2013年6月8日土曜日

2013 INDYCARレポート 第8戦テキサス Day1 予選 その2:マシン・トラブルにより佐藤琢磨はテキサスでの予選アタックを行えず!レースには21番グリッドからスタートの予定

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プラクティスで発生したトラブルを予選アタック時間までに修復できず
 2デイイベントでは、予選の前にプラクティスが1回しか設けられない。そのプラクティスでトラブル発生となった場合、受けるダメージは大きく、リカバリーのチャンスは極めて小さい。
 テキサスでの琢磨はその苦しいケースに陥った。プラクティスでギヤボックスにトラブル発生。20分以上を残したところでマシンをガレージに戻さねばならなかった。それも、その時点間での走りで琢磨はマシンのフィーリングに違和感を感じていた。


2013 INDYCARレポート 第8戦テキサス Day1 メールマガジン予選:ポールポジションはブッチギリでウィル・パワー

Photo:INDYCAR(Chris Jones)
パワー、オーバルでも圧倒的なパフォーマンス

 シリーズ唯一の1.5マイル・オーバル、テキサス・モーター・スピードウェイでのレース=ファイアストン550の予選ではウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がポール・ポジションを獲得した。
 2周連続アタックの予選でパワーが記録したのは219.182mphという平均スピード。これは2位のマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)に1.6mph以上の差をつきつける圧倒的パフォーマンスだった。パワーただ一人が219mph台。2位以下は217mph台だったのだ。
 今年2個目、キャリア31個目のポールは。ダリオ・フランキッティとセバスチャン・ブルデイに並ぶ歴代7位タイのポール獲得数となったが、今回のポールはパワーがオーバルでも飛び抜けた走りを実現可能だと世間に知らしめた。

2013 INDYCAR ニュース 第8戦テキサス 6月6日:ブルデイとパワーは最終戦まで彼らの行動はインディーカーの監視下に置かれることに

快走して2位を得たジェイクスだったが…… Photo:INDYCAR(Chris Jones)
荒れたデトロイトのレース2で不適切な行動が多発

 6月6日、インディーカーが「デトロイトでのレース・ウィークエンドのペナルティ」を発表した。
 ドライバーのセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)と、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は、今シーズンの最終戦までプロベーションとされた。その行動がインディーカーの監視下に置かれるということだ。理由はテレビで日曜日開催のレース2を御覧になった方々は御存知、リスタートで起きた多重クラッシュに関わるものだ。

2013 INDYCARレポート 第8戦 テキサス Day1 プラクティス1:マルコ・アンドレッティが予選前1回だけのプラクティスで最速

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佐藤琢磨はトラブルに見舞われて走行時間をフルに走れず
 昨日は雨も降ったテキサス州ダラス、そしてフォート・ワース周辺だが、今日は朝から快晴。このエリア独特の蒸し暑いコンディションとなった。走り出しで気温は28℃もあり、路面温度も45℃という高さだった。
 12時半から45分間行われたプラクティス1、最速ラップはマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)の記録した24秒0330=平均時速217.950mphだった。ドラフティング効果もあってのものだが、去年のポールポジション・スピード=215.186mph(アレックス・タグリアーニ)はすでに上回っている。今年はインディー500と同じリヤウィング・パッケージが使われており、それもスピードアップに貢献している。



