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2013年4月27日土曜日

2013 INDYCAR ニュース 4月26日 佐藤琢磨凱旋記者会見&トークショー 350人のファンの前で優勝を報告!

Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano)
トークショーは整理券発行の大盛況

 4月26日、ロング・ビーチで優勝した佐藤琢磨(AJ・フォイト・レーシング)が帰国、青山のホンダ本社ビル1階で凱旋記者会見を行なった。
 会見は午後4時にスタートし、会見終了後の午後6時半からはファンを前にしてのトークショーも行った。突然の会見実現となったにも関わらず、会場には100名もの報道関係者が詰めかけ、トークショーにも350人の熱烈な佐藤琢磨及びインディーカーのファンが集まり、大盛況だった。



トークショーでは、記者会見にはなかったリアルな内容も飛び出し、会場は大変な盛り上がりに。Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano)

2013年4月23日火曜日

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント19 R3 ロング・ビーチRace Day 決勝 その3「今日の優勝は自分にとっては大きな自信に繋がりました。優勝できる実力があることを証明できたので、次からまたチャレンジして行きたいですね」

歴史的勝利を見届けた日本人プレスたちとともに。Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大
「今日何がよかったのかをしっかり分析して、ブラジル
そしてインディー500につなげていきたいです」


――フォイトでの3戦目で優勝できました。まだまだあるぞって感じがしますね?

佐藤琢磨:そうですね。ただ、記者会見でラリー(・フォイト)も言ってましたけど、ホントに今日は本当にすべてがうまくいって、完璧な優勝となっていたけど、ここからがまた大変です。一度勝ったらどんどん勝つっていう考え方と、一度勝ってからがすごく大変ていう考え方があると思います。そういう意味では、チームは今日、自分たちの何が良かったのかっていう部分をシッカリ分析して、次のブラジル、そしてその後にすぐ来るインディー500に繋げて行きたいです。

――一度勝って、佐藤選手としては次からのレース、少しはリラックスができますか?

佐藤選手:どうだろう? まぁ、今日の優勝は自分にとっては大きな自信に繋がりました。僕もメジャー・シリーズでの初優勝なので、それはすごく嬉しいです。今日、僕は優勝できることを証明できたので、次からまたトップチームたちはコンペティティブになってくると思うので、またチャレンジして行きたいですね。

「ストリートですごく調子がいいので、ブラジルも同じように走りたいです」

――次のブラジルは得意コースです。

佐藤琢磨:はい。ドライバー的にはゲンのいいコースで、雨でも晴れでも両方行けそうだし、あと、ここまでセント・ピーターズバーグ、ロング・ビーチと、ストリートは僕らすごく調子がいいので、ブラジルは特性が大分違うんですけど、同じように走りたいです。

以上

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント19 R3 ロング・ビーチRace Day 決勝 その2「不安は、スタートからゴールまでずっとありました。 最後の最後、ファイナルラップでうまくいかなくなったことも自分の経験の中にあったし、でも、チームはプラクティスで発生したギヤボックスのトラブルにもしっかり改善してくれたので、そういう不安はなかったです」

Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano)クリックして拡大
「ブラックで順位をゲインできたのはすごくうれしかった」

――パワーはアッサリ抜けましたが、ハンター-レイには長いこと引っかかっていましたね?

佐藤琢磨:そうですね、彼はレッドタイヤを履いていて、曲がりにくそうにしていました。レッドタイヤのトラクションを活かして出口が彼は速かった。でも、ずっと狙っていて、プッシュ・トゥ・パスを使って追い抜けた時は、すごく嬉しかったですね。ブラックタイヤで順位を上げるっていうのは、なかなか難しいことなんです。スタート前に僕らの立てていた目標は、順位をホールドすることでしたから、順位をゲインできたのはすごく嬉しかった。
その後に、ダリオに近づて行けたことにもすごく勇気づけられました。そして最後、ピットに入ったタイミングもホントに素晴らしかったんで、リスタートもまったく心配はなかったです。

