2014年11月26日水曜日

2014 INDYCAR レポート11月26日 :シュミット・ピーターソン・モータースポーツのセカンド・シート

ヒンチクリフを獲得したシュミット・ピーターソン・モータースポーツの次なるドライバーは?
現在も6人のドライバーと交渉中!

 エースのシモン・パジェノーがチーム・ペンスキーへと移籍し、2014年シーズンに大暴れ(色んな意味で)したロシア人ルーキーのミカイル・アレシンが2シーズン目=2015年をアメリカで戦うかが判然としていない。しかし、パジェノーの後釜にアンドレッティ・オートスポートからジェイムズ・ヒンチクリフを引っ張って来ることに成功。パジェノーとともに4勝を挙げた彼らシュミット・ピーターソン・モータースポーツでの出場には多くのドライバーたちが興味を持っており、現在でも6人ほどと交渉が続いている状態だという。


 しかも、その中にはフル・バジェットを用意できているドライバーまでいるというのだから驚く。アメリカのトップ・シリーズで勝てる実力を身につけた彼らは、持ち込み資金があるというだけでドライバーを起用することはなく、最高の成績を残せる者を選ぼうとしている。

有力候補はインディーに活躍の場を求めるヴァルセッキか

 もう今年も残すところ1ヶ月ちょっととなった時点で、彼らは2台目のエントリーに乗せるドライバーをオーディション的にテストすることを決めた。マシンはチームが熟知している2014年仕様(開幕戦ブラジリアまで使われるスペック)。そして、そのテストの候補に挙がっている第1号が、2012年GP2チャンピオンのダィデ・ヴァルセッキだ。イタリア出身の27歳。今年はロータスF1のテスト&リザーヴ・ドライバーとしての契約だったが、F1でのシート確保が難しいと見て、インディーカーに活躍の場を求めようとしているようだ。
 シュミット・ピーターソン・モータースポーツは12月16日にフロリダ州セブリングまで遠征してテストを行なう予定で、そこにはヴァルセッキの他にもう一人のドライバーを招聘するプランもあるという。誰が起用されるにせよ、2015年のシュミットは新しいドライバー・コンビで戦うこととなる。エンジンは引き続きホンダを使用する。
以上

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