2011年7月23日土曜日

2011 INDYCAR 第10戦エドモントンDay1:盛況26台エントリーにパッシングが楽しみの新レイアウト……そんな期待に水を差した雨。金曜日の走行は中止に

水たまりで遊ぶシモーナ・デ・シルベストロ
Photo:INDYCAR(Shawn Gritzmacher)
 エドモントン・インディへのエントリーは26台。去年はトロントと2週連続開催だったが、今年は間に1週間のインターバルが入った。それでもホンダ・トロント・インディとまったく同じ顔触れがエドモントに出場して来ている。

2011 INDYCAR フォトリポート1 R10 エドモントン:サーキットに降り続く雨

雨のパドック。家族連れも多く訪れているサーキットだが、あいにくの雨で走行が始まらない。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
関連記事:
2011 INDYCAR 第10戦エドモントン インディ雨で初回の走行を中止。初日のプラクティスは1回に予定変更
http://www.indy-amano.com/2011/07/2011-indycar-10-1.html

2011 INDYCAR 第10戦エドモントン インディ雨で初回の走行を中止。初日のプラクティスは1回に予定変更

 木曜の夜から降り続いている雨により、エドモントン・インディは午前中に予定されていたプラクティス1回目がキャンセルになった。コースのところどころに水溜りができ、その深さがインディカーの走行にそぐわないレベルとなっているからだ。雨が止めば水を除去することで走行を開始できるのだが、雨は降り続けている。

2011年7月22日金曜日

2011 INDYCAR レースプレビュー 第10戦エドモントン インディ:新レイアウトは「オーバーテイクが可能」と期待されるエドモントン。フランキッティとパワーの確執も今ラウンドの話題

Photo:INDYCAR(Chris Jones)
 今年のエドモントン・インディは、去年までと同じシティ・エアポートが舞台ながら、全長2.556マイルに13個のコーナーを配する新しいコースレイアウトとされる。昨年までのコースは、コーナー数が14個で、全長は1.96マイル、時計回りだったが、新コースレイアウトは反時計回りで、オーバーテイク・アクションを今まで以上に多くすることを狙ってデザインされている。メインストレートはサンパウロのバックストレッチに次ぐ長さがあり、ターン1でのブレーキング競争でのオーバーテイキングが可能なのだ。

2011 INDYCAR レースプレビュー 第10戦日本時間入りレーススケジュール/エドモントン インディ

第10戦エドモントン インディ
2011 IZOD INDYCAR SERIES R10 Edmonton Indy
Edmonton City Centre Airport

エドモントン・シティーセンター・エアポート
カナダ アルバータ州エドモントン

コースタイプ:ストリート
全長:2.256マイル(=約3.631km)×90周

前年ウイナー:スコット・ディクソン

■スケジュール/現地時間=日本時間-15時間
Day17月22日
プラクティス1A11:15〜12:00
(日本時間23日2:15〜3:00)
プラクティス1B12:00〜12:30
(日本時間23日3:15〜3:30)
プラクティス214:45〜15:45
(日本時間23日5:45〜6:45)
Day27月23日
プラクティス310:15〜11:15
(日本時間24日1:15〜2:00)
予選15:30〜16:50
(日本時間24日6:30〜7:50)
Day37月24日
ウォームアップ8:00〜8:30
(日本時間24日11:00〜11:30)
決勝12:45〜
(日本時間25日3:45〜)

2011 INDYCAR レースプレビュー 第10戦エドモントン インディ・2010年プレイバック:ペンスキー同士の争いのスキを突いてディクソンが優勝。琢磨にとっては2010年のベストリザルトをマークしたコース

Photo:INDYCAR(Chris Jones)
 ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)とウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が起こしたトロントでのアクシデント、あれはインディカー・シリーズのブロッキング禁止というルールが発端になっている。ひとつのコーナーへとアプローチする際、誰かがオーバーテイクを仕掛けて来た場合にはイン側レーンを明け渡さないといけないというルールだ。