「チームはプレッシャーの中で素晴らしい仕事をしてくれました」

――2回ともピットストップが超速でした。

佐藤琢磨:開幕からの2レースでは、メカニカルトラブルもあったけれど、ピットで問題が起きて順位を下げていました。ずっとここまで、うまくできなかった分、チームもホントに練習を重ねたし、プレッシャーもあった中で素晴らしい仕事をしてくれました。本当にチームには感謝しています。

「最後のスティントはうまくいきました
速く走ったというより、かわらない走りをずっと続けていました」

――グレアム・レイホールが終盤にプレッシャーをかけてくるシーンもありました。

佐藤琢磨:あのあたりはスリップに入られたらまずいと考えてました。彼の方が速いのは知ってたんだけども、落ち着いて燃料をセーブしながら、タイヤも労って走っていました。で、彼が近づいてきてからは同じペースで走って、最後のスティントは、うまくいったというか、バランスも最後までほとんど替わらないように走れたし、そうですね、僕は速く走ったというよりも、変わらない走りをずっとしていました。

――そうしたら相手が遠ざかっていった。

佐藤琢磨:はい。タイヤのデグラデーションとか、燃費がその原因に考えられるんでしょうね。逆に言えば、僕もフューエルセーブをちょっとしてたんですけども、すごくうまういきました。

――キンボールのクラッシュ以外、不安を感じたシーンはありましたか?

佐藤琢磨:不安は、スタートからゴールまでずっとありました。
最後の最後、ファイナルラップでうまくいかなくなったことも自分の経験の中にあったし、去年のここがそうでしたよね。だからホントに気は抜けない。もしかしたらメカニカルトラブルが出るかもしれない。ただ、ホントにここまでずっと順調だったので、プラクティス中に出たギヤボックスのトラブルもシッカリと改善ができたので、そういうあたりの不安はなかったです。

その3に続く

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント19 R3 ロング・ビーチRace Day 決勝 その1「ここまでずっとプッシュし続けてきて、ようやく本当にチャンスと環境が揃って勝つことができました」

ラリー・フォイトとともに Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano)クリックして拡大
 「スタートやリスタートでミスしないよう、順位を落とさないよう
でもチャンスがあればポジションを上げるように

考えて戦っていました」

Jack Amano(以下――):初優勝、おめでとうございます!

佐藤琢磨:ありがとうございます! ここまで何度も表彰台、それから優勝に近づいた時があったんですけど、手からスルスルと逃げてしまったり、厳しいレースの時もありました。しかし、ここまでずっとプッシュし続けてきて、ようやく本当にチャンスと環境が揃って勝つことができました。今日はスタートから、普通で行けばソフトタイヤなんだけども、だからトップ3はソフトだったんだけども、僕はブラックタイヤでいきました。去年の経験から、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングも絶対同じ作戦でくるだろうなぁとは思っていましたが、やっぱりマイク(・コンウェイ)がブラックできましたね。ある意味、ここのコースはそれができるっていうのを去年の時点でわかっていたので……。
もちろん、タイヤは去年のものとは違う仕様になってましたけど、スタートやリスタートでとにかくミスをしないように、順位を落とさないように、でもチャンスがあればポジションを上げるように、と考えて戦っていました。

ホントに今日はグリーンフラッグから、リスタートから、すべてが完璧にできたと思います。最後のチャーリー(・キンボール)のはちょっとよくわからなかったけど……(笑)。でも、彼は相当前に行きたがってたんで、譲るワケじゃないけども、とにかく僕は後ろを気にしてて、「ブレーキング、そんなに突っ込めるのかなぁ?」って思ってたら、やっぱり彼、止まれなかった。そういう意味では、事故に遭わないようにっていうリスクマネジメントも今日の自分はできていたと思うし、ラリー(・フォイト)も言っていたとおりに、ピットストップもすべてが完璧でしたね。燃費は多少不安があったんだけども、フューエルセーブもうまくできて、順位のマネジメントもできていました。簡単でしたね、ここまでくるとね。あとはもう、ホントに楽しかった、運転していて。攻めればタイムが出るし、走りに対してタイムが跳ね返ってきてたから、すごく楽しかった。

「優勝するときはこんな風なんだな、と改めて感じました」

――チェッカーを受けた時に感じたのは?

