2013年10月4日金曜日

2013 INDYCARレポート 佐藤琢磨 第17戦、18戦ヒューストンダブルヘッダーに向けて

佐藤琢磨にQ
ヒューストン編 (AJ・フォイト・エンタープライゼスのプレス・リリースより)

初のヒューストン!サーキットにも期待!!

――ザ・リアイアント・パーク・サーキットについて。
佐藤琢磨:5月のメディア・イベントでリライアント・パークに行きましたが、コースがどのようなものになるのかをチェックすることはできませんでした。コースは今週、つまりはレース・ウィークエンドだけに設営されるものなので。とても大きな公園で、過去にレース開催を成功させた実績を持っているということですから、きっとサーキットも良いものなのだろうと期待しています。
――初めて走るサーキットの難しさは?
 
佐藤琢磨:新しいコースでは、発見をいつも楽しんでいます。僕は普通、初めてのコースでも走り方を見出すのに難しさを感ずることはありません。しかし、準備はどのようなコースであっても重要です。以前に行われたレースのビデオを見ることはとても有効で、トラックウォークはコースを学び取るために最善の手段であると考えています。もしそれが不可能な場合、最初のインスタレーションラップはとてもおもしろいものになるでしょう。

――ヒューストンについて知っていることは?
佐藤琢磨:チームのレースショップを訪れた時、ラリー・フォイトがディナーのためにダウンタウンへと連れて行ってくれましたが、とても楽しい夜でした。すごくかっこいいところに行ったんです。それ以前にヒューストンに行ったことはなく、NASAのスペースセンターがあることぐらいしか知りませんでした。今回はメディアイベントのために事前に現地入りしますから、より多くのことを知ることができると考えています。




1か月近いオフで、十分にリフレッシュできました

――1ヶ月あった休みに関して
佐藤琢磨:この長いインターバルのため、みんながレーシング・マシンを走らせることに飢えていると思います。しかし僕の場合、そうしたことがよりアグレッシブに走る理由にはなりません。とても忙しいミッドシーズンを過ごした後でしたから、数週間に渡るブレークはリフレッシュするのに適していましたし、自分としては良いフィーリングを掴むチャンスになったと思っています。モチベーションを高く保ててもいます。ただ、このブレークが攻撃的な走りを導き出すという効果は少ないと思います。

――2013年シーズンについて
佐藤琢磨:インディーカー・シリーズの競争の激しさが現れていると思います。幾つかのチームが急激に追い上げて来ていますから、自分たちもプッシュし続け、競争力を見出して行かなくてはなりませなん。私たちには幾つか不運な瞬間が合ったのも事実ですが……。

 残り3戦、競争力の高さを発揮できるはず。もう不運はいらない

――残り3戦について
佐藤琢磨:一番最近のストリート・レースでスピードを見せることができました。そして、フォンタナでは収穫の多いテストを行えました。もう今までのような不運は要りません。自分たちは残り3レースで競争力の高さを発揮できるであろうと考えています。

――スポーツランド菅生でのスーパー・フォーミュラ参戦について(8番手からスタートし、11位でゴール)

佐藤琢磨:とても厳しい状況です。ひとつのチャンピオンシップを戦っている最中に違うシリーズのレースに1戦だけスポットでエントリーするようなものですから。でも、仙台のスポーツランド菅生で行われたスーパー・フォーミュラに参戦することで母国のファンの前でレースを戦えたのは自分にとって楽しいことでした。2011年の3月11日に起きた大地震によって多くの犠牲が出た地域に近いので、大きな被害にあった地域にもう一度足を運び、小学校を訪れて、そこの生徒たちと素晴らしい時間を過ごしました。菅生には「ウィズ・ユー・ジャパン」を通して多くの子供たちを招待することもし、彼らはサーキットでの時間を楽しく過ごしていました。
以上

0 件のコメント:

コメントを投稿