それはもちろん、去年のインディーでのパフォーマンスと最終ラップの果敢なアタック、そして、それが非常に悔しい、ドラマティックな結果に終わったこと、ロング・ビーチでつい最近日本人ドライバーとして初めて勝利を挙げたこと、ポイント・リーダーになったこと……色んな要素があってのことだ。
 しかし、中でも一番大きいのは、琢磨がフォイトのチームで走っているということ。彼のチームでインディーでの勝利が期待できる……そこにアメリカ人は注目しているんだと思う。
 実はこの記事に関して、私が取材を受けてました。その結果、この紙面では年齢が公表されちゃった上、ブロークン・イングリッシュも指摘されてしまった。

以上

2013 INDYCAR レポート 第97回インディー500 5月16日プラクティス6日目 その2:コナー・デイリーが今年のインディー500クラッシュ第1号に

ここまで順調だったデイリーだったが…… Photo:INDYCAR(Mike Young)

ターン1で激しくウォールにヒット! ドライバーは無事

 今日は今年最初のアクシデントが発生した。走行開始から6日目、ルーキーのコナー・デイリー(AJ・フォイト・エンタープライゼス)がターン1外側の壁にぶつかった。月曜から走り始めたデイリーにとっては今日はまだ4日目だった。



 アクシデントが起こったのは午後2時29分。ターン1進入で突然リヤが滑り、修正をトライしたが、コンクリートの壁にヒットした。マシンの右サイド全面が吹き飛ぶクラッシュだった。しかし、サスペンションやウィング、サイドポッドが衝撃を吸収し、ドライバーは無事。ドクターチェックを受け、すぐに走行再開にオーケーが出た。
 しかし、41号車が受けたダメージはかなりのもので、修理には長い時間と多くのパーツが必要となりそうだ。予選は明後日からの2日間。そこに間に合わせることが可能と思われるが、マシンの面からも、ドライバーの面からも、問題なくスピードアップが実現できるかどうかはわからない。34台目の参戦が実現した場合、デイリーはバンプアウトの危機に晒されることとなるかもしれない。
以上


Photo:INDYCAR(Mike Young)

2013年5月13日月曜日

2013 INDYCAR レポート 第97回インディー500 5月11日 ルーキー・オリエンテーション・プログラムは1日で終了

3人のルーキー全員がフェイズ3を完了

 今日、5月11日の午後2時からルーキー・オリエンテーション・プログラム=ROPは始まった。すぐさまAJ・アルメンディンガー(チーム・ペンスキー)がコースイン。あっという間にフェイズ1を通過した。カルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)とトゥリスタン・ヴォーティエ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)も走行を始め、早いペースでスピードアップを果たしていった。
 コナー・デイリー(AJ・フォイト・エンタープライゼス)はスペインでGP3に出場中。彼のROPは月曜からになるが、ベテラン勢が走る前、午前中に占有の走行時間が与えられることになりそうだ。
 インディも随分とフレキシブルになった。4月にやる予定だったROPを天候を理由に日程変更したからってのもあるんだろうが、昔だったら今年のデイリーみたいな特例は認められなかっただろう。「ウチのスケジュールに合わせられないなら出場してもらわないでも結構」ってことで。
 つい数日前の木曜日、NASCARチャンピオンのカート・ブッシュがインディアナポリス・モーター・スピードウェイでインディーカー初体験をした。ただの客寄せ企画だと思ってたが(近頃じゃストックカー・ドライバーの方がアメリカじゃ話題になり易いから)、そこでブッシュはチャッカリとROPを通過、インディー500への出場権を手に入れた。これまたかなりの厚遇だ。インディーに出る意思表示すらしていないドライバーのために1日コースを占有させてあげ、ROPをこなさせてあげるとは! その日にアルメンディンガーやムニョス、ヴォーティエも一緒に走っていたら、今日の走行初日にベテラン勢から走行時間を2時間も奪わうことはせずに済んだ。しかし、ブラジルから帰ってきたばかりのチームやドライバーにそれを強要するのは酷だった。
 ROPの基本ルールは、フェイズ1が200~205mp平均での連続10ラップ、フェイズ2が205~209mph平均での連続15ラップ、フェイズ3が210mphプラスでの連続15ラップとなってんだけど、アルメンディンガーは5周走っただけでフェイズ1オッケーに。彼は午後3時にROPの3フェイズを完了した。要したラップ数は「49」だった。
 その後、ヴォーティエ、ムニョスの順で彼らも3フェイズをすべて終了。明日も走れるルーキーはもうROPを終了したので、明日はルーキー、ベテランという分け隔てなく、アルメンディンガーたち3人を含めた全員が正午から夕方6時までの走行時間を共有する。

