2019年8月18日日曜日

2019 INDYCAR レポート R14 ABCサプライ 500 Day1 プラクティス::ポコノのペースセッターはトニー・カナーン!






天候によってスケジュールは大幅変更になり、予選もキャンセルに Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
天候の影響で午前のプラクティス1がキャンセルに
路面の乾燥作業のため午後の予選も中止


 ペンシルヴェニア州の山間にあるポコノ・レースウェイ。標高は570メートルほど。今日は朝から快晴だったが、サーキットを取り巻くエリアには霧の出たところもあり、救急ヘリコプターが到着せず。雨雲も近づいていたため、インディカーは午前9時30分開始予定だったプラクティス1をキャンセルすることを決定した。その指示を受けて全車がピットからガレージへと引き上げた後、雨は実際に短時間だが強く降った。これで乾燥作業が必要になり、予選もキャンセルされ、代わりに2時間のプラクティスが行われることとなった。

2019年7月29日月曜日

2019 INDYCARレポート R13 ホンダ・インディー200 アット・ミッド・オハイオ Race Day 決勝:スコット・ディクソンがミッド・オハイオ6勝目

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 ディクソン、完成度の高い2ストップ作戦をコンプリート!

 予選8位だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)がミッド・オハイオ(全長2.258マイル)での90周のレース=HONDAインディ200アット・ミッド・オハイオを制した。
 燃費をセーヴしながら速く走る2ストップ作戦は、昨年アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が見事に決めてブッチギリ優勝を飾ったものが、今年はディクソンがさらに完成度の高い2スティントを実現し、大量リードを築き上げ、最後はチームメイトの猛追を受けたが、それを退けて今シーズン2勝目、ミッド・オハイオでの6勝目を挙げた。

2019 INDYCARレポート R13 ホンダ・インディー200 アット・ミッド・オハイオ Race Day:スタート・タイヤ@ミッド・オハイオ

プライマリーx13 vs. オルタネートx10台
前から5人はオルタネートでスタート。
ガナッシは2台ともプライマリーで、琢磨もプライマリーを選択


1  ウィル・パワー オルタネート
2  アレクサンダー・ロッシ オルタネート
3  ジョセフ・ニューガーデン オルタネート
4  シモン・パジェノー  オルタネート
5  セバスチャン・ブルデイ オルタネート
6  フェリックス・ローゼンクヴィスト プライマリー
7  コルトン・ハータ オルタネート8  スコット・ディクソン プライマリー
9  ジャック・ハーヴィー オルタネート10 ライアン・ハンター-レイ プライマリー
11 ジェイムズ・ヒンチクリフ プライマリー
12 マーカス・エリクソン オルタネート13 スペンサー・ピゴット プライマリー
14 サンティーノ・フェルッチ プライマリー
15 グレアム・レイホール プライマリー
16 マックス・チルトン プライマリー
17 佐藤琢磨 プライマリー
18 エド・ジョーンズ オルタネート
19 マルコ・アンドレッティ オルタネート
20 ザック・ヴィーチ プライマリー
21 マテウス・レイスト プライマリー
22 RC・エナーソン プライマリー
23 トニー・カナーン プライマリー

2019 INDYCARレポート R13 ホンダ・インディー200 アット・ミッド・オハイオ Race Day ファイナル・プラクティス:トップ3はジョセフ・ニューガーデン、フェリックス・ローゼンクヴィスト、コルトン・ハータ

ニューガーデン、ブラック・タイヤでベストラップ
 決勝日もミッド・オハイオは朝から快晴。風は今日もやや吹いているものの、気温は正午のファイナル・プラクティス開始時点ですでに28度。路面も41℃に上がっていた。
 今日のレースはスタートが午後4時過ぎと遅い。しかし、サマー・タイムが採用されているので、その時間帯はまだまだ暑い盛りだ。午前中の涼しいうちに行うファイナル・プラクティスに比べ、正午からのセッションならコンディションはレースと似たものになる。陽が照り続けてれば、路面はもっと温度が上がるだろうが……。


2019年7月28日日曜日

2019 INDYCARレポート R13 ホンダ・インディー200 アット・ミッド・オハイオ Day2 予選:ミッド・オハイオのPPはウィル・パワー=今季3回目

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パワー、ユーズド・レッドでラストアタックでロッシを逆転!
実にキャリア57回目のポール・ポジション!


 適度なアップダウンを持つ全長2.258マイルに13のコーナーが配されたミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コース、今週一番の暑さとなった予選でファイナル・ラウンドを戦ったのは、ポイント・ランキング2番手のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、ルーキーのフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)、ポイント・リーダーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、今年のインディー500ウィナーでポイント3番手のシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、ポイント5番手のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、そして、4度のタイトル獲得経験を持つセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)の6人だった。
 

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 この激戦区でポールポジションを獲得したのは、ユーズド・レッド・タイヤでも1分05秒1569という素晴らしいベスト・ラップを記録したパワーだった。1分05秒5317でトップにいたアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)を彼は最後のアタック・ラップで逆転。すでに歴代2位のPP獲得を成し遂げて来ているパワーは、今回がキャリア57回目のPPで、あと10回で歴代最多のマリオ・アンドレッティの大記録=67回に並ぶ。

シーズン初勝利を渇望するパワー、不運の連鎖を
「今、レースで勝ちたいという気持ちが更に強くなっている」


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 開幕から2戦連続でPPを獲得。一気にポイント・リードを広げて行く可能性を見せたが、現実はその真逆に。1戦目は作戦ミスで優勝を逃し、3位。2戦目もトップを走っていたがギヤボックスにトラブル発生。リタイアが彼だけだったことで最下位の24位に。勢いに乗れなかった彼は予選でのパフォーマンスもダウン。今回の第12戦をポイント・ランキング5番手で迎えているものの、ランキング・トップを走り続けるジョセフ・ニューガーデン(チームメイト)との差は165点にまで大きく広がっており、PPも第2戦以来の久しぶりのものとなった。

 PP獲得で意地を見せたパワー。彼にはまだタスクが残っている。”2008年から続いている1シーズンに少なくとも1勝”が今年はまだ達成されていないのだ。残るはもう5戦だけ。大きなポイント差をひっくり返しての王座奪還は難しそうなだけに、彼は目標を”最低でも1勝”に切り替えていることだろう。2013年の彼は第15戦ソノマまでシーズン初勝利を待たねばならなかった。その時に比べれば、今年はまだプレッシャーは小さいだだろう。
 「今年はずっと成績が悪い。本当にがっかりしている。しかし、自分の中では大きな炎が燃え盛っている。特に、今日の予選アタックのようなラップを行っているときに。これだけ悪い結果を並べるとガックリ来てしまう。それだけに、PP獲得は嬉しい。本当に喜んでいる」とパワーは安堵の表情を見せ、「今、レースで勝ちたいという気持ちが更に強くなっている」とも語った。

気になる二人のペンスキー勢への影響
しかもセカンド・ポジションはロッシ!