佐藤琢磨:いやぁ、もうすごく嬉しかった。ホントに嬉しかったし、ホントに勝ったんだ……っていうか、もう夢のようでしたね。ハードレースはハードレースでした。リスタートとか色々ドラマがあったし……。ただ、今日はホントに楽しく運転できていて、ある意味、別に簡単ではないんだけど、やっぱり優勝する時てこういう風なんだっていうのは改めて感じました。

その2に続く

2013年4月22日月曜日

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その12

ついに勝った! Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その11

万感の思いを込めてのシャンペンファイト。ウイルソンも手荒い祝福。Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その10

2位のレイホール、3位のウィルソンを従え、表彰台の中央に立つ。Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その9

琢磨がチェッカーを受ける瞬間を見届けるチームクルー Photo:INDYCAR(Richard Dawdy)クリックして拡大

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その8

2位のレイホールに5秒以上の大差をつけ、レースは完全に琢磨の独走に。ラスト1周でフルコースコーションが出て、ゆっくりとアンダーイエローで歴史的瞬間を迎えた。Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その7

最終スティントの序盤はレイホールに接近されたものの、その後ハイペースで追撃を振り切って、独走態勢を築いていった。Photo:INDYCAR(John Cote)クリックして拡大

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント18 R3ロング・ビーチ Race Day 佐藤琢磨 優勝ショートコメント「チェッカー受けた瞬間は本当にうれしかったです。夢のようでした!」

ウィナーズサークルで素晴らしい仕事をしてくれたチームクルーとともに。Amano e Associati(Masahiko  Amano) クリックして拡大
ロング・ビーチ市街地コース
カリフォルニア州ロング・ビーチ
1周1.968マイル(=3.167㎞)×80周

4月21日 Race Day 決勝 1位 1時間50分7155(80周)
天候:晴れ
気温:16~17℃

「チームは本当に素晴らしいレースをさせてくれました」


「チェッカー受けた瞬間は本当にうれしかったです。夢のようでした!ここまで何度も優勝や表彰台がスルスルと手元から離れてしまう事がありましたが、ようやくチャンスや環境がすべて揃って勝つことが出来ました。今日はハードタイヤからレーススタートした戦略もうまく行き、最初のスタート、そしてリスタート、それにピットストップも完璧に決まって、最後のチェッカードフラッグが振られるまで全くミスのないとてもエキサイティングなレースでした。
クルマの調子も良く、運転していて本当に楽しかったです。チームは本当に素晴らしいレースをさせてくれました。この後もすぐにブラジル、そしてインディ500と続きますが、全力で頑張りたいと思います。これまでサポートしてくれたみなさんに御礼を言いたいです」

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ Race Day:タクマこそ本物のレーサー!AJ・フォイト、佐藤琢磨の勝利に最大限の賞賛

勝利の味を知り尽くした伝説の男、AJ.フォイトの魂をも揺さぶる佐藤琢磨の走り。この勝利で、両者の関係はチームオーナーとドライバーniとどまらず、レーシングドライバーとしての本能で硬く結ばれたものに昇華したに違いない。Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano)

心の底から勝ちたいと考えているのはタクマだけだ

 AJ・フォイトは自らが選んだドライバーである佐藤琢磨の初優勝、長年率いてきているチームの2002年以来となる久々の勝利を現場で見届けることができなかった。しかし、チーム・オーナーからのコメントはテキサスから遠くカリフォルニア州ロング・ビーチまで届けられた。
「最後の5周はとてつもなく長く感じたよ。これまで我々は本当にたくさんのドライバーを雇ってきたが、誰も本当に勝ちたいと思っちゃいなかった。だけどコイツは違う。タクマは勝ちたいって心の底から考えているんだ」。
勝利への欲求の強さがAJと琢磨を結びつけ、それはたった3レース目で結実した。本物のレーサー、勝利を求め続けるファイターだ、とフォイトは最大限の賛辞を贈ったのだ。まだチーム入りして時間の経っていない琢磨だが、今日の勝利でAJとの結びつきは一気に強まったことだろう。