2013 INDYCARニュース 第8戦テキサス 6月7日:トニー・カナーンに新スポンサーx4戦

“ターボ”のキャラクターとともに Photo:INDYCAR (John Cote)クリックして拡大
インディー500ウィナー=TKにピッタリの新スポンサー
 インディー500で勝利がすぐさま効力を発揮した。「フルシーズン戦えるかもハッキリしてなかった」と実情を吐露したのは正解だった。KVレーシング・テクノロジーの11号車、トニー・カナーンの乗るマシンに新しいスポンサーが現れた。スノコ・オイルと“ターボ”がテキサス以降の4戦で彼のマシンを彩ることが決定し、発表された。
 デトロイトでの11号車のスポンサー=ヒッピノ・ドット・コムは、インディー500前から決定していた話。インディー500ウィナーの注目度は高く、彼らはかなりの得をしていた。インディー500までの5戦でメイン・スポンサーだったハイドロキシーカットにとっては少々同情したくなるような状況でもあった。
 カナーン号はテキサス、アイオワ、ポコノ、そしてミッド・オハイオでスノコ/ターボ・カラーになる。オイルのスノコと、今夏の封切り予定のドリームワークス製作アニメーション映画=ターボがスポンサーになるのだ。今年のインディー500でタウンゼント・ベルのマシンについていたスポンサー・コンビだ。インディー500での優勝を夢見るカタツムリを物語とした映画だけに、その夢を今年叶えたカナーンにまさにピッタリのスポンサーだ。
 2010年からインディーカーのオフィシャル燃料サプライヤーとなっているスノコ。彼らのインディーカーの歴史をひもとくと、1968年と随分昔にまで遡る。カリフォルニアのリバーサイドにあったロードコースでのレース、ペンスキー・レーシングのマシン(=ドライバーはマーク・ダナヒュー)がスノコのロゴをまとって走ったのがその最初だった。そして1972年、スノコ・マクラーレンはインディー500で優勝した。ペンスキー、ダナヒュー、スノコにとってのインディー500での初優勝だった。
 「スノコとターボがスポンサーになってくれて感激だ。私の息子のレオも大喜びするに違いない」とカナーンは語っている。

2013 INDYCAR ニュース 第8戦テキサス 6月7日:パンサーのドライバーにオリオール・セルビア

Photo:INDYCAR(Chris Jones)
テキサスとアイオワでセルビアが4号車をドライブ!

 デトロイトでライアン・ブリスコーとの契約を発表したパンサー・レーシングだが、2レース目がル・マン24時間のテストデイとぶつかったために早くも助っ人が必要な事態になった。そして、第8戦テキサスでのレースにはオリオール・セルビアが起用されることになった。セルビアは第10戦アイオワも担当すると発表になった。第9戦ミルウォーキーはブリスコーが走れるはずだ。
 セルビアというチョイスは実にリーズナブル。彼の走っていたパンサーDRRは、その名が示す通りにパンサーが経営に携わっていた。姉妹チームとして情報交換をフルに行う関係にすらなっていた。つまり、パンサーのエンジニアたちはセルビアとすでに仕事をしてきていた(昨シーズンから)。お互いをそれなりに理解している間柄なのだ。
 「オリオールが高い実力を備えているのは周知の事実。どんなコースでも戦えるドライバーを乗せることができることを嬉しく思う」とパンサーを率いるジョン・バーンズは語っている。
 「これ以上の喜びはない」とチャンスを与えられたセルビア。「勝つチャンスは十分にある」とも彼は語った。
 バーンズは、「ブリスコーとの契約は来年を見据えてのこと」と認めながら、「チーム、そしてナショナル・ガードに取ってベストの選択は何か、長期的に見通してドライバーを決めたい」と、来年のドライバーがブリスコーに確定しているワケではないことを語った。

こちらはブリスコーがル・マンでドライブするレベル5のマシン


JR・ヒルデブランドを放出。レギュラーを誰にすべきか、残りのシーズンをオーディション的に使っていく考えのようだ。「近頃はオフの間のテストも少ないし、実際のレースでドライバーたちの力を評価できるんだから、こんなに確かな選択方法はないと思う。ブリスコーとセルビア以外にも何人かが走るチャンスを得ることになる」とバーンズは話した。

2013年6月7日金曜日

2013 ジャック・アマノのインディーな1日 6月6日:ダラス到着! ブラジル以来転戦中! テキサス戦は広々ホテルでラッキー!

3泊では惜しい!? Photo:Amano e Associati(Masahiko Amano)
デトロイトからダラスへ
 6月6日 ダラスに到着。3泊だけど長期滞在タイプをチョイスしたら、メチャきれい&広~い。ふたり掛けカウチ&ひとりソファも新品だ。
Wi-Fiは当然無料。テレビも結構大きい(ただしチャンネル少なし)。エスプレッソ淹れて、ハッピー。
上の写真の手前がキッチン。冷蔵庫も巨大
スタバのダークエスプレッソローストでリラックス!

2013 INDYCAR ニュース 6月7日:Takuma on NHK 祝・初優勝! 佐藤琢磨がNHKのインタビュー番組に出演

6月8日(土)22時~ Eテレに出演!

NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」に佐藤琢磨が出演するそうです。
 「青木定治×佐藤琢磨」
 放送時間は 6月8日(土)22:00~23:00
 番組の内容は、異なる分野で活躍する2人の“達人”、カーレーサー・佐藤琢磨とパティシエ・青木定治の対談。
 今年インディカー・レース初優勝を成し遂げた佐藤と、スイーツの本場パリで活躍する青木が世界を制する技と秘けつを語り合う…… というものだそうです。
ぜひご覧ください。


番組HPはこちら
http://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2013-06-08/31/29239/ 
 
以上

2013年6月6日木曜日

2013 INDYCAR レポート 6月6日 エアロキットとインディーカーの未来その2 幻のアイディアとなった2014年からの段階的エアロキット導入

会見で渋い表情を見せるデリック・ウォーカー Photo:INDYCAR(Chris Owens)
なぜ、エアロキット導入は発表直前になって頓挫したのか?
 「エアロキットは来年からスーパー・スピードウェイでの3戦だけで導入」って話があった。そして、それは発表直前で頓挫した。そこには以下に記す経緯があった。

2013 INDYCAR レースプレビュー 第8戦テキサス ファイアストン550:DW12と新エアロレギュレーションで、ドライバーの腕で争うオーバルとなったテキサス戦。 繊細なマシンコントロールによるハイレベルなバトルに期待!

ドライバーズ・オーバルへと変貌したテキサス・モーター・スピードウェイ

 今週末は2013年IZODインディーカー・シリーズ第8戦ファイアストン550が開催される(550は550マイルじゃなく550キロメートル)。
 全長1.5マイルのハイバンク・オーバル=テキサス・モーター・スピードウェイでのインディーカー・レースは、”アクセルはどれだけ踏み続けていられるか”を争うものだった。一瞬でもアクセルを戻せば勢いを失い、それを取り戻すまでに順位を下げてしまうパック(集団)・レーシングだった。
 それが去年からガラリと変わった。新シャシーのDW12採用&新エアロ・レギュレーション、3メーカーが作る新規定のV6ターボ・エンジン搭載で、テキサスでのレースは、”アクセルをどれだけ戻すか、どれだけ戻しただけで走れるか”の勝負に変わった。1スティントの中でもラップタイムは、最初のうちは速く、周回を重ねるに連れてどんどん遅くなっていった。タイヤが摩耗し、グリップが低下するためだ。タイヤのマネジメントやマシン・コントロールといったドライバー個々のスキルがものをいう、ファンにとって見て楽しいレースが実現されていた。


2013年6月4日火曜日

2013 INDYCAR ニュース 6月4日:ライアン・ブリスコーは何戦に出場可能なのか? 気になるパンサーとブリスコーの今後

ダブルヘッダー初戦、パンサーでの初レースで2位となったブリスコー Photo:;INDYCAR(John Cote)
今週末はル・マンのテストデイ
ALMSとインディーカーの掛け持ち参戦はどこまで可能?


 パンサー・レーシングと契約したライアン・ブリスコーだけれど、今年はアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)に出場中のレベル5モータースポーツとフルシーズン契約をしており、そちらを放り出すワケには行かない。

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント38 第7戦デトロイト Day3 レース2(第7戦):「残念ですね、悔しいっていうか……。あのスタートに至る彼の走りは非常に危険だったので、ブロック云々とかじゃなく、そういう意味でレース・コントロールと話をしました」

レース後、ヴォーティエとクラッシュに至る走りについて話し合う Photo:Amano e Associati (Masahiko Amano)クリックして拡大
シボレー・インディー・デュアル・イン・デトロイト
レースウェイ・アット・ベルアイル・パーク
6月2日 Day3 レース2(第7戦)
23位 24周目アクシデント  
 
「そもそもヴォーティエはあそこを走っているべきじゃなかった」

Jack Amano(以下――):悔しい結果になりましたね。

佐藤琢磨:残念ですね。悔しいっていうか……。

――序盤にして8番手まで上がっていました、21番手スタートながら。しかし、ターン3でタイヤウォールに突っ込んでリタイア……。あそこではトゥリスタン・ヴォーティエと接触があったんですか?

佐藤琢磨:はい。接触がありました。

――あそこは2台が並んで回れると思ってたんですが?

佐藤琢磨:ブレーキングでTK(トニー・カナーン)が前にいて、ヴォーティエはインサイドにいて、僕がアウトサイドからアプローチした。その時点で彼には僕が見えてなかったかもしれないけど、ブレーキングで2台が並んで、そこからターンインしてるわけだから、こっちが見えてるはずなんでえす。あそこは何回もサイドバイサイドで走れてた。あのアウト側のラインで行けないワケがないんですよ。しかも、ラインを相手に残さなきゃいけないって散々ドライバーズ・ブリーフィングでも話をしてたんだから、アレはないですよ。

2013 INDYCAR レポート 第7戦デトロイト Day3 レース2:荒れたレースを制したのはシモン・パジェノー=初勝利!白熱する今シーズンのインディーカー、7戦目にして6人目のウイナー誕生

Photo:INDYCAR(Chris Owens)クリックして拡大
シボレー・インディー・デュアル・イン・デトロイト
レースウェイ・アット・ベルアイル・パーク
6月2日 Day3 レース2(第7戦)
天候:晴れ
気温:21~23℃


6番手スタート、アクシデントをスレスレでかわしての初勝利

 昨日はマイク・コンウェイ(デイル・コイン・レーシング)が他を寄せつけないスピードで圧勝した。そして今日は、シモン・パジェノーとシュミット・ハミルトン・モータースポーツがドライバーとチームの総合力で同じく2位以下を突き放した勝利を飾った。
 6番手スタートからの優勝だった。レースは今日も70周で争われ、28周目のリスタートで10台が絡むアクシデントが起きた。セバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)がウィル・パワー(チーム・ペンスキー)に高速のターン1で追突、パワーのマシンが横を向いてスライド。後続が大混乱に陥った。このアクシデントを間一髪で回避したのがパジェノーだった。目の前へと滑って来たパワーのマシンを、ブレーキを踏み、左・右とステアリングを切ってかわしたのだ。

2013年6月3日月曜日

導入されずに来ているエアロキット、2015年に本当に導入されるのか?

記者会見するデリック・ウォーカー Photo:INDYCAR(Chris Owens)
2021年までの長期ビジョンを発表
エアロキットについては今日から2週間以内に提案

 デトロイトでの第6、第7戦のダブルヘッダー開催期間中に、インディーカーは2021年までのビジョンとプランを発表した。
 先週のインディー500終了と同時にエド・カーペンター・レーシングのジェネラル・マネジャー職を辞し、インディーカーのオペレーション&コンペティション担当社長に就任したデリック・ウォーカーが、「エアロキットは2015年からの導入を予定」という計画を発表した。
 ビッグチームでマネジャー職を務めて数々の優勝を飾り、自動車メーカーのインディーカー・チームを取り仕切る役目をこなし、零細チームのオーナーしてエントラントとしての苦労も味わい、それらを深く理解しているウォーカーは、「長期的なビジョンを持ち、長期に渡るプランを作成することはインディーカーにとって大切だが、それは参戦チームにとっても極めて重要だ」と強調した。
「チームが開発を行えるエリアを作るべき」、「現在は2メーカーだが、エンジン・メーカーは3社以上が必要。その発掘がインディーカーの達成すべき仕事のナンバー・ワン」など、彼がインディーカーをどこへ導いて行きたいのか、多くを語った。
 ウォーカーは、「参戦自動車メーカー2社ともミーティングを行い、今日発表した長期的プランに賛同をもらっている」と話したが、そのミーティングが行われたのは昨日で、プランの詳細、エアロ・キット・ルールの概略などは今日から2週間ほどの間に提案する……ということなので、まだメーカー側としては立場、態度を決めかねているというのが現状だ。

*この件、詳報、解説を後日行う予定です。


2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント37  第7戦デトロイト Day3 レース2 ウォームアップ:「スタビリティとトラクションがかなり今回は鍵になっています。昨日自分たちが遅かったセクターを含めて、そこでのダッシュ力を良くするために色々と試していました」

シボレー・インディー・・デュアル・イン・デトロイト
レースウェイ・アット・ベルアイル・パーク
6月3日 Day3 ウォームアップ 5位 1分18秒3757 16周走行


「昨日からの続き、復習、おさらいをしました」

Jack Amano(以下――):1分18秒台のいいタイムがセッションの終盤に出ましたね。ユーズドのブラックだったと思いますが?