以上

2013 INDYCAR ニュース 第97回インディー500 5月11日:今年のインディー500のエントリーは現在69台

ドライバーとマシンのコンビネーション決定は33台
したがって現時点でバンプアウトの可能性はなし


 5月11日の時点でのインディー500マイル・レースへのエントリーは以下のとおり。
ライアン・ハンター-レイ=2台 2 1T
AJ・アルメンディンガー=2台 2 2T
エリオ・カストロネヴェス=2台 3 3T
JR・ヒルデブランド=2台 4 4T
EJ・ヴィソ=2台 5 5T
セバスチャン・サーヴェドラ=2台 6 6T
セバスチャン・ブルデイ=2台 7 7T
ライアン・ブリスコー=2台 8 8T
スコット・ディクソン=2台 9 9T
ダリオ・フランキッティ=2台 10 10T
トニー・カナーン=2台 11 11T
ウィル・パワー=2台 12 12T
佐藤琢磨=2台 14 14T
グレアム・レイホール=2台 15 15T
ジェイムズ・ジェイクス=2台 16 16T
ミチェル・ジョルダインJr.=2台 17 17T
アナ・ベアトリス=2台 18 18T
ジャスティン・ウィルソン=2台 19 19T
エド・カーペンター=2台 20 20T
ジョセフ・ニューガーデン=2台 21 21T
オリオール・セルヴィア=2台 22 22T
マルコ・アンドレッティ=2台 25 25T
カルロス・ムニョス=2台 26 26T
ジェイムズ・ヒンチクリフ=2台 27 27T
カー・ナンバー40  ドライバー未登録 エド・カーペンター・レーシング
カー・ナンバー40T ドライバー未登録 エド・カーペンター・レーシング
コナー・デイリー=2台 41 41T
トゥリスタン・ヴォーティエ=2台 55 55T
タウンゼント・ベル=2台 60 60T
ピッパ・マン=2台 63 63T
シモン・パジェノー=2台 77 77T
シモーナ・デ・シルヴェストロ=2台 78 78T
チャーリー・キンボール=2台 83 83T
バディ・ラジア 91
アレックス・タグリアーニ=2台 98 98T
99 ドライバー未登録 シュミット・ピーターソン・モータースポーツ
99T ドライバー未登録 シュミット・ピーターソン・モータースポーツ


 一人を除く全員が2台ずつを登録していて、1台だけなのはカー・ナンバー91のバディ・ラジアだけ。ドライバーとマシンのコンビネーションが決定しているのは33エントリーで、現時点ではバンプアウトは無い。

ホンダは現状17台でマックス。シボレーはまだ追加可能!?

 「99」、「99T」は2004ウィナーのバディ・ライスになる予定と言われている。「40」、「40T」に誰が乗るのかはまだ不明だが、去年のインディー500でインディーカー・デビューしたブライアン・クロウソン、去年エントリーすらできずに終わったジェイ・ハワードといったドライバーたちが今年の出場を目指しているのは間違いない。クロウソンは彼のメインの戦場であるUSACのスプリント&ミジェットでシボレー契約なので、今年もインディに出るならシボレー・チームで、という話になっているという。これは40号車の条件に合う。ハワードは今年も走るチャンスさえ与えられないということか?? ホンダは今の17台(99号車含め)でマックス。シボレーはまだ1台、2台なら増やす余裕アリということだが……。
以上

2013年4月27日土曜日

2013 INDYCAR ニュース 4月26日 佐藤琢磨凱旋記者会見&トークショー 350人のファンの前で優勝を報告!

Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano)
トークショーは整理券発行の大盛況

 4月26日、ロング・ビーチで優勝した佐藤琢磨(AJ・フォイト・レーシング)が帰国、青山のホンダ本社ビル1階で凱旋記者会見を行なった。
 会見は午後4時にスタートし、会見終了後の午後6時半からはファンを前にしてのトークショーも行った。突然の会見実現となったにも関わらず、会場には100名もの報道関係者が詰めかけ、トークショーにも350人の熱烈な佐藤琢磨及びインディーカーのファンが集まり、大盛況だった。



トークショーでは、記者会見にはなかったリアルな内容も飛び出し、会場は大変な盛り上がりに。Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano)