2012年5月30日水曜日

ジャック・アマノのインディーな一日:5月29日 インディアナポリス→クリーブランド 移動しつつも、ついつい考えてしまうのはインディー500のこと

インディーが500終わって、さらにここから4連戦がスタート

340マイルは遠い。しかも、オハイオはスピード
違反の取り締まり盛んだし。
Photo:Masahiko Amano/Amano e Associati
 インディー500が終わったと思ったら、もうすぐにデトロイトGP。今年のスケジュールは過酷だ。その後もテキサス、ミルウォーキー、アイオワと続く。インディーのプラクティス開始から勘定すると7週末連続。ブラジルから9週も日本に帰れない。
しかも、インディーのプラクティス&予選は9日間連続走行で、雨による休みが今年はゼロだった! ルーキーオリエンテーション入れると11日間連続走行になってた。
今日は移動日。デトロイトに備えるためにインディアナポリスを離れた。向かった先はオハイオ州クリーブランド近郊。こっちの方がインディーより少しだけデトロイトに近いのでね。
移動距離は340マイルもあった。

アメリカではガソリンの方が
安いんですよ、軽油より。
市販乗用車でディーゼル
ってほとんど見ない。
円高だから、換算すると
この値段、驚くべき
安さじゃない?
Photo:Masahiko Amano
\Amano e Associati
その道中、まずはスプリント&ミジェットをメインに写真を撮っていたカツエ・グラッドバックさんをインディアナポリス郊外に訪ねて(退院したばっかりなので)、オハイオ州コロンバスの日本の食料品スーパーで買い出しして、インターステイト沿いのアウトレットモールにも寄って……なんてやってたから9時間もかかっちゃった。
移動中、考えるのはインディー500の最終ラップ
 運転しながら何度も考えたのは、やっぱり佐藤琢磨のインディー500のこと。ターン3が風向きの関係でパスが難しいのだったら、ホントのホントの最後の一発勝負まで待つことにして、最終コーナー立ち上がりからゴール・ラインまでで競うって作戦もあったのかな? などなど。
スコット・ディクソンやトニー・カナーンのコメントは、私の心には全然響いて来なかった。ダリオをかばい過ぎ。既得権防衛に必死になってるお役人みたい。カナーンが琢磨の立場だったら、どうしたのかね? ディクソンは先輩チームメイトが相手だったらアタックを遠慮しそうだし。
それにしても、ダリオ・フランキッティの最終ラップの動きは、あれで本当に良かったのかね? 勝つためにベテランが選んだ戦いぶりは、見事狙い通りに彼に勝利をもたらしたワケだけど。

アウトレット・モールという商売は、アメリカではもう随分と前から基本的には下火。クルマが溢れ返って……というところは少ないと思う。ウィークデイの夕方ということもあったんだろうけど、ガラ空きでしたね、このモール。
Photo:Masahiko Amano\Amano e Associati

1 件のコメント:

  1. 私もベットの中で最後の追い抜きが成功していたら。。。と何度も考えてしまいます。
    勝利したチャンピオンは、いつぞやのミハエル・シューマッハーみたいな感じですね。何が何でも勝つ、その執念、激走、私は好きです。。。
    でも、私のIMEはダリ汚としか変換してくれません。どうしたんだろう?

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