佐藤琢磨:最初はフレッシュでしたよ。また見てなかったんですね??

――そうでしたか。でも、もう10周も走ったタイヤで、でしたよね、ベストが出たのは。どこが良くなったんでしょうか?

佐藤琢磨:昨日からの続き、復習、おさらいをしました。昨日ちょっと弱かった部分を良くするために幾つかのことをトライしました。最後はちょっとセットアップが行き過ぎちゃって、欲しいところからズレちゃったけど、それがわかったので、あとは戻ってくるだけ。ただ、どこに戻るかっていうのは難しいんだけど。これからデータを見て、どうするかを決めたいと思います。

――今、マシンに何を求めているんでしょうか?

佐藤琢磨:基本的にはフロントエンドが入っていかなきゃいけないんだけど、スタビリティとトラクションがかなり今回は鍵になっています。昨日自分たちが遅かったセクターを含めて、そこでのダッシュ力を良くするために色々と試していました。

――セッティングが行き過ぎちゃっていた状態で今朝のベストラップは出たんですね?

佐藤琢磨:そうですね。ラップとしてまとめ上げることはできていました。でも、あの時のマシンセッティングじゃ運転できないっていうか、結構ロックしていたし、1周しかいいタイムの出せないセッティングですね。

――今回はブラックだけで16周というセッションでした。

佐藤琢磨:レッドタイヤを試しませんでした。それは、だいたいどうなるかっていうのはわかっているからで、そこは心配していません。
以上

2013 INDYCARレポート 第7戦デトロイト Day3 レース2 ウォームアップ:レース2用ウォームアップでの最速はダリオ・フランキッティ!佐藤琢磨は5番手

ウォームアップでトップタイムをマークしたフランキッティだが、スターティンググリッドは16番手 Photo:John Cote)

シボレー・インディー・デュアル・イン・デトロイト
レースウェイ・アット・ベルアイル・パーク
6月2日 Day3 レース2(第7戦)

天候:曇り
気温:20℃

昨日のレース後に雨が降り、路面コンディションが変化 


 昨日の午前中、インディーカーはレース2用の予選を行っただけで、午後に開催されたレース1用のウォームアップ・セッションはなかった……が、今日行われるレース2用にはウォームアップ・セッションが設けられていた。時間はいつもと同じく30分間。
 昨日のインディーカーのレース70周の後に雨が降り、今朝はサポートレースのプラクティスが行われた。路面コンディションには多少の変化があったということ。インディーカー用のウォームアップは朝の9時半に気温は20℃と昨日までより寒い中でスタートした。風は相変わらず、結構な強さで吹き続けていた。
 このプラクティスで最速だったのはダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)。タイムは1分17秒9486だった。昨日のレース中のファステストラップは、ウィナーとなったマイク・コンウェイ(デイル・コイン・レーシング)による1分17秒8447だった。
 フランキッティは今日のレースも16番グリッドと中団からのスタート。マシンが良くてもポジションアップは容易ではないだろう。

ポールスタートのコンウェイは3番手タイムで依然優位 


 今日の2番手はセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)の1分18秒0896で、3番手は昨日のウィナー、マイク・コンウェイの1分18秒2028だった。
 ブルデイのスターティング・グリッドは22番手。フランキッティよりさらに状況は厳しい。そうやって見て行くと、今日もコンウェイはかなりの優位にある。今日の彼はポールスタートなのだ。
 昨日3位フィニッシュしたジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)は1分18秒3546のベストで4番手につけた。そして、佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は1分18秒3757を出して5番手と、今週で最も良い走行セッションとしていた。
 今日のウィルソンは8番グリッドなので、昨日よりも上位に上がって行くのは楽そうだ。
 そして琢磨だが、彼はブルデイの前の21番スタート。マシンは速くなったので、あとは作戦次第、展開次第ということだ。
 ブルデイのチームメイト、セバスチャン・サーベドラ(ドラゴン・レーシング)が6番手に食い込む奮闘ぶりを見せ(1分18秒3773)、昨日2位フィニッシュしているライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は1分18秒3846で7番手だった。
 今日のレースに2番グリッドから出走するジェイムズ・ジェイクス(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は1分18秒8874で13番手、3番グリッドのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は1分19秒3177で14番手だった。

