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2018年6月1日金曜日

2018 INDYCAR レースアナリシス 第102回インディアナポリス500:パスの少なかった今年のインディー500

Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
パスのチャンスほどんどなし!
ブルデイの予想どうりのレース展開に

 今年のインディー500では抜きつ抜かれつのバトルが少なかった。トップ交代のオーバーテイク・シーンは数えるほどしかなかった。リスタート以外だとほとんどなかったと言えるぐらいだった。セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)がレース前に話していた通り、「パスするドライバーよりも、(ミスを冒したり、タイヤを摩耗させ過ぎて)パスされるドライバーが多い」レースになっていた。特に最初のスティントでだったが、2.5マイルのコースに33台を均等に割り付けたかのように、誰も誰とも接近をしていない、パスのチャンスがほとんどない状況に陥っていた。

2018年4月17日火曜日

2018 INDYCAR レースアナリシス R3 トヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチ:アレクサンダー・ロッシが完全開花

ユニバーサル・エアロのマシン作りでライバル勢に一歩先んじることに成功したアンドレッティ・オートスポートと、ロッシの抜きんでたドライビングが際立った今年のロングビーチ戦だった Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
衝撃的だったロッシのパフォーマンス

 昨晩はなかなか眠れなかった。そのことに自分自身驚いた。3日続けて朝7時前のサーキット入りをして眠いはずだったのに、日中のレースで少々興奮し過ぎたってことらしい。もちろん、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)の圧倒的パフォーマンスによって。実に印象的な速さ、そして強さだった。ぶっちぎり、ワンサイド・ゲームは好きじゃないけれど、昨日のはロッシの勝ちっぷりは衝撃だった。

2018年4月15日日曜日

2018 INDYCARレポート 4月14日:チーム・ペンスキーのストラテジスト体制

ロングビーチでもロジャー・ペンスキー自らがパワーのピットで指揮を執ってます Photo:INDYCAR (Joe Skibinski)
ファンの方から質問を頂いたので、チーム・ペンスキーのストラテジストについて書いてみました。

 ウィル・パワー担当:去年はペンスキーに務め始めて30年近いジョン・”マイロン”・ブーズログってハンサム・ガイ(現職はチーム・マネジャー)がパワーのピットに陣取ってたのですが、今年は去年までエリオ・カストロネヴェスを担当していたロジャー・ペンスキー御大(1958年にチームを創立した現オーナー)がパワー担当になってます。”キャプテン”がピット・スタンドに来て、いよいよパワーはチーム・ペンスキーのエースとなった感アリです。

2018年4月13日金曜日

2018 INDYCAR レース・アナリシス R2 フェニックス:オーバーテイク満載じゃなくてもエキサイティングなレース

ユニバーサル・エアロでの初のショートオーバルは、オーバーテイクが難しいレースとなったが、また見どころの多い一戦でもあった Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
圧倒的だったロッシの速さ! ただ1台、自由自在のラインどり
 
 フェニックスでの第2戦、新エアロでの初オーバル・レースということで注目された。オーバーテイクは確かに少なかった。しかし、パスが可能な人には可能だった。実力拮抗の度合いが進み、チーム間、ドライバー間のスピード差が減っているからこそ、タイミングを狙い澄まして実現されるオーバーテイクには大きな価値がある。
 フェニックスでのヒーローはアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)はこの日のヒーローだった。最初のピット・ストップでのミスがなかったら、大半のドライバーを周回遅れに陥れての圧勝を飾っていただろう。カテゴリーが違うんじゃないかと思ってしまうほどのスピード差を見せつけ、次から次へと前を行くマシンをパス。イエローの力を借りずに自力で1ラップ・ダウンを取り戻してしまう……なんて最近見てなかった気がする。ショート・オーバルでは時として圧倒的スピードを実現する人が現れる。ピタリと決まったセッティングでただひとり悠々と波に乗って走る。今回は走行ラインが狭く、それを外れるとタイヤかすに乗ってクラッシュする危険があったが、ロッシだけはそれを気にしていないかのように自由自在に走っていた。

2018年3月14日水曜日

2018 INDYCARレポート 3月14日:あなたはロッシ派? それともウィッケンズ派? 開幕戦、最終リスタートでのアクシデントはなぜ発生したのか 



こわばった表情でピットに戻るウィッケンズ Photo:INDYCAR.com クリックして拡大
ラスト2周でのリスタート、1ターン接触……その原因はどこに?

 2018年の開幕戦では、いきなり議論沸騰となるアクシデントが発生しましたね。優勝目前だったルーキーのロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)は、残り4周で2回もリスタートがあり、そのうちの1回でバンプされた……。あ、こう書くとぶつかったアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が悪かった印象になっちゃいますね。