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 パワーの”1勝”にかける執念もわかるが、チャンピオン争いをしている2人のチームメイト、ニューガーデンとパジェノーにすれば、パワーの存在は複雑だ。優勝での最大ポイントを彼らが獲得するのを拒む可能性が高いからだ。彼ら二人がポイント争いを展開中の相手、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が予選2位というのも、彼らの悩ませる現実だ。

2019 INDYCARレポート R13 ホンダ・インディー200 アット・ミッド・オハイオ Day2 プラクティス3:プラクティス3でもコルトン・ハータがトップ

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ハータ、ブラック・タイヤで昨日のレッドのタイムを更新!

 ミッド・オハイオでの走行2日目。今日も空は快晴。風が少しあって、昨日より涼しく感じるものの、気温は午前中だというのに26~27℃になった。路面は33~38℃。
 今週3回目となるフリー・プラクティス、セッション中の自身の最終ラップである16周目に最速ラップをマークしたのは、コルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)だった。昨日の午後、レッド・タイヤで1分05秒7292を出していた19歳のルーキーは、今朝はブラック・タイヤでそれより速い1分05秒7048をマークした。キャリア2回目のPP、キャリア2勝目に向けての準備は着々といったところか。

2019年7月27日土曜日

2019 INDYCARレポート R13 ホンダ・インディー・200 アット・ミッド・オハイオ Day1 プラクティス2:プラクティス2でコルトン・ハータがトップ・タイム

ハータ、いち早くレッドを装着したことが功を奏す

 プラクティス1より少し暑くなったプラクティス2、最高気温は27℃、路面温度は最高で46℃に達した。
 このセッションでは予選に向けてレッド・タイヤが1セットのみ使用可能。そして、このレッド投入のタイミングが難しい。セッティングを煮詰め、最後の”締め”として予選シミュレーションを行うのが理想だが、今日のようにセッション終了5分前にアクシデントが発生すると、レッドを試せないままセッション終了。予選に向けた準備が不十分で終わってしまう。
 ルーキーのコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)は、レッドでの走行を早めに始めたこともあって、トップ・タイムをマークした。事前テストを行ったので、ブラックでの走行データは十分ということではないだろうか。

2019 INDYCARレポート R13 ホンダ インディ200 アット ミッド・オハイオ:ミッド・オハイオでの最初のプラクティスはスコット・ディクソンが最速

 ロード・アメリカでのマニュファクチャラー・テストを予定していたシヴォレーだったが、コースの一部が冠水して中止に。代替テストはミッド・オハイオで、ロードアメリカでのレースの後に行なわれた。アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)に圧勝され、シヴォレーとペンスキーはロードコースでのスピード不足解消の必要を強く感じた。ミッド・オハイオでテストをすれば、アンドレッティとの差を縮める大きなチャンスとなり得る。ドライバーズ・タイトルをユーザー(=ペンスキー・ドライバー3人のうちの誰か)に獲得してもらうためにもシヴォレーとしてはテストをするしかなかった。ミッド・オハイオの後にもポートランド、ラグナ・セカとロードレースは2戦ある。シーズン終盤はロードレース率が高まる上、最終戦ラグナ・セカはダブルポイントなのだから、この手のコースに力が入れるというのは実にロジカルだ。

2019年7月22日月曜日

2019 INDYCARレポート R12 アイオワ300 Race Day 決勝:メールマガジン:アイオワで実績アリのジョセフ・ニューガーデンがシーズン4勝目でポイントリードを広げる

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ニューガーデン、リードラップ245周での圧倒的勝利

 ポイント・リーダーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が、アイオワのレースで圧倒的強さを見せた。骨折していても勝った2016年のレースの再現と言っても良かった。あのレースで彼は282周をリードしたが、今晩の彼は245周のリード・ラップとともに勝利を飾った。これで今シーズン4勝目。ポイント2番手のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は6位、ポイント3位のシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は4位フィニッシュだったことから、ニューガーデンは二度目のタイトルに向けてポイント・リードを広げることとなった。残るは5戦だ。

2019年7月20日土曜日

2019 INDYCARレポート R12 アイオワ300 Day1 予選:シモン・パジェノーがアイオワでもポールポジション



暑さも克服して2戦連続シーズン3回目のポールポジションを獲得したパジェノー。熾烈なチーム内の争いも制した Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
ショートオーバルでも強いパジェノー、連続PP

 トロントでポール・トゥ・ウィンを飾ったばかりのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)がアイオワのショート・トラック(全長0.875マイル=8分の7マイル)でもポール・ポジションを獲得した。気温が33℃、路面は52℃まで上がったが、彼の強さはフリー・プラクティス1と変わらなかった。

2019 INDYCARレポート R12 アイオワ300 Day1 プラクティス1:酷暑のプラクティス1、最速はジョセフ・ニューガーデン

猛暑の中始まったプラクティス1、ニューガーデン以下、ペンスキー勢が1-2-3に Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
アイオワ得意のニューガーデンが好発進

 午前10時で気温は31℃に達していた。湿度は65%、路面は42℃。ピットロードに立っているだけで汗が噴き出して来るコンディションで1時間のプラクティスが行われた。セッション中ずっと陽が照り続け、終了時の気温は32℃へと1℃だけだがアップし、路面は4℃上がった46℃になっていた。
 

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 最速ラップはポイントリーダー=ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)の17秒8961。38周を走ったうちの30周目にベストは記録された。ニューガーデンはアイオワが得意で、2014、2015年に2年連続で2位フィニッシュした後の16年に優勝(まだエド・カーペンター・レーシング所属)=3年連続で表彰台に上った。一昨年は予選16位から決勝6位。去年は予選2位/決勝4位と言う結果を残して来ている。

2019年7月15日月曜日

2019 INDYCARレポート R11 ホンダ・インディー・トロント Race Day 決勝:シモン・パジェノーが今シーズン3勝目


 
ポール・トゥー・フィニッシュで今シーズン3勝目を飾ったパジェノー。54ポイントを追加して、トップのニューガーデンに39ポイント差に迫る Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大

完璧にマシンを仕上げきったパジェノー

 今年のトロントは3日間の週末中、一度も雨に悩まされることはなかった。雷雲が訪れたのは予選終了直後で、インディカーの走行には何ら影響を及ぼすことはなかった。45分間のプラクティスが3回、3段階の予選、そして決勝日には30分間のウォームアップと、すべてが完全なるドライコンディションだった。トロントのコースはグリップが極めて低く、路面の材質が場所々々で異なる難しいキャラクターだが、今年のエントラントたちはマシンの仕上がりレベルを例年よりかなり高くできていたはずだ。そして、この長いプラクティス時間をフルに味方につけたのがシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)だった。


2019 INDYCARレポート R11 ホンダ・インディー・トロント Race Day ウォームアップ:フェリックス・ローゼンクヴィストが最速

ローゼンクヴィスト、ブラックタイヤでトップタイム!
 決勝日のトロントは朝から快晴。気温が26℃、路面温度が44~45℃という今週末で最も温度の高いコンディションとなった。
 出場22台は30分間のセッションでブラックとレッド、両方のタイヤをトライするところが多かった。そして、最速ラップとなる59秒9469を予選3位だったフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)が、ブラック・タイヤで記録した。27歳のスウェーデン出身ルーキーは、2列目イン側グリッドからキャリア初優勝を目指す。その準備は万端といったところだろう。