以上

2013年6月2日日曜日

2013 INDYCARレポート 第6戦、第7戦デトロイト Day2 決勝レース1 マイク・コンウェイが完璧な勝利 ホンダが今季2勝目! 佐藤琢磨はガス欠で21位

3位のチームメイト、ウイルソンから祝福を受ける。デイル・コイン最良の一日だ Photo*INDYCAR (Chris Owens)
シボレー・インディー・デュアル・イン・デトロイト
レースウェイ・アット・ベルアイル・パーク
6月1日 Day2 レース1(第6戦)

天候:曇り ときどき 晴れ
気温:26~27℃

アンタッチャブルだった今日のコンウェイ
 

 インディカー第6戦、シボレー・インディー・デュアル・イン・デトロイト・プレゼンテッド・バイ・クィッケン・ローンズ#1で優勝したのはマイク・コンウェイ。デイル・コイン・レーシングからのスポット参戦が先週のインディ500後に急遽決まったドライバーが、見事な勝利を飾ったのだ。
 それにしても、シボレーのお膝元デトロイトで、シボレーがタイトルスポンサーのレースで勝ったのはホンダ・エンジンで走るコンウェイ……ということになった。シーズン開幕からの2戦、セント・ピーターズバーグとバーバー・モータースポーツでのレースはどちらもホンダ・グランプリだったが、勝ったのはシェビー・ドライバーたちだった。そのリベンジということでもないのだろうが……。

2013 INDYCAR 佐藤琢磨コメント36 第6戦、第7戦 デトロイト Day1予選2 「2周目、3周目はズルズルで全くグリップがなかったです」

シボレー・インディー・・デュアル・イン・デトロイト
レースウェイ・アット・ベルアイル・パーク
6月1日 Day2 予選2 21位 1分20秒1557 第2グループ11位


「レッドの持ちが悪かった。今日のレースではドライでのタイヤの持ちも見たいですね」

Jack Amano(以下――):ブラックでまず出ていって、ピットに戻ってレッドにスイッチしました。しかし、レッドでのタイムがなかなか上がっていかなかったですね?

佐藤琢磨:えーっと、1周目にはそこそこいいタイムが出てたんだけど、アウトラップのスコット・ディクソンに追いついたので、ラップをコンプリートすることはできたんだけど、チーム側からバック・オフした方がいいって無線が入って、まぁ2、3周目もあると思ったのでそこでアクセルを戻したんだけど、それ以降はまったくグリップがなかったですね。2周目、3周目はもうすでにコンマ5秒以上をインフィールドセクションで取り戻せなくなっていて、そこからはズルズルで、まったくグリップしなかった。

2013 INDYCAR レポート 第6戦、第7戦デトロイト Day2 予選2:ふたつめの予選、ポールポジションはマイク・コンウェイのものに!2位はジェイクスでホンダ勢がフロントロウ独占!! 佐藤琢磨は予選21位

初のチームながら驚異的な速さを見せたコンウェイ Photo:INDYCAR(Chris Jones)
シボレー・インディー・デュアル・イン・デトロイト
レースウェイ・アット・ベルアイル・パーク
6月1日 Day2 予選2

天候:曇り 気温:21℃

コンウェイ、デイル・コイン・レーシングに

参戦28年目の初のPPをもたらす
 

 今朝の予選で最速タイム=1分18秒0977を記録、ポールポジションを獲得したのはマイク・コンウェイ(デイル・コイン・レーシング)だった。この予選は明日、日曜日に開催されるシリーズ第7戦用だ。
 コンウェイはキャリア初ポールを獲得。そして、デイル・コイン・レーシングも初ポールだった。参戦28シーズン目にして!!
 コンウェイのスポット参戦での速さにはただただ驚くばかり。ロング・ビーチではレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから出場し、予選ではレギュラー2人=グレアム・レイホールとジェイムズ・ジェイクス=より速かった。そして今度はデイル・コイン・レーシングで走り、ベテランのジャスティン・ウィルソンをさしおいてポール獲得を達成した。