2013年5月5日日曜日

2013 INDYCAR レポート R4 サン・パウロ Day1プラクティス2:トップはまたもウィル・パワー。2番手はライアン・ハンター-レイ。佐藤琢磨は16番手に後退

イタイパバカラーをまとったカナーンは10番手 Photo*INDYCAR(Chris Jones)

第4戦 サンパウロ インディ300
Streets of Sao Pauro
ストリート・オブ・サンパウロ
ブラジル サンパウロ州
全長:2.536マイル(=約4.081km)×55周
コースタイプ:ストリート
5月3日 Day1 プラクティス2
 

このセッション3番手のヴィソまでが昨年のPPタイムを更新

 プラクティス1に続いてプラクティス2もトップはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。タイムは1分20秒9264にまで縮められた。気温は30℃まで上がり、路面温度も一挙に高くなったセッションで、セッション前半にはレッドフラッグが続出して最終的に18分間が浪費されながら、去年のポールタイム(パワーが記録)を上回るラップタイムを3人が叩き出した。
 佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は、セッション半ばに今週のタイヤ2セット目を投入し、プラクティス終了間際にもう1セットをトライ。しかし、そこでのベスト更新はならず、20周したうちの12周目=2セット目での5周目に記録した1分21秒8194がセッション・ベスト、そして今週の自己ベストとなった。プラクティス2で16番手にランクされるこのタイムは、2セッションの総合でも同じく16番手だった。
 プラクティス2の2番時計はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)だった。去年の優勝者がトップで、2位フィニッシュだったドライバーが2番手につけたということだ。この2人のブラジルでの速さは安定している。

三強チームが上位7位までを独占

 3番手にはEJ・ヴィソ(アンドレッティ・オートスポート)が来た。そして、4番手はスコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)だった。
 5番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)で、6番手はダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)、そして7番手はジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)と三強チームがトップ7までを独占した。マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)もシモーナ・デ・シルヴェストロ(KVレーシング・テクノロジー)の後ろの9番手まで一気に順位を上げてきた。そして10番手はトニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)。 KVRTも好調で、4チームのドライバーたちによってトップ10は埋め尽くされた。

 プラクティス1に2番手タイムを出していたジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)は、プラクティス2では21番手のタイムしか出せず。プテクティス1終了間際にクラッシュしたシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)は、リペアに時間がかかってプラクティス2を23分しか走れず、19番手とこちらも悪かった。チャーリー・キンボール(ノヴォ・ノルディスク・チップ・ガナッシ・レーシング)は24番手、セバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)も、午前中は3番手だったというのに、プラクティス2回目は25番手という低迷ぶりだった。
以上

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