2014年9月4日木曜日

2014 INDYCAR ニュース 9月3日:ヒューストン、2014年カレンダーから落ちる!

ヒューストン ダブルヘダー、2年で消滅
ポコノは日程変更に活路! テキサスも残留へ

 フォンタナでのレース開催期間中、インディーカーはこの2シーズンに渡ってレースを開催して来たヒューストンでのダブルヘダーを2015年には開催しないことを発表した。
 昨年はシーズン最終戦開催中に次年度のカレンダーを発表したインディーカーだったが、今年はこのあたりの調整が整わず、全イベントの開催日程を煮詰め切れていないのだ。


2014 INDYCARレポート 8月31日:シーズン表彰式:ヴェライゾン、シリーズサポート1年目にしてサポートチームがチャンピオンに

Photo:INDYCAR (Chris owens)
「救われたような、安堵感を感じている」と語るパワー

 最終戦の翌日、8月31日にロサンゼルスのクラブ・ノキア・アット・ザ・LAライヴ・エンターテインメント・コンプレックス(長いな)でシーズン表彰式=インディーカー・チャンピオンシップ・セレブレイションが行われた。
 初めてチャンピオンとなったウィル・パワー、そして2006年以来久しぶりにチャンピオン・チーム・オーナーとなったロジャー・ペンスキーに賞金100万ドルと、インディーカー・シリーズのチャンピオン・トロフィー=アスター・チャレンジ・カップ(のレプリカ)が贈られた。

2014年9月1日月曜日

2014 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 67 第18戦フォンタナ RaceDay 決勝:「すごく良い雰囲気でシーズンを終えることができたと思います。苦しい時期もありましたが、パフォーマンス面でシーズンの最後に盛り返せたのはポジティブなことと思います」


レースデイ、ファンビレッジでファンとともに Photo:INDYCAR (John Cote) クリックして拡大

「非常に力強いレースができたと思います」

Jack Amano(以下――):6位フィニッシュ、おめでとうございます。
 
佐藤琢磨:ありがとうございます。

――厳しいレースでしたね。順位を何度も落としながら、上がって行ってました。
佐藤琢磨:そうですね。非常に力強く走れたと思います。残念ながら予選と同じかそれ以上の順位でゴールすることはできなかったですけれども、今言われたとおりに、何度か順位を落としながらも、トラック上で順位を巻き返すっていう非常に力強いレースができたと思います。ピット・ストップは今日も早め早めで入ったチームの方がどんどん前に行っちゃってましたね。

2014 INDYCARレポート 第18戦フォンタナ Race Day 決勝:チャンピオンは9位フィニッシュのウィル・パワーの手に!! トニー・カナーン、ガナッシ移籍後初勝利! 

ウィル・パワー、ついにシリーズチャンピオンに! Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
ガナッシ、最終戦で1-2フィニッシュ達成

 2014年最終戦のウィナーはトニー・カナーン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)。今シーズン初優勝=チーム移籍後初めての勝利となった。
 予選7位だったTKは、チャンピオン争いに関係ない自らのポジションから、今日は最初から勝利を狙っていた。レース巧者の彼はチャンスが訪れるのを待っていた。そしてゴール間近の178周目、フルコース・コーション中のピット・ストップでトップに浮上した。

2014年8月31日日曜日

2014 INDYCARレポート 第18戦フォンタナ Day1 :失意のウィル・パワー?

予選後、険しい表情を見せるパワー Photo:INDYCAR (Chris Owens)
 予選アタックを終えてからのウィル・パワーのコメントをピック・アップ

 アタック直後。まだ他のドライバーたちがアタック中:
 「ひどい予選になってしまった」
 「危なかった。クラッシュしそうだった」

2014 INDYCAR ニュース 第18戦フォンタナ 8月29日:アレシンの容態

 昨日、ファイナル・プラクティス中のターン4でクラッシュし、オート・クラブ・スピードウェイ付近のローマ・リンダ大学病院にヘリコプターで運ばれたミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)は、精密検査の結果、肋骨と右鎖骨の骨折、脳震盪、胸部の負傷と診断された。

2014 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 66 第18戦フォンタナ Day1 予選&ファイナル・プラクティス:「ターン3~4で思い切って下側を走ってみたらクルマ自体が踏ん張ってくれたのでいいタイムが出ました。予選で4位というポジションを獲得できたので、流れとしては良いと思います。決勝、長丁場ですが、最後はベスト、ベストで終りたいですね。

Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) クリックして拡大
「スタートとほぼ同じ時間だったので良いプラクティスとなりました」

Jack Amano(以下――):ファイナル・プラクティスは日が沈んで一気に涼しくなっていましたね。

佐藤琢磨:インディカーが明日のスタート時刻とほぼ同じにプラクティスを遅らせてくれました。最初のスケジュールだと日没前で、西日が目に入って危ないってこともありました。スタートとほぼ同じ時間帯となったことですごく良いシミュレーションができましたね。