2019年7月14日日曜日

2019 INDYCARレポート R11 Day2 :佐藤琢磨とセバスチャン・ブルデイのいざこざ


 土曜日のプラクティス3終了後、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)とセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)がピット・ロード上で掴み合いになった。

 セッション終了間際にグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がクラッシュ。全車に1周の計測ラップが許されることになり、ピット・ロードからほぼすべてのマシンがコースへと出て行ったのだが、ピット・アウトからの1ラップだけでタイヤをできる限りウォーム・アップする必要があり、しかも前を行くマシンとの間に間隔も保たなければならない状況だった。ここでブルデイが琢磨を強引にパス。その行為を琢磨はアンフェアと考えたため、「どういうつもりなのか?」を尋ねに行った。そして、それはトラブルへと発展した。


2019 INDYCARレポート R11 ホンダ・インディー・トロント Day2 予選:シモン・パジェノーがポールポジション獲得



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喜ぶパジェノー「ファスト6は完璧な戦い方ができた」

 金曜日のプラクティス2、今日のプラクティス3で連続してトップ・タイムを記録していたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が、今週一番の暑さとなった予選でもマシンのパフォーマンスをフルに引き出し、ユーズド・レッドで58秒4293という目覚ましいラップを記録、ポール・ポジションを獲得した。PPは今年のインディ500以来で、今シーズン2回目、キャリア通算12回目だ。トロントでの自己ベスト・フィニッシュは昨年の2位。それを明日、塗り替えることができるか。
 「とてもいいアタック・ラップをファイナル・ステージで実現できた。今朝の時点で自分のベストは58.3秒か58.5秒と予想していて、ちょうどその間になった。今週末、僕らのマシンはずっと調子がいい。だた、ピットの位置が後方なので、予選を戦うのは難しい。スペースを取って、タイヤを十分に温めるのがQ1、Q2では大変だった。しかし、ファイアストン・ファスト6では完璧な戦い方ができた。タイヤも十分な温度まで持って行けたので、走っていてとても楽しかった。マシンから全てを引き出せたと思う。自分の期待通りの結果を手にできた今回のような時、本当に大きな喜びを得られる」とパジェノーは話した。

2019 INDYCARレポート R11 ホンダ・インディー・トロント Day2 プラクティス3:シモン・パジェノーがプラクティス3でも最速

「マシンが素晴らしく、走るのが楽しい!」という前日のコメントどおりの走りで、2日目午前のプラクティスでもパジェノーがトップに立った Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher) クリックして拡大  
パジェノー、ブラックタイヤで昨日のベストラップを更新
 

 金曜のプラクティス2でトップ・タイム=59秒8708をレッド・タイヤでマークしたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が、暖かくなった土曜日午前中のプラクティス3で59秒3651のベストを”ブラック・タイヤで”出した。19周を走ったうちの4周目でそれは記録された。

2019 INDYCARレポート R11 ホンダ・インディー・トロント Day1 :プラクティス初日のトップ2と、アレクサンダー・ロッシのコメント

Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher)
 トロントでの金曜日には、45分間のプラクティスが2回行われた。プラクティス2でのトップはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)だった。彼はプラクティス1も5番手と非常に好調だ。今シーズン3勝目をここで挙げれば二度目のタイトルも見えて来る。

 初日に2番手につけたのはルーキーのフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)。彼はプラクティス1でも3番手と、ある意味ではパジェノー以上に順調。先輩チームメイトで5度のタイトル獲得歴を誇るスコット・ディクソンもプラクティス1=トップ、プラクティス2=5番手と高い安定感を見せている。「1勝以上するのが目標」と今シーズン開幕前に語っていたローゼンクヴィスト。今週末は大きなチャンスだ。

 ポイントスタンディング2番手につけるアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は、プラクティス1では4番手につけたものの、プラクティス2ではアクシデントもあって結果は14番手だった。ポイント・リーダーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)はプラクティス1で2番手につけ、プラクティス2も8番手と相変わらず手堅い。初タイトルに意欲を燃やすロッシがトロントでの予選、決勝でどのような闘いぶりを見せるのか、おおいに楽しみだ。
 以下は上記3人の金曜日のコメントだ。

2019 INDYCARレポート R11 ホンダ・インディー・トロント Day2 予選:シモン・パジェノーがポールポジション獲得

PP獲得を喜ぶパジェノー「ファスト6は完璧な戦い方ができた」

 金曜日のプラクティス2、今日のプラクティス3で連続してトップ・タイムを記録していたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が、今週一番の暑さとなった予選でもマシンのパフォーマンスをフルに引き出し、ユーズド・レッドで58秒4293という目覚ましいラップを記録、ポール・ポジションを獲得した。PPは今年のインディ500以来で、今シーズン2回目、キャリア通算12回目だ。トロントでの自己ベスト・フィニッシュは昨年の2位。それを明日、塗り替えることができるか。
 「とてもいいアタック・ラップをファイナル・ステージで実現できた。今朝の時点で自分のベストは58.3秒か58.5秒と予想していて、ちょうどその間になった。今週末、僕らのマシンはずっと調子がいい。だた、ピットの位置が後方なので、予選を戦うのは難しい。スペースを取って、タイヤを十分に温めるのがQ1、Q2では大変だった。しかし、ファイアストン・ファスト6では完璧な戦い方ができた。タイヤも十分な温度まで持って行けたので、走っていてとても楽しかった。マシンから全てを引き出せたと思う。自分の期待通りの結果を手にできた今回のような時、本当に大きな喜びを得られる」とパジェノーは話した。

チップ・ガナッシ勢が予選2-3位に

 予選2位はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。パジェノーのベストとの間には0.1655秒の差があった。ディクソンはファイアストン・ファスト6での最後のアタック・ラップを始めるところでスピン。あと1周を走ることができなかった。「アレがなければPPだった……というのは冗談」と予選後にディクソンは笑い、「今週ずっとパジェノーは速いし、PP獲得おめでとう、と言いたい。自分はは予選2位でもフロント・ロウ・スタートが切れるんだからハッピーだ。マシンは非常に良い。ブラックででもレッドでも安定している。チームメイトのフェリックス・ローゼンクヴィストも速い」とコメントした。
 予選3位はローゼンクヴィスト。ルーキーながらインディカーGPですでに初PPを獲得している彼は、これがキャリア3回目の予選トップ3入りとなった。最初の予選トップ3は開幕戦セント・ピーターズバーグでの3位だった。

4位のロッシ「ターン6が今週ずっと自分たちの課題」
Q2最速だったニューガーデン、ファスト6では最下位に
 

 予選4位はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)。本人の目指す仕上がりにマシンがあと一歩届かないようで、「ターン6で壁にヒットした。あのコーナーが今週はずっと自分たちにとっての課題になっている。あの接触がなければ予選3位にはなれていたかもしれない。パジェノーは今週ずっと速く、今日の彼には敵わなかった。ミスをしたが、失ったポジションはひとつだけで済んだ。考えていたよりもダメージは小さくて済んだ」とコメントした。

