2020年5月14日木曜日

2020 INDYCAR ニュース 5月14日:2020シーズン最終戦はセント・ピーターズバーグに

地元自治体とファイアストンのバックアップで10月25日に開催決定!

 開幕戦として開催されるはずだったが、直前にアメリカでのCOVID-19ウィルス感染が拡大し、中止とされたファイアストン・グラン・プリ・オヴ・セント・ピーターズバーグ=フロリダ州セイント・ピーターズバーグが復活(!)、今シーズンの最終戦として10月25日に決勝レースが行なわれることとなった。
 セント・ピーターズバーグのダウンタウン一般道も使うコース。その設営と撤去には長い時間、多くの費用、地元住民やビジネスなどの協力が必要だ。開幕戦は準備万端整ったところでキャンセル。もう一度コースを設営し直してのレース開催は、経済的理由だけでなく、その他の面からもほぼ不可能と考えられていた。しかし、地域自治体や冠スポンサーであるファイアストンの強いバックアップがあり、プロモーターは10月下旬のレース開催に漕ぎ着けた。

当初の予定から2戦減の全15戦に

 フロリダ州は、外出禁止令を出すのが遅く、ビジネス再開に積極的姿勢を見せた州のひとつ。今月になってから見つかった新しい感染者数と死者数は8,712人と559人。感染拡大は急激でこそないが、コンスタントに今も続いている。しかし、それも10月下旬の開催であれば、収束後ということになるとの期待ができる。

 開幕戦用に販売されたチケットは、最終戦として開催されるイべントに有効。その詳細はチケット購入者にプロモーターからe-mailで通達されるということだ。

 これで2020年NTTインディーカー・シリーズは、当初の予定より2レース少ないだけの全15戦で争われることとなった。開幕は6月6日決勝のジェネシス300=テキサス・モーター・スピードウェイ。インディー500は8月15・16日に予選、23日に決勝にスケジュール変更され、アイオワとモンテレイはダブルへダーになった。ミッド・オハイオ、ゲイトウェイ、ポートランドの日程はオリジナルから変更され、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースを使った新規イベント(10月3日決勝)がプラスされてもいる。


0 件のコメント:

コメントを投稿