2014年1月23日木曜日

2014 INDYCAR ニュース 1月22日:インディーカー・ドライバーが今週末のデイトナに集結

デイトナ24時間にインディーカー及び
インディーライツ・ドライバーが多数出場

 アメリカの伝統あるスポーツカーレースのひとつ、デイトナ24時間。昨年のビクトリー・レーンにはチャーリー・キンボール、ファン・パブロ・モントーヤ(昨年はストック・カー・ドライバーだったが)、ライアン・ハンター-レイ、ジャスティン・ウィルソンの姿があった。優勝はキンボールとモントーヤの乗ったチップ・ガナッシ・レーシングのライリー・BMWで、RHRは2位(コルベットDP・シボレー)、JWは3位のマシン(ライリー・フォード)にそれぞれ搭乗していた。2012年の優勝メンバーにはウィルソンが含まれ、2011年の優勝マシンにはグレアム・レイホールが乗っていた。このところの3年連続でインディーカー・ドライバーが優勝クルーに入っていたといういうことだ。
 第52回デイトナ24時間レース=ロレックス24・アット・デイトナ=は今週末。今年もインディーカー・ドライバーが多数エントリー。その中から優勝者は出るだろうか? フロリダ州デイトナ・ビーチにある全長3.56マイルのデイトナ・インターナショナル・レースウェイのロードコース(NASCARが使う2.5マイル・オーバルの多くの部分を使用)で戦うのはプロトタイプ、GTともに2カテゴリーの合計4カテゴリーで、トータルで67台もの大量エントリーがされている。

チップ・ガナッシからディクソンとカナーン! 

 チップ・ガナッシ・レーシングは、スポーツカーの世界でもトップチームで、デイトナ24時間では5勝を挙げている。彼らはインディーカーがオフの間に行われるデイトナでの耐久レースに自分のチームのインディーカー・ドライバーを乗せることを長く続けて来ており、2013年チャンピオンのスコット・ディクソンは2006年と2008年にデイトナで総合優勝を飾っている。今年も彼は参戦する。今季からガナッシ入りする2013年インディー500チャンピオンのトニー・カナーンもディクソンとともにライリー・フォードで出場する。2013年までの彼らはライリー・BMWを走らせていたが、今年からエンジン・サプライヤーはフォードにスイッチしている。なお、ディクソン、カナーンのチームメイトはダリオ・フランキッティの弟のマリーノと、日系アメリカ人ストック・カー・ドライバーのカイル・ラーソンだ。ガナッシのもう1台には2013年インディー・ライツ・チャンピオン、アメリカ人ドライバーのセイジ・カラムも乗る。

ハンター‐レイ、ウイルソン、ブルデイ、ヒンチ、ブリスコーらも

 2012年インディーカー・チャンピオンのハンター-レイは、クライスラーのGTマシン=SRTヴァイパーGTS-Rで今年は参戦。ウィルソンは2013年最終戦フォンタナでの負傷以来初めてのレースをデイトナで戦う。マシンはライリー・フォードだ。
 2013年インディーカー・ランキング3位のシモン・パジェノーは、ホンダ・エンジン搭載のHPD ARX-03bで出場。その他にもセバスチャン・ブルデイ、ジェイムズ・ヒンチクリフ、ライアン・ブリスコー、今年からインディーカーに出場する予定のロシア人ドライバー=ミカイル・アレシンがエントリーしている。
 さらにインディーカー関連で名前を探すと、スコット・シャープ、ブルーノ・ジュンケイラ、クリスチャン・フィッティパルディ、マックス・パピス、スコット・プルエット、アレックス・タグリアーニ、トゥリスタン・ヴォーティエ、キャサリン・レッグ、ルーカス・ルーア、AJ・アルメンディンガー、ミモ・ギドリー、ラファエル・マトス、コナー・デイリー、スコット・メイヤーがいて、2013年インディー・ライツでランキング2位となったコロンビア人ドライバーのギャビー・シャベスも出場の予定だ。その他、元F1組もジャンカルロ・フィジケラ、ミカ・サロ、ヤン・マグヌッセン、ペドロ・ラミーが出場。変わったところでは、映画俳優のパトリック・デンプシーが今年も自分のチームのポルシェ911GTで走る。

以上

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