 予選5位はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)で、予選6位はエド・ジョーンズ(エド・カーペンター・レーシング)だった。ニューガーデンはQ2で今週の最速となる58秒4129をマークしたが、トップ6ではブービー賞に甘んじた。そしてジョーンズだが、彼はQ1のグループ2を58秒6011のベストでトップ通過し、Q2でも58秒5360で4番手につける好パフォーマンスを見せた。チームメイトのスペンサー・ピゴットもQ2に進出し、予選9位。エド・カーペンター・レーシングはロードコース、ストリートコースで今シーズン大きくパフォーマンス・アップを果たしている。

佐藤琢磨はファスト6進出はならず予選10位に
「明日はライバルをパスして行ける力強いマシンを手にしたい」


 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はQ1のグループ1で5位となり、Q2に駒を進めた。ブラック・タイヤで走り出し、3番手につける1分00秒0312をマーク。レッド・タイヤにスイッチしたが、ピットでのスピード違反をしたためにドライヴ・スルーのペナルティを課せられた。それによりレッドのアタック・ラップが1周減ることになったが、彼にとってのファイナル・ラップだった8周目に59秒2877をマークし、マックス・チルトン(カーリン)をバンプ・アウト、Q2進出を果たした。
 琢磨はQ2をレッド・タイヤ2セット連続投入で戦い、2セット目で自己ベストを58秒9110にまで縮めた。しかし、ファイナル進出へのボーダー・ラインは58秒6305(ロッシ)で、琢磨の明日のスターティング・グリッドは10番手と決まった。
 「ファイナルに進めなかったのは残念。しかし、今日の僕らはそのレヴェルに達していなかった。プラクティス2で問題があった(壁にヒット)し、トップ10入りできてホッとしているという面もある。そして、僕らはまだ決勝に向けてマシンをさらに良くするべく懸命の仕事をしなくてはならない。このコースではいつもエキサイティングで予測のつかないレースが展開されて来ている。明日はライバルたちをパスして行けるだけの力強いマシンを手にしたい。そして、作戦もベストなもので戦えることを望みたい。まだ明日、ウォーム・アップ・セッションがあるので」と琢磨は話した。

 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)はプラクティス3で苦闘していたとはいえ、Q1で敗退したのは驚きだった。彼の予選結果は15位。
 地元期待のジェイムズ・ヒンチクリフ(アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)も同様で、Q2進出を逃して予選14位だった。
以上

2019年7月13日土曜日

2019 INDYCARレポート R11 ホンダ・インディー・トロント Day1 プラクティス2:プラクティス2最速はシモン・パジェノー

セッション2ではパジェノーが安定した速さを見せた Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
 パジェノー、ブラックでもレッドでも速くセッション2トップに

 トロントでのプラクティス2回目、気温は23℃とやや上昇し、路面温度も午前中より6℃ほど高いコンディションとなった。空は相変わらず曇りで、短い時間だがセッション中に日が差すこともあった。

 トップ・タイムをマークしたのは今年のインディー500ウィナー=シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。プラクティス1でのチーム・ペンスキーはジョセフ・ニューガーデンが2番手でチーム内トップだったが、プラクティス2でのパジェノーはブラック・タイヤでもレッド・タイヤでも速く、59秒8708のベスト・ラップでトップに躍り出た。

2019 INDYCARレポート R11 ホンダ・インディー・トロント Day1 プラクティス1:トロントのプラクティス1はスコット・ディクソンがトップタイム

昨年のウィナー、ディクソンがプラクティス1でトップタイム Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
曇り空の中、シーズン最後のストリートレースが開幕

 今シーズン最後のストリート・レースとなるホンダ・インディ・トロントが始まった。全長1.786マイルのコースはもうお馴染み、今年で35回目の開催となるエキシビジョン・プレイス。トロントのダウンタウンからすぐの、オンタリオ湖に面した催し物会場と公園にレイアウトされる。今日の天候は曇り。気温は22℃ほどと、涼しいぐらいのコンディションでプラクティス1は行われた。

2019年6月24日月曜日

2019 ジャック・アマノのインディーな1日 6月22日:ロード・アメリカご当地ウイスコンシンのモータースポーツ・スポンサー、メナーズの店舗探訪

シモン・パジェノーのサイン会がロード・アメリカ近くのメナーズで行われ、多くのファンが訪れた。子供も大人もパジェノーのシャツを着ている人が数。スケールモデルやポスター、写真などなどを持って来てサインをしてもらっていた。インディー500チャンピオンになってもパジェノーの人柄の好さに変わりはなく、ひとりひとりにゆっくり時間をとっていた Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
2003年までチーム・メナーズとして活動
現在はパジェノーのメイン・スポンサーでおなじみ
 インディー500で優勝したシモン・パジェノー。彼のマシンがド派手な蛍光イエローのマシンになってるのは、メイン・スポンサーであるメナーズ(Menards)の意向。メナーズとは、ウィスコンシン州出身のジョン・メナード(John Menard)氏が興した、主にアメリカ中西部で大々的に店舗展開をしているホーム・センター・チェーンだ。

メナーズのロゴは緑を基調にカラフルなストライプ Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 デトロイト、テキサスとパジェノーはメナーズの蛍光イエローじゃないマシンで走行。インディー500ウィナーなのにカラーリングが違うのは寂しかった(この2週末のスポンサーさんには申し訳ないけれど……)。
 今週のロード・アメリカはウィスコンシン州。メナード氏と彼のビジネス=メナーズの地元レースとあって、カー・ナンバー22のチーム・ペンスキー/シヴォレーはメナーズの蛍光イエローで走る。そして、パジェノーがサーキットの近くのメナーズでサイン会を行うというんで、行って来た。


2019 INDYCARレポート :第10戦 REVグループ・グランプリ・アット・ロード・アメリカ Race Day 決勝:ロード・アメリカはアレクサンダー・ロッシが圧勝

前半戦の不運を断ち切るような圧倒的な勝利を挙げたロッシ。ポイントスタンディングでも首位のニューガーデンに対して7ポイント差に肉薄! Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
インディーカー・ドライバーにとって重要な
ロード・アメリカ戦での価値ある圧勝


 ロード・アメリカはインディーカー・ドライバーのキャリアにおいてポイントとなるサーキットだと思う。マイケル・アンドレッティ、ジャック・ヴィルヌーヴ、ダリオ・フランキッティ、アレックス・ザナルディ、クリスチアーノ・ダ・マッタといったチャンピオンたちが、タイトルを獲得したシーズンに優勝を記録した。2016年のシリーズ復帰からのウィナーたちはチャンピオンの座に手を届かせていないが、次代を担うジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が昨年圧倒的パフォーマンスで優勝し、今年はアレクサンダー・ロッシが同じく他を寄せ付けない走りを見せつけて表彰台の中央に立った。

2019年6月23日日曜日

2019 INDYCARレポート :第10戦 REVグループ・グランプリ・アット・ロード・アメリカ Day2 予選 コルトン・ハータがキャリア初ポール・ポジション獲得

インディーカー最年少優勝に続き、ハータは最年少ポール・ポジションの新記録も樹立!Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
ハータ、グレアム・レイホールの最年少記録をまたも更新
 今シーズンの第2戦インディーカー・クラシックで、デビュー3戦目にしてキャリア初優勝を記録したルーキーのコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)が、デビュー11戦目となるREVグループ・グラン・プリでキャリア初となるポール・ポジションを獲得した。ハータ二世は18歳と359日でインディーカーの最年少のウィナーとなったが、今日、彼は19歳53日で最年少ポール・ウィナーとなった。どちらの記録もハータ二世の前はレイホール二世のグレアムが保持していた。

2019 INDYCARレポート :第10戦 REVグループ・グランプリ・アット・ロード・アメリカ Day2 ジャックプラクティス3:プラクティス3ではジョセフ・ニューガーデンがトップ・タイム

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セッション終了5分前にニューガーデンがハータを逆転!

