2021年9月12日日曜日

2021 INDYCAR レポート R14 グランプリ・オヴ・ポートランド Day1 予選:アレックス・パロウがキャリア初PP

Photo:INDYCAR(Joe Skibinski)クリックして拡大

パロウ、プラクティス1の勢いを維持しファスト6を制す

 2デイ・イヴェントで予選前に1回しかプラクティスはなかった。そこで最速ラップを記録する出足の良さを見せたアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)が、予選でもその速さを維持してキャリア初ポール・ポジションを獲得した。すでにキャリア2勝を挙げていパロウだが、初PP獲得はデビューから28戦目で記録されることとなった。
 予選はプラクティスより幾分暑くなったコンディション下で行われた。気温は21~22℃、路面温度は37~40℃まで上がった。

Photo:INDYCAR(Joe Skibinski)クリックして拡大

PP獲得でオーワードとの差は1ポイント縮まり9に!

もう今シーズンも残すところ3レース。第12戦までポイント争いでトップを守り続けていたパロウが、第12戦インディアナポリス/ロードコース、13戦ゲイトウェイで続けて不運に見舞われた。ランキング・トップの座はパト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)の手に渡り、シーズンの流れが大きく変わったかに見えていた。しかし今回、58秒7701という素晴らしい予選タイムをユーズド・レッドで叩き出すことでパロウはPPを獲得し、ポイント・トップに返り咲きそうな勢いを見せている。チームメイトのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)と同じPNCバンクをメイン・スポンサーとするオレンジ/ブルー/ホワイトのカラーリングで初めて走っているパロウは、プラクティス1でトップ・タイムをマークした後、Q1グループ1で2番手のタイムをマークし、Q2をトップでクリア。Q3でもトップを獲った。これで1ポイントをプラス。オーワードとの差は9点に縮まった。

「PPはタイトル獲得に向けて大きなモチベーション」

Photo:INDYCAR(Joe Skibinski)クリックして拡大 

 「インディーカーでの初めてのポール・ポジションを獲得でき、スーパー・ハッピーです」とパロウは語った。彼は”スーパー”という言葉をよく使う。「明日は最高のポジションからスタートできますし、自分たちのマシンが本当に速いこともわかっているので、レースが待ち遠しいですね。PP獲得は大きなモチベーションになりますが、その前から私たちはやる気満々でした。過去2レースは自分たちの力ではどうにもならない事態となりました。最終3レースに私たちは完全に集中し、チャンピオンシップを手に入れようと考えています」とパロウは語った。

僅差でファスト6進出を逃し、オーワードは7番手スタート
ニューガーデンQ1敗退!予選18番手と苦境に

Photo:INDYCAR(Matt Fraver)クリックして拡大

 オーワードはQ2で7番手となり、予選ファイナルへの進出を逃した。6番手だったのはチームメイトのフェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)で、オーワードとの差は0.0103秒だった。明日のレース、彼は4列目イン側グリッドからのスタートとなる。その他のチャンピオン争いを行なっている面々では、ディクソンが予選3位の好位置につけた。彼とパロウとの間に割って入ったのはアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)。ロッシのQ3でのベストは58秒8573で、パロウとは0.0872秒の差だった。そして、ディクソンとロッシの差は、0.0110秒という小さなものだった。

Photo:INDYCAR(Matt Fraver)クリックして拡大

  ポイント・ランキングで3番手につけているジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は、予選18位と非常に厳しい結果となった。チーム・ペンスキーは2019年のポートランド・ウィナーであるウィル・パワーも、シモン・パジェノーもスコット・マクロクリンも、4人揃ってQ1敗退という惨状になっている。

 ローセンクヴィストが予選4位、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が予選5位、そして、Q3をブラック・タイヤで走り抜いたコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)が6位となった。

佐藤琢磨、Q1敗退するも
エンジン交換後いきなりの走行で好タイム

Photo:INDYCAR(Chris Owens)クリックして拡大

  リナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)がエンジン交換数の規定オーヴァーでペナルティでグリッド降格になり、ヴィーケイが25、琢磨が26、ハンター-レイが27番グリッドから明日のレースのスタートを切る。
 琢磨はプラクティス開始と同時にエンジン・トラブルに見舞われ、予選はほとんどぶっつけ本番となった。そんな状況で出した59秒1953のベストは、グループ1でならトップ6に入ってQ2に進めるものだった。しかし、グループ2では12番手。予選結果は24位で、今朝のエンジン交換によって規定交換回数オーヴァーとなったことか6グリッド降格のペナルティも課せられることとなった。
以上

1 件のコメント:

  1. 完全に、琢磨選手の作戦参謀はエディ・ジョーンズになったんですね。
    すごく、うれしいからいいんですけどね。

    返信