2017年3月17日金曜日

2017 INDYCAR レポート R1 セント・ピーターズ・バーグ:久しぶりに会ったラウル・ボエゼルはフレンドリーになっていた!

セント・ピーターズ・バーグのパドックに姿を見せたボエゼル。現在御年59だが、なかなかの若々しさだ Photo:Masahiko Amano
母国ブラジルではDJとして活躍、オーランドウで新ビジネスも展開中

セント・ピーターズバーグのピットでラウル・ボエゼルに遭遇! 何年ぶりだろう?? F1GPからインディーカーに来たラウル。スポーツカーでは1987年にジャガーに乗ってワールド・チャンピオンに輝き、ル・マンでは勝てなかったものの、デイトナ24時間では優勝している。インディーカーではヒロ松下のチームメイトだった。ブラジルのビール=ブラーマをスポンサーにチーム・グリーンで走った時もあった。
 インディ500で2位で1回、3位で2回フィニッシュ。実力は充分あったけれど、とうとう優勝することなく引退。ブラジルに戻ってからはDJとして活躍(今も)。
「去年からフロリダ州オーランドウに来て、ブラジルのスナック=チキン・バイツを製造・販売するビジネスを始めたんだ。チキンだけじゃなく、甘いのもあるスナック。今はまだオーランドウだけでの展開だけど、どんどん広げて行きたい。日本でも売りたいので、興味のある人はヨロシク~」と選手時代より随分とフレンドリーなラウルでした。 
以上

2017年3月13日月曜日

2017 INDYCAR レポート R1 セント・ピーターズ・バーグ Race Day 決勝:最後尾グリッドからセバスチャン・ブルデイが優勝

2017年シーズン最初のウイナーは最後尾からスタートしたブルデイ Photo:INDYCAR(Chrisn Jones)クリックして拡大  
2017年・開幕戦
天候:晴れ
気温:24~26℃

アクシデント2回でフルコースコーションは110周中わずか8周

 2017年シーズン開幕戦ファイアストン・グラン・プリ・オブ・セント・ピーターズバーグはフロリダらしい青空の下で華々しく開催され、セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング=DCR)が見事な優勝を飾った。彼のスターティング・グリッドは21番手だった。そう、最後尾スタートからの優勝が達成されたのだ。
 

Photo:INDYCAR (Chris Jones)クリックして拡大
  雨の予報も出されていた日曜日だったが、110周のレースはスタートからゴールまで完全ドライ・コンディションで争われた。2回のアクシデントにより、出されたフル・コース・コーションは8周と少なかった。

2017 INDYCAR レポート R1 セント・ピーターズ・バーグ Race Day ファイナル・プラクティス:スコット・ディクソンがウォーム・アップ最速

ハンター-レイのクラッシュで赤旗中断に

 早くも決勝日。空には薄いけれども結構な量の曇が浮かんでいる。気温は摂氏21度と少し肌寒いぐらいで、路面温度は23℃とかなり低めのコンディションだった。
 セッション半ばでライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)がタイヤ・バリアにストレートに突っ込み、レッド・フラッグが出された。この中断は13分近い長さとなり、走行時間は大幅短縮となった。

2017年3月12日日曜日

2017 INDYCAR レポート R1 セント・ピートーズ・バーグ Day2 予選::ウィル・パワー強し! セント・ピーターズバーグで7回目のPP。佐藤琢磨もQ3に進出し、予選5位に

パワー、底力を見せつけるセント・ピーターズ・バーグ7度目のPP獲得! Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 
チャンピオン・パジェノー、Q1で敗退

 金曜に続いて土曜も快晴に恵まれたセント・ピーターズバーグ。予選は昨日と今日の合計3回のプラクティスよりも暑いコンディションで行われた。気温は30℃に達し、路面温度も最も高い時は49℃あった。
 強い日差しが照り続ける中、予選は午後3時過ぎに始まった。2グループに分かれて争われるQ1では、ディフェンディング・チャンピオンのシモン・パジェノー、彼のチームメイトでセントピーターズバーグ3勝の実績を持つエリオ・カストロネヴェスが敗退した。セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング)もプラクティスは順調だったが、予選ではアタック開始前にクラッシュした。その一方で、カルロス・ムニョス(AJ・フォイト・レーシング)はQ2に進出する奮闘を見せた。

2017 INDYCAR レポート R1 セント・ピートーズ・バーグ Day2 プラクティス3:予選日のプラクティス、最速はまたもスコット・ディクソン

昨日に引き続きディクソンがトップタイムをマーク Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
ディクソン、大幅にラップタイムを更新

 今日もセント・ピーターズバーグは快晴。プラクティス時の気温は23℃。それが終了時には26℃まで上がっていた。
 45分間のセッションで最速ラップをマークしたのは、昨日の午後に続いてスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だった。ラップ・タイムは1分01秒0240で、昨日の彼のベスト=1分02秒5591を大幅な短縮が達成された。アクシデントによる赤旗中断はなし。フライング・ラップでディクソンはリヤ・タイヤを壁に軽くヒットさせていたが……。