 今日もロード・アメリカは快晴。気温も20~21℃と昨日とほとんど変わらない。少し風が強まった感はあるが、暑過ぎない快適な天候に恵まれた。
 予選を前にしたプラクティス3では、ルーキーのコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)が出した1分43秒1647が長らくトップにあったが、走行終了5分前にポイント・リーダーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が1分42秒8825を出してトップを奪った。





2019年6月22日土曜日

2019 INDYCARレポート :第10戦 REVグループ・グランプリ・アット・ロード・アメリカ Day1 プラクティス2:プラクティス2最速はアレクサンダー・ロッシ

午後のプラクティスでは、ロッシがトップタイムをマークし、アンドレッティ勢が好調をキープ Photo*INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
終了15分前からレッド・タイヤでのタイム更新合戦に
ワイルドなドライビングでロッシが逆転トップタイム


 午後もロード・アメリカはほぼ快晴。コンディションはほぼ変わらなかった。気温は摂氏21度で同じ。路面温度はプラクティス1終了時より2℃だけ上がった。
 しかし、プラクティス2で誰もがブラック・タイヤで走っている間、プラクティス1でのベスト=ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)による1分43秒7556を上回る者は出なかった。ベストはルーキーのコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)による1分44秒台だった。
 45分間のセッション終盤、走行時間の残りが15分を切ってから、レッド・タイヤで走り出す者が現れた。ハータからトップを奪ったのは、同じくルーキーのフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)だった。タイムは1分44秒1772。これをウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が1分43秒6230で上回った。
 最終的には、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が1分43秒1206でトップ。タイヤを芝生に落とすシーンが少なくとも2回は見られたワイルドなドライビングによるトップ・タイムだった。

2019 INDYCARレポート :第10戦 REVグループ・グランプリ・アット・ロード・アメリカ Day1 プラクティス1:ロード・アメリカでの最初のプラクティスではライアン・ハンター-レイが最速

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 快晴のロード・アメリカ、ハンター-レイがいきなり43秒台に

 快晴のロード・アメリカ。プラクティスでの気温は21℃と、快適そのものだった。
 全長が4.014マイルもあるコースだが、プラクティス時間は45分。最も多く走ったドライバーでも周回数は12周だった。赤旗も2回出された。1回目はジャック・ハーヴィー(メイヤー・シャンク・レーシング・ウィズ・ASPM)がストップ。2回目も原因はハーヴィーで、今度はスロットル・スタックによるタイヤ・バリアへのクラッシュだった。
 最速はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)。9ラップしたうちの3周目が1分43秒7556だった。この滑り出しの良さでシーズン初勝利を飾れるか?
 参考:昨年のポール・ポジション・タイムは、1分43秒2026(ジョセフ・ニューガーデン)。

2019年6月19日水曜日

2019 INDYCARレポート 6月18日:インディーカー・ミッド・シーズン・レポート

激戦の2019年前半戦
9戦を終了してウイナーは6人!


 テキサスでの第9戦が今年も折り返し点。シーズン前半戦を振り返ろう。
 最多勝利=3勝はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)。
 2勝がシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。
 1勝はコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)の4人。

2019年6月13日木曜日

2019 ジャック・アマノのインディーな1日 6月12日 第5戦インディーGP~第9戦テキサス: 選べるレンタカー生活エンジョイ中 その2

実に堂々たるダッジ・ラム! こんなトラック乗ってる人は、やっぱりでっかいステーキを食べちゃうイメージ……って超ステレオタイプですかね。実は、泊まったホテルの真横にあったステーキハウスで、入ってビックリの高級店でした。美味しかったが、高かった! Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
 デトロイトで借りたアメリカン・ピックアップ、ダッジ・ラム。モータースポーツでも活躍してきたクライスラーの誇る5.7リッターのHEMIエンジン搭載のフルサイズ・ピックアップです。普段なかなか借りることのない、最新のピックアップを紹介しましょう。

2019年6月12日水曜日

2019 ジャック・アマノのインディーな1日 6月12日 第5戦インディーGP~第9戦テキサス: 選べるレンタカー生活エンジョイ中

シカゴ・オヘア空港で借り出し、インディーGP、インディー500と今年の5月の大半を共に過ごしたフォルクスワーゲン・ジェッタ Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
アメリカのレンタカー会社、どこを選んでいますか?

 ハーツ、エイヴィス、バジェット、ナショナル、アラモ、ダラー……スリフティ、エンタープライズ……アドヴァンテイジ、フォックス、ペイレス、シクスティー、ルーツ……とアメリカにはレンタカー会社、林立してます。
 私はハーツ派。”高い”ってイメージが世間にはあるようだけど、最大手は貸してるクルマがとても新しいし、バラエティ豊富だし、メンテナンスや掃除も行き届いてる。どの空港にでもハーツはあるし、ゴールド・メンバーに登録(年会費とかないと思う……確か)すれば、いちいち窓口で手続きしなく立って、知らせてある飛行機で到着したらクルマが用意されている。しかも、窓口での交渉がないから、アップグレードとか保険とかなんちゃらかんちゃらで予約してた時より値段が高くなる……って胡散臭さがない。
 しかし、アメリカって、どうしてあんなに窓口とかで時間がかかるんだろう。ホテルでも飛行機でもチェック・インは絶対に短時間じゃ済まない。ついでに書くと、飛行機の乗り降りも遅い。

2019年6月9日日曜日

2019 INDYCAR レポート 第9戦 DXC テクノロジー 600 Race Day 決勝:ジョセフ・ニューガーデンが今シーズン3勝目

二挺拳銃をぶっ放し、吠えるニューガーデン。ピット・シークエンスを変えるペンスキーのレース戦略の勝利だった Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
ニューガーデン、作戦が功を奏しての勝利

 チーム・ペンスキーが見事な作戦でジョセフ・ニューガーデンを優勝させた。しかし、なぜ、あのタイミングで同じ作戦を採ったチームは、マーカス・エリクソン(アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)とセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)しかいなかったのか……。

2019 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第9戦 DXC テクノロジー 600 Day2 予選: 佐藤琢磨、テキサスのポールポジション獲得を語る

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エディ(・ジョーンズ)が素晴らしいクルマにまとめてくれたので
自信を持ってリヤ・ウィングを寝かせて行こうと提案できました
――プラクティスから調子は上々だったようでしたが、ポールポジション(PP)を獲れる見込みというのは、どれぐらい感じてたんですか?
 

