2017年9月20日水曜日

2017 INDYCAR ニュース 9月20日:佐藤琢磨の来シーズン体制発表


以下のリリースがレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)より届きました。
エキサイティング!

2017年インディ500チャンプの佐藤琢磨が

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと契約
 2017年9月19日、アメリカ・インディアナ州ブラウンズバーグ。
 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は本日、今年のインディー500チャンピオンである佐藤琢磨が2018年より我がチームに復帰することを発表します。琢磨は2012年にもチームに在籍、インディー500の最終ラップでダリオ・フランキッティと激闘を演じたことでも知られています。

2017年9月19日火曜日

2017 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第17戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝 その2:「アンドレッティ・オートスポートというトップ・チームで、レギュラー・シーズンは4カー、インディ500では6台体制で走った経験を生かして2018年シーズンも最高の走りを目指したいと思っています」

Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher) クリックして拡大
「インディー500で優勝できた、素晴らしいシーズンだったと思います」
――今シーズンは今まで以上に色々ありましたが?
佐藤琢磨:今年も大きなアップダウンはありましたが、やっぱり素晴らしいシーズンだったと思います。インディ500で優勝できた。本当に特別なレースで勝てたのはクルーたちのおかげです。26号車の一員であったことを誇りに思うし、アンドレッティ・オートスポートには本当に感謝をしています。開幕戦から色々ありましたけれど、結果は非常に良かったと思います。スピードを見せることのできたシーズンだったし。決勝での不運は確かに多くのレースでありましたが、キチンと戦える時には、チャンスを活かしてリザルトを残すことができたと思うので、このアンドレッティ・オートスポートというトップ・チームで、レギュラー・シーズンは4カー、インディ500では6台体制でした。この経験を生かして2018年シーズンも最高の走りを目指したいと思っています。

2017 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第17戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝 その1:「本当に残念。今シーズン最後のレースだっただけに、最後までいい戦いをしたかったです」

Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
「ターン5でロッシが思い切り幅寄せしてきてダートに落ちてしまった」
――スタートではスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)、続いてアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)とのバトルがありました。
佐藤琢磨:そうでしたね。映像で見たでしょう? ターン3でディクソンのチェック・アップがあったので接近して、アレックスとサイド・バイ・サイドになったんですよね。 その後ターン4からターン5、それからターン6で左に行くじゃないですか。そのターン5で彼が思い切り幅寄せして来て、こっちはダートに落ちちゃったんですよ。まったく意味がわからない。ターン5であんなに膨らむことって普通はないんですよ。だから今、彼と話をしに行って来たんですけど、あちらの言い分としては、ターン4で僕が幅寄せして来たからターン5で同じことをしたって言うんですよ。でもそれはおかしい。まったくその意図がわからない。

2017年9月18日月曜日

2017 INDYCARレポート 第17戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝:レースで勝ったのはシモン・パジェノー、しかしタイトルはジョセフ・ニューガーデン

4ストップ作戦での最終戦を制したパジェノー。タイトルは逃したものの、表情がこの勝利の手ごたえを物語る Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
パジェノー、4ストップ作戦を完全に遂行しての勝利
 予選3位だったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は、スタート直後に新品のレッド・タイヤを履いた先輩チームメイトのエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)にパスを許して4番手に後退したが、11周を終えたところでピット・ロードへ滑り込み、タイヤをブラックからユーズド・レッドへとスイッチした。そこからのパジェノーはユーズド・レッド、フレッシュ・レッドとレッドを3連続投入! 1回多い4ストップ作戦でトップ、そしてゴールを目指した。この作戦は完璧に嵌り、パジェノーは3スティント目にしてチームメイト3人を大きくリードした。

2017 INDYCARレポート 第17戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day プラクティス・ファイナル:プラクティス・ファイナル最速はグレアム・レイホール

Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) クリックして拡大
レイホール、レッド装着で圧倒的タイムをマーク

 30分のプラクティス・ファイナル。今日は午前11時半からと遅い時間帯。それだけ気温/路面温度は高めになっていた(session終了時が21/38℃)が、レースのスタート時までにはまだまだ上がる。昨日の予選時の最高は26/42℃。
 そのコンディションで最速ラップをマークしたのはグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。1分16秒98608はレッド・タイヤ装着で記録したものだが、同じくレッド使用で2番手となったスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)に0.7033秒もの大差をつけていた(=1分17秒6641)。ちなみにレイホールの予選順位は9位で、ピゴットは17位だ。

2017年9月17日日曜日

2017 INDYCAR佐藤琢磨コメント 第17戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Day 予選:「僕自身、今日は結構いい走りができたんじゃないかなって思います」

予選でターン7にアプローチする佐藤琢磨。Q1からQ3まで安定した速さを見せて予選ホンダ勢最上位に Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
佐藤琢磨、ホンダ勢最速の予選5番手に
 
 最終戦ソノマ。快晴。気温26度。北からの風……というコンディションで予選は行われ、佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)はQ1をジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)に次ぐラップ・タイム=1分16秒5644で4番手通過。続くQ2では1分16秒0497までタイムを縮めてシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、ニューガーデン、エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)、パワーの後ろの、やはり4番手で通過。テストからずっとペース・セッターとなって来ているチーム・ペンスキーの4人に続く5番目に速いドライバーとしてファイアストン・ファスト6入り。もう一人のホンダ・ドライバー=スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)とQ3に臨んだ。そして、ホンダ勢最速となる予選5位となり(タイムは1分16秒2208)、ソノマでの自己ベスト・グリッド獲得を喜んだ。

2017 INDYCARレポート 第17戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Day2 予選:ジョセフ・ニューガーデン、今シーズン初のPP獲得

ニューガーデン、ライバルを寄せ付けずポール・ポジション獲得 Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
ペンスキー、Q2でトップ4を独占! ファスト6もそのまま上位4位独占
 
 最終戦ソノマの予選は午後3時30分と遅めのスタート。快晴、気温が26℃、路面温度42℃でQ1・グループ1のセッションは始まった。
 グループ1、グループ2ともにプラクティス・タイムの上位6人ずつが順当にQ2へと進出し、Q2でのバトルは非常に見応えあるものになった。ファイナルへの進出を決めた6人は、シモン・パジェノー、ジョセフ・ニューガーデン、エリオ・カストロネヴェス、ウィル・パワーのペンスキー・カルテットと、佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)、そしてスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だった。
 ペンスキー勢x4人=シボレー軍団はエアロ・パッケージで優位にあり、Q2でトップ4ポジションを独占。Q3も彼ら4人によるポール・ポジション争いになるものと見られ、実際にその通りになった。

2017 INDYCARレポート 第17戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Day2 プラクティス3:ソノマのプラクティス3最速はシモン・パジェノー

プラクティス3でパジェノーがいよいよトップに躍り出た Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
パジェノー、ニューガーデンの最速ラップを更新

 「若いのを調子づかせちゃマズイ」と思って手綱を引き締め直したのか、木曜のテストで最速だったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)がプラクティス3でトップ・タイムをマークした。気温&路面温度低めというコンディションが助けになっているとはいえ、昨日ニューガーデンがレッド・タイヤ装着で出した最速ラップ=1分16秒2485を上回る1分16秒0329を出して今週の最速ラップ・ホルダーとなった。