以上

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その6

ユーズドレッドを装着した第2スティントでも、琢磨のマシンは安定した速さでトップをキープ。51周目に2回目のピットストップを行い、フレッシュレッドに交換、最終スティントに臨んだ。Photo:INDYCAR(John Cote)クリックして拡大

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ 4月21日 Race Day 決勝:佐藤琢磨が予選4位からインディーカー初優勝

Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano)クリックして拡大

トヨタ・グランプリ・オブ・ロング・ビーチ
ロング・ビーチ市街地コース
カリフォルニア州ロング・ビーチ
1周1.968マイル(=3.167㎞)×80周

4月21日 Race Day 決勝
天候:晴れ
気温:16~17℃

琢磨にとって2001年マカオGP以来、13年ぶりの勝利 


 2013年4月21日は特別な日になった。日本人ドライバーの挑戦が始まって以来、24年目にしてインディーカー初勝利が達成されたのだ。佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)によって。F1経験を持つ日本人ドライバーがこれまでにインディーカーに何人も挑戦してきたが、ついにその厚い壁を突き破るドライバーが出現した。
 4シーズンで3チーム目への移籍をした琢磨だったが、その決断は正しかった。新しいチームに移ってから僅かに3戦目、2013年IZODインディカー・シリーズ第3戦の第39回トヨタ・グランプリ・オブ・ロング・ビーチで彼は初優勝を飾った。デビューから52戦目の初優勝だった。
 琢磨にとっても、待ち焦がれた勝利だったろう。なにしろ、2001年のマカオGP(F3)以来のこととなるのだ。

ブラックでのスタートし、ユーズドレッド相手に順位をアップ!

なんと自身のファステストラップをブラックでマーク!! 

 予選4位で2列目アウト側グリッドから琢磨はスタートした。タイヤはフレッシュ・ブラックを装着していた。セオリーならレッドだが、彼はそうしなかった。予選で琢磨より上位のグリッドを手にしていた3人は、全員がユーズド・レッドを履いていた。ブラックでスタートすることにした、それが勝因その1だった。
 80周のレースのスタート、琢磨はターン1に到達する前に予選3位のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)をパスしてみせた。相手はレッドなのに、いとも簡単そうに。
 23周目、琢磨はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)を抜いた。このパスが持つインパクトは大きかった。レッドを履く強敵2人をパスできるとは、琢磨自身も考えていなかったのではないか。ブラック装着なら、予選ポジションのキープが第一目標とされていたはずだからだ。
 これで琢磨の前を走るのはポール・スタートのダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)だけになった。パワーとハンター-レイを抜いた琢磨の勢いは衰えず、ピットストップを前に差をどんどん縮めていった。琢磨は自身のファステストラップをこの時にマークした。ブラックでの方が速く走れていたのだ。

完璧だったピットストップとリスタート 


 琢磨の最初のピット・ストップは28周目だったが、ここでフォイトのクルーたちは完璧なストップをやってのけた。次の29周目、フランキッティがピット。ここでトラブル発生。トップはまだコースを走り続けていたパワーのものとなっていたが、彼がピットした31周目、琢磨はトップに躍り出た。
 34周目のリスタートも、38周目のリスタートも琢磨は危なげなくこなした。スタートは彼の得意科目。タイミングよく加速し、左90度のターン1へのブレーキングでも落ち着き払っていた。

そしてユーズドレッドから最終スティントは新品のレッドに 


 セカンドスティントを琢磨はユーズドレッドで戦った。フレッシュは最後に残した。これが今日のレースで成功するためのキーだった。
 ユーズド・レッドで走ったのは22周。51周目になんと、ハンター-レイがクラッシュしてフルコース・コーションが出されたのだ。
 ここで全員がピットイン。残り30周の勝負となった。フォイトのクルーはプレッシャーのかかる2回目のピットストップも完璧にこなした。琢磨はトップを守った。タイヤはフレッシュ・レッドを装着していた。
 2番手にはグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が上がってきていた。フランキッティはペースが今ひとつ上がらず、この後ジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)にもパスを許した。