佐藤琢磨:グレアム(・レイホール)のスピードを見た時に、PPは難しいかな、と思いましたね。相当僕らの2台は共通しているので。ただ、彼の走りを実際に僕は見ていないので、どんなだったかはわからないんですけど、走行直前に僕のところに来て、トラック・コンディションや状況っていうのを教えてくれたので、それに合わせてイメージを作れたっていうことがひとつありました。それから、グレアムと僕とでは微妙にエアロ・セッティングが違っていて、僕の方がトリムしてたんですね。そこら辺は、自分たちがプラクティスでもワン・ステップ前でリードできていたからで、そこは大きかったと思います。とにかく、エディ(・ジョーンズ)が素晴らしいクルマにまとめてくれたので、僕も自信を持ってリヤ・ウィングを寝かせて行こうって提案できましたね。

2019 INDYCARレポート 2019 INDYCAR レポート 第9戦 DXC テクノロジー 600 Day2 予選:佐藤琢磨がテキサスでポールポジション獲得

佐藤琢磨、今シーズン2回目のポール・ポジション獲得 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
ランキング逆順のアタック、ピゴット、ブルデイと
リーダーが変わる中で佐藤琢磨18番手でコースイン


 気温が31℃、路面温度が47℃まで上がったテキサス・モーター・スピードウェイでの予選、22人のドライバーたちは2周の連続アタックをランキングの逆の順番で行った。大ベテランのトニー・カナーン(AJ・フォイト・エンタープライゼス)がアタック1周目のターン2で壁にヒットし、途中で一瞬雨がパラついたが、短い中断で予選は続けられた。
 10番目にアタックしたスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)が219.099mphを出してトップに立ち、セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)が219.746mphでその座を奪った。

2019年6月8日土曜日

2019 INDYCAR レポート 第9戦 DXC テクノロジー 600 Day2 プラクティス2:コルトン・ハータがトップ! 佐藤琢磨は2セッション連続で2番手

金曜のプラクティス2でも2番手タイムと佐藤琢磨は好調。トラフィックでもセッティングは上々 Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大  
レース使用タイヤが決定!
チームには4セット以上のスカッフィングを推奨


 昨日最速だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)と、2番目に速かった佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が雨で短縮されたセッション終了後に、「まだタイヤの評価にはもう少しの時間が必要」と口を揃えていたが、インディーカーとファイアストンは、今回持ち込んだ2種類のタイヤのうちで本命とされていた方のタイヤでレースを行うと決定したようだ。経験豊富なドライヴァーたちの意見はアッサリ退けられ、今日のプラクティスを30分早くスタートさせたものの、その増やされた30分間はピット・ストップ練習とレースに向けたタイヤのスカッフィング用と発表された。ファアストンはチームに4セット以上のスカッフを推奨。それらのタイヤが決勝のスタートから順次装着されるということだ。

2019 INDYCAR レポート 第9戦 DXC テクノロジー 600 :テキサスのマシン・カラーリング

サイド・ポンツーンに大きくアビーム・コンサルティングのロゴが入った佐藤拓磨のマシン Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
  今回、マシンのカラーリングが新しいところ、デトロイトと違うところが結構あります。

2019年6月7日金曜日

2019 INDYCAR レポート 第9戦 DXC テクノロジー 600 Day1 プラクティス1:木曜プラクティスでスコット・ディクソンが最速、佐藤琢磨が2番手

天候:晴れ のち 雨
気温:29℃

寝耳に水の3デイ・イベント!
タイヤ・テストがその目的か!?


 今年のテキサスは3デイ・イベントになった。インディカーはメディアにそれをずーっと知らせずに来た。隠す気が有ったのか……は不明。サーキットも世間に対する告知なし。どうなっているんだか。
 ファイアストンのエンジニアは、「木曜にプラクティスを行う話は、昨年の12月ぐらいには決まっていた」と今日ピットで話したが、それは本当なのか? 疑問と感ずる。ファイアストンの依頼で木曜のプラクティスは設定されたのでは? と考えたくなる。去年のレースで多くのエントラントがタイヤにブリスターができて苦戦したという事実があるからだ。しかし、タイヤメーカーが頼み込んでのプラクティス実現ではなかったとのことだ。

2019年6月4日火曜日

2019 INDYCARレポート 第8戦 シヴォレー・デトロイト・グランプリ・レース2 決勝:スコット・ディクソンが今年もデトロイトでシーズン初勝利

前日のレース1で、らしからぬドライビングミスを犯したディクソン、一夜明け完璧な走りで勝利! クルーと噴水に飛び込み今季初優勝の喜びを分かち合う Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
8戦終了で6人目のウィナーが誕生

 デトロイトのダブルへダーは2019年シーズンの第7、第8戦。今年もインディーカー・シリーズは全17戦だ。
 インディカーGPとインディー500をシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)で連勝して今年最初の複数勝利ドライヴァーとなり、開幕戦セント・ピーターズバーグ・ウィナーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がデトロイトでのレース1で勝ち、シーズン2勝は二人になった。そして今日、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が今年の初勝利をマーク。8戦で6人目のウィナーが誕生し、チャンピオン争いはますます混沌とすることになった。

2019年6月3日月曜日

2019 INDYCARレポート 第8戦 シヴォレー・デトロイト・グランプリ・レース2 予選:レース2の予選はジョセフ・ニューガーデンがPP

レース1予選と逆順でグループごとにアタック
ロッシが第1グループのトップタイム!

 レース1が短縮されて行われた土曜日、デトロイトは夜にまた強い雨が降った。レース2の予選、決勝が行われる日曜日、朝9時の気温は14℃しかなく、空には厚い雲が広がっていた。それが予選開始の10時間45分、空は一転、快晴になっていた。しかし、気温は17℃とさほど上がっていなかった。

 今日のグループ1は、昨日グループ2。グループのメンバーは変わらず、走る順番が昨日と今日で逆になっているということ。
 グループ1最速はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)だった。ラップ・タイムは1分15秒1825。2番手は驚速ルーキーのコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)で、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が3番手。そして、4番手はもう一人の俊足ルーキー=パト・オーワード(カーリン)だった。

2019 INDYCAR レース・アナリシス 第7戦 シヴォレー・デトロイト・グランプリ・レース1:佐藤琢磨の6ポジション・アップ検証

ポディウムで観客に応える佐藤琢磨。手ごたえある3位だ Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大

 予選9番手から3位でフィニッシュ。価値あるポイントを獲得した佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。どんなレースを戦っていたのか、彼の言葉で振り返る。

スタート前に早くも1ポジション・アップ!
さらに1周目開始直後に7位に浮上

 
 スタート前のフォーメイション・ラップでザック・ヴィーチ(アンドレッティ・オートスポート)がスピン! それを避けた琢磨は難なく8位に上がった。
 「あれはラッキーだったね」。
 そしてグリーン・フラッグ。すぐさまルーキーのパト・オーワード(カーリン)の前に出る。ところが、直後のターン2で琢磨のマシンがスライド! 真横を向きかけた。
 「ハンドルが一回転しちゃったよ。でも、ぶつかってないよ。レース後にみんなにそれを聞かれたけど、彼を抜いて、あのコーナーのちょっと盛り上がったところを越えてパッとミラーを見たら、彼は後ろにいたので…………。ぶつかってたら彼は壁に行っちゃってたでしょ」
 琢磨のマシンがまっすぐターン3方向に向けたのは、オーワードにぶつかったおかげでのラッキーではなかった。
 「こっちは何も感じなかった。でも、ぶつかってたら、ゴメン」。
 1周目が始まった直後に琢磨の順位はすでに7番手に上がっていた。

2019年6月2日日曜日

2019 INDYCARレポート 第7戦 シヴォレー・デトロイト・グランプリ レース1 Race Day 決勝:ジョセフ・ニューガーデンがデトロイトのレース1で優勝

ロッシの激しい追撃を抑えきっての今シーズン開幕戦以来の2勝目に手ごたえを感じるニューガーデン。ポイントスタンディングもパジェノーに25ポイント差に Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
ニューガーデン、イエロー直線のピットインの大ラッキー!
コース上でのパス1台のみにもかかわらず優勝!!


