2020年2月22日土曜日

2020INDYCARレポート2月22日:ジェイムズ・ヒンチクリフはアンドレッティ・オートスポートから3レースに


スポンサー、ジェネシスの登場で3レース分の資金を確保

チームも古巣、アンドレッティ・オートスポーツとベストな体制に

 昨シーズン終了後にアロウ・シュミット・ピーターソン・モータースポーツがアロウ・マクラーレンSPに体制変更され、使用エンジンがホンダからシボレーにスイッチされた。カナダ出身の人気インディーカー・ドライバーで、通算6勝のジェイムズ・ヒンチクリフ(33歳)はカナダ・ホンダからのサポートなども受けており、マクラーレンの若手起用方針もあってシートを失った。

2020年2月20日木曜日

2020 INDYCARレポート今シーズン注目のチーム その2:デイル・コイン・レーシングも2020年の注目チーム


フェルッチのマシンと、派手なカラーリングのステアリング Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
21歳のフェルッチが一躍チームリーダーに

 インディーカー2年目のサンティーノ・フェルッチ。2020年のエントリーはデイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァンからに変わる。カー・ナンバーも19から18になるが、去年といちばんの違いはチームメイトが業界でも一二を争う実績と豊富な経験と持っていたセバスチャン・ブルデイからルーキーに替わるところ。フェルッチはインディーカー2シーズン目にして、21歳という若さでチームのリーダー的役割も果たさねばならなくなる。

2020年2月18日火曜日

2020 INDYCARレポート:今年は注目したくなるチームがたくさんあって……Vol.1  AJ・フォイト・エンタープライゼス


ブルデイとルーキーのダルトン・ケレット Photo:AJ Foyt Enterprises クリックして拡大
 カナーンとブルデイ、チャンピオンふたりがフォイトに集結


 2020年のNTTインディーカー・シリーズ参戦チームの中でおもしろいなと感じているのは、トニー・カナーンとセバスチャン・ブルデイという元チャンピオンを2人起用することになったAJ・フォイト・エンタープライゼスだ。
 TKはオーバルで、セブはストリート&ロードで、どちらも得意かつ実績あるコースでカー・ナンバー14を走らせる。ただ、ブルデイの搭乗は今のところ12レース中の4戦に限定。残りはルーキーのダルトン・ケレットが乗ることになっている。

2020年2月17日月曜日

2020 INDYCARレポート 2月16日:合同テスト直後にテキサスでルーキー・テスト


参加した4人のルーキーは全員テキサスのハイバンクにも順応

 21112日の火曜、水曜にサーキット・オブ・ジ・アメリカスでの合同テストが終わってすぐ、200マイルほど北上したところにあるテキサス・モーター・スピードウェイで続けてテストが行われた。2020年の第9戦が行われるコースでオーバル用のルーキー・テストが催され、オリヴァー・アスキュー(アロウ・マクラーレンSP)、スコット・マクロクリン(チーム・ペンスキー)、アレックス・パロウ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チーム・ゴー)、リナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)の4人が参加し、全員が合格した。このテストでももちろん、全車がエアロスクリーンを装着していた。全長1.5マイル、ターン1側が20度、ターン3側は24度というハイバンクを備えた超高速オーバルでの走行は、ロードコースのCOTAでのものとはまったく異なるものだが、ルーキーたちはキッチリ順応して見せた。