同じ新品レッドのレイホールを突き放し、5秒差で最終ラップに
 

 レイホールは琢磨と同じくファイナル・スティントにフレッシュレッドを持ってきていた。彼はキャリア2勝目に向け、琢磨の初勝利を阻んでキャリア2勝目を挙げるべく、14号車にプレッシャーをかけ始めた。しかし、トップを走る琢磨はまったく冷静だった。燃費にも気を配りながらレイホールとの間隔を保ち続けた。そのうちレイホールがタイヤを消耗させてペースダウン。琢磨は5秒もの大差を持ってファイナルラップを迎えた。
 最終ラップ、トニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)とオリオール・セルヴィア(パンサーDRR)、ふたりのベテランがターン1で絡み、フルコース・コーションが出された。琢磨は悠々とゴールへと到達。初勝利のチェッカーフラッグを受けた。

以上

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その5

28周目、2位のまま最初のピットイン。タイヤをレッドへと交換する。課題だったピット作業も改善され素早くレースに復帰。29周目にトップのフランキッティがピットインするが、クラッチトラブルで大きくタイムロスする。その直後の30周目にフルコースコーションが出て、琢磨は31周目にトップに浮上した。Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その4

22周目にハンター-レイを豪快にパスして2位に浮上。さらに周回を重ねてペースが上がらなくなったレッドを履くフランキッティを追い詰めていく。Photo:INDYCAR(John Cote)クリックして拡大

2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その3

入念に仕上げたブラックタイヤでのマシンバランスでレッドを履くトップ2を追い詰めていく。
Photo:INDYCAR(Richard Dawdy)クリックして拡大


2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その2

スタート直後にレッドタイヤ装着のパワーをパス。前を行くレッド装着のハンター-レイとフランキッティを追う。Photo:INDYCAR(Joho Cote)
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2013 INDYCAR レポート R3 ロング・ビーチ:佐藤琢磨選手、インディーカー初優勝 フォトレビュー その1


第1スティント、ブラックタイヤで快走する琢磨 Photo:INDYCAR(Richard Dowdy)

2013 INDYCAR ニュース R3 ロング・ビーチ決勝:佐藤琢磨、完璧な走りで歴史的勝利!

Photo:INDYCAR(John Cote) クリックで拡大
盤石の走りで遂げた独走優勝

  IZOD インディーカー・シリーズ第3戦トヨタ・グランプリ・オフ・ロング・ビーチでAJフォイト・レーシングの佐藤琢磨選手が優勝した。
 予選4位、スターティンググリッド2列目で決勝臨んだ琢磨は、ブラックタイヤをスターティングタイヤにチョイスしながら、スタートでレッドを履くウィル・パワーをパスして3番手に浮上。プラクティス、予選、ウォームアップを通じて積み重ねてきたマシンセッティングは良好で、23周目にはレッドを履くハンター-レイをパスして2位に浮上。28周目に1回目のピットインを終えた。
29周目にトップのフランキッティがピットインするが、ここでクラッチ不調でタイムロス。30周目にキンボールとタグリアーニのクラッシュでフルコースコーションが出て、琢磨はトップに浮上した。
 ユーズドレッドに履き替えた第2スティントでも、周囲のドライバーが接触などで順位を落とす荒れた展開の中で安定した走りを続けてリーダーの座を守り、最終スティントでもレッドタイヤをチョイスし、後続を大きく引き離す展開で優勝した。
 佐藤琢磨選手の勝利は、日本人ドライバーとして初のアメリカン・オープンホイールのトップカテゴリーでの優勝で、佐藤選手自身2010年にインディーカーに参戦を開始して以来52戦目での初優勝である。
AJフォイト・レーシングの優勝は2002年のカンザス・スピードウェイでアイルトン・ダーレ以来11年ぶり。ロードコースでの勝利にまで遡ると1978年、シルバーストンでAJ.フォイト自身が遂げたもの以来、36年ぶり。
以上