 70周のはずが75分間とされ、結果的に43周に縮まったデトロイト・グランプリのレース1、予選2位だったジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は、ウェットコンディションでは走りにキレがなく、6周目にフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)にパスされた。ライバルチームのルーキーを12周目に抜き返しはしたが、結局彼がコース上でパスしたのは、この1台だけだった。それでも彼はウィナーとなった。
 17周目のピット・インは、彼が生まれ持った強運によるものなのか、それとも、自らのチームのドライバーに”ギャンブラー”と呼ばれたこともあるティム・シンドリック(ペンスキー・レーシング社長)の勝負勘が冴え渡った結果か。

2019 INDYCARレポート 第7戦 シヴォレー・デトロイト・グランプリ・レース1 :ファン・パブロ・モントーヤ組のアキュラARX-05がミッド・オハイオに続いてデトロイトでも優勝

ポール・トゥー・フィニッシュで2連勝飾ったアキュラ・チーム・ペンスキーの6号車、モントーヤ/キャメロン組の6号車。これでランキング首位のウィーレン・エンジニアリング・レーシングのキャディラックにチーム・ポイントスタンディングで5ポイント差、マニュファクチャラーズ・ポイントスタンディングではキャディラックに1ポイント差に迫った Photo:LAT Images クリックして拡大
アキュラDPi通算3勝目!

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのトップ・カテゴリー=デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル(DPi)に参戦を始めて2シーズン目のアキュラ・チーム・ペンスキーは、ミッド・オハイオ・スポーツカー・コースで行われた第4戦アキュラ・スポーツカー・チャレンジ・アット・ミッド・オハイオで勝利したファン・パブロ・モントーヤ/デイン・キャメロン組が、デトロイトのベル・アイルを舞台とした第5戦シヴォレー・デトロイト・グラン・プリ・プレゼンテッド・バイ・リアでも優勝を飾った。昨年のミッド・オハイオで初勝利を挙げた彼らにとって、今回はDPiでの3勝目だ。

2019 INDYCARレポート 第7戦 シヴォレー・デトロイト・グランプリ・レース1:インディカーと併催のIMSAシリーズはファン・パブロ・モントーヤがPP

会心の表情を見せるモントーヤ「デトロイトでポール・ポジションを獲得できたことに興奮している」
IMSAシリーズ第5戦
シヴォレーの本拠地でアキュラがPP


 デトロイト・グラン・プリはインディーカーのダブルへダーがメイン。そして、アメリカン・スポーツ・カーの最高峰IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのシリーズ第5戦が併催だ。
 金曜日にはIMSAシリーズ予選が行われ、トップ・カテゴリーのデイトナ・プロトタイプ・インターナショナルで元インディカー・チャンピオンで二度のインディ500ウィナー、そして元F1GPウィナーでもあるファン・パブロ・モントーヤ駆るアキュラARX-05がポール・ポジションを獲得した。110分間で争われるレースは今日、土曜日の夕方にスケジュールされている。

2019年6月1日土曜日

2019 INDYCARレポート 第7戦 :シヴォレー・デトロイト・グランプリ・レース1 Day1 プラクティス2:プラクティス2はアレクサンダー・ロッシ、ウォーム・アップはライアン・ハンター-レイが最速

レッド・タイヤ装着でロッシがプラクティス2でトップタイムに Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
プラクティス2でパジェノーがクラッシュ!
ロッシはレッド・タイヤで最速タイムを記録

 
 午後2時50分スタートのプラクティス2は、引き続き快晴で、気温は26℃まで上がっていた。路面はドライで、温度は33℃。汗ばむコンディションとなった。このセッションも45分間。午後のプラクティスではインディ500チャンピオンのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が壁にヒットして赤旗を出し、そのままセッション終了となった。オプショナル・タイヤ=通称レッド・タイヤ(サイド・ウォールが赤い)も試して良いルールのため、ここではアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が1分15秒1367でトップだった。プラクティス1でスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)がプライマリー・タイヤ=通称ブラック・タイヤで出したベストは1分16秒7418だったから、午後は温度が高い状況ながら1.6秒以上も速くなっていたということ。路面のグリップ、マシン・セッティングの向上にタイヤ自体のグリップ力の高さが加味されてのことだ。

2019 INDYCARレポート 第7戦 シヴォレー・デトロイト・グランプリ Day1 プラクティス1:デトロイトのプラクティス1はスコット・ディクソンが驚速

2位以下を大きく引き離すタイムをプラクティス1でマークしたディクソン。イニシャルセッティングは好調のようだ Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
ディクソン、プラクティス序盤に最速タイムを記録!
2位のパワー以下は僅差で続く

 最速ラップを記録したのは今シーズンまだ勝利のないスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。2番手に来たウィル・パワー(チーム・ペンスキー)に0.3464秒も差をつけた。ディクソンのベスト=1分16秒7418は8周目だったが、パワーのそれは20周目。パワーは2セット目を使ったということのはずだ。
 3番手以下は、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)=1分17秒1060/6周目、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)=1分17秒1981/16周目、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)=1分17秒2201/10周目、コルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)=1分17秒2252/19周目。ハータはルーキーなので供給されるタイヤが1セット多く、そのアドヴァンテージを使ってトップ6入りした。ディクソンは飛び抜けているが、2番手のパワーから6番手のハータまではコンマ2秒以内という僅差の中にあった。

2019年5月28日火曜日

2019 INDYCARレポート 第103回インディアナポリス500 5月27日:シモン・パジェノーの獲得賞金はほぼ3億円!


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一夜明け、インディー500ウィナー・パジェノーは大忙し 
 スピードウェイのメインストレートで行われる恒例のウィナー撮影会は、午前9時から。「昨日はあの後も7時間メディアに出続け。睡眠は2時間だけで撮影会。でも、大丈夫。ウィナーだけの特別な体験だから。インディ500、インディカーシリーズの代表としてPR活動も頑張る」とパジェノーは笑顔だった。

2019年5月27日月曜日

2019 INDYCARレポート 第103回インディアナポリス500 Race Day 決勝:シモン・パジェノーがインディー500初勝利

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 ピット・シークエンスがライバルより3~4周早かったパジェノー
燃費が苦しくなった終盤、レッドフラッグに

 雨の予報は吹き飛び、曇りがちの空の下で始まったレースは、終盤には青空の下で戦われることになった。
 ポール・ポジションからレースをリードし続けたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は、レースがもう終盤に入ってからチームメイトのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)にパスされて2番手に下がったが、それは燃費をセーヴするための作戦だったはずだ。1回目のピット・ストップがライヴァル勢より3~4周も先だった彼は、しわ寄せで厳しい状況に追い込まれつつあった。その上、予選9位だったアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)がレース中にグイグイとスピードを上げて来て、177周目にパジェノーをパスした。
 その直後にセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)とグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の接触に端を発する多重クラッシュ発生。コース清掃のために赤旗が出され、レースは一日中断となった。

2019 INDYCAR レポート 第103回インディアナポリス500 決勝速報:佐藤琢磨「同一周回まで戻してくれたチームに感謝したい」

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佐藤琢磨コメント 「最初のピットストップでトラブルが発生して、もう一度ピットインしなくてはならなくなりました。この状況で(2ラップ遅れ)から、同一周回まで戻してくれたチームに感謝したいです。

2019 INDYCAR レポート 第103回インディアナポリス500 決勝速報:パジェノー「クルマが本当に素晴らしくて、レースの上に乗っているように走れた」

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パジェノー
「今日はほんとに今日はほんとにクルマが素晴らしくて、レールの上を乗ってるように走ることができた。とにかく今胸がいっぱいだ。こういう素晴らしいチームと一緒に、自分たちの仕事をしっかりやっていて、ここの場所にたどり着くことができた」

2019 INDYCAR レポート 第103回インディアナポリス500 決勝速報:シモン・パジェノーがポール・トゥ・ウイン! 佐藤琢磨は最後まで優勝を争い3位でフィニッシュ


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  第103回インディアナポリス500は、ポール・ポジションからスタートした、チーム・ペンスキーのシモン・パジェノーが優勝した。2位にはアレキサンダー・ロッシ。佐藤琢磨はパジェノー、ロッシと最後まで優勝を争い、3位でフィニッシュした。

2019 INDYCARニュース 第103回インディアナポリス500 Race Day:フンコス・レーシングに新スポンサー

 
CA リバー・プレートのロゴが新たに入ったカイザーのマシン。CAリバー・プレートは、ブエノスアイレスを本拠地とする1901年創立の名門チーム。チーム名はラプラタ川に由来する。2015年のクラブワールドカップでサポーターが大挙来日したことでも知られる Photo:Gustavo Rosso クリックして拡大

 インディー500開幕前にスポンサー喪失のフンコス&カイザー

0.019mphでアロンソをバンプ・アウトし一躍注目

 予選2日目、最後のアタッカーとしてコース・イン、F1チャンピオンとマクラーレン・レーシングを第103回インディアナポリス500のグリッドからバンプ・アウトして世界にその名を知らしめることになったのがカイル・カイザーとフンコス・レーシングだ。
 今年のインディー500が始まる前にスポンサーを失った彼らは、プラクティスでのマシンのセッティングも上々で予選通過確実なスピードが出ていた……が、そのマシンを予選を前にクラッシュさせてしまい、仕方なくバック・アップ・カーにスイッチ。ロードコース用に組まれていたマシンからのコンヴァージョンではインディー用に入念に作り上げたプライマリー・カーと同じレヴェルにまで仕上げることが難しく、予選1日目にはオーヴァーヒートなどのトラブルも出ていたため、予選通過は非常に難しい状況になっていた。
 しかし、カイザーはアロンソのスピードを0.019mph上回り、33番グリッドを獲得した。

2019年5月26日日曜日

2019 INDYCAR ニュース 第103回インディアナポリス500 5月24日:2020年からインディーカーはエアロスクリーン装備でより安全に

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 レッド・ブル・アドヴァンスド・テクノロジーズとのパートナーシップを締結
防弾ポリーカーボネード製でチタニウムフレームを備えモノコックに3点マウント

 第103回インディアナポリス500のファイナル・プラクティスが行われるカーブ・デイに、インディーカーが新しい安全装備についての発表を行なった。レッド・ブル・アドヴァンスド・テクノロジーズとのパートナーシップを新たに結んだインディーカーは、ドライヴァーの安全性向上のためのエアロスクリーンを共同でデザインし、これらを2020年から出場マシンに装着されることとなるという。
 

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 防弾ポリカーボネイト製で、反射防止コーティングが施され、曇り防止の機能も備えるエアロスクリーンは、上端にチタニウム製のフレームを備え、モノコック3箇所にマウントされる。また、ロール・フープにも繋がれるデザインとすることでF1ですでに採用されているHALOと同等のプロテクション性能が実現されるという。
 インディーカーは2016年からポリカーボネートなどのメーカーであるPPGなどと開発を行って来ていた。ここに来てレッド・ブルが開発に関わった経緯についての説明はなかった。

エアロスクリーン採用でAFPはお役御免に

 
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  スクリーンの汚れに対応すべく、テア・オフの開発も今後続けられるという。また、スクリーン装着でコクピット内が熱くなるため、ダラーラがクーリング・システムも開発がすでに始めている。
 インディ500の前のインディーカー・グラン・プリから全車に装着が義務付けられたAFP(アドヴァンスト・フロンタル・プロテクション)というデヴァイスは、スクリーンの登場で御役御免となるようだ。ただし、そのマウント部がスクリーン装着時にはシャシー・センター・ピラー用に使われることになるようだ。発表されたイラストではその辺りの詳細が分かりにくいのだが……。このデヴァイスは今年の夏の間に最終テストが行われ、秋にも全チームへのデリヴァリーが始まる予定だ。

レッドブルのクリスチャン・ホーナー
「エアロスクリーンのポテンシャルは大きい
今後数か月間で性能をさらに向上させ、完成させたい」
 

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  インディ500で1勝、インディーカー・シリーズでチャンピオンになること5回のスコット・ディクソンは、インディーカーに協力し、エアロスクリーンの開発に携わって来た。彼は、「インディーカーはドライヴァーの安全対策で常に先頭を走って来た。彼らは常に現状を評価し、次に何を行なうべきかを考えて来ている。自動車レースが始まった100年前から、時代が移り変われども、インディーカーはずっとそれを続けて来ている。エアロスクリーンは、その最新版だ」と語っている。
 
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  レッド・ブル・アドヴァンスト・テクノロジーズのCEOで、レッド・ブル・レーシング・チームの代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、「マシンが前方から衝突する際、ドライヴァーを守る装備としてエアロスクリーンが持つポテンシャルは高い。それは以前から明らかになっていた。インディーカーとパートナーになることで、エアロスクリーンの持つ可能性を最大限に引き出したい。この装備によって、ドライヴァーたちの負傷を軽減し、アメリカ最高峰シングル・シーター・レースにおける死亡事故も防ぐことになるかもしれない。今後の数ヶ月間、私たちとインディーカー、そしてインディーカーのドライヴァーたちと密接に働き、エアロスクリーンの性能を更に向上させ、完成させたい」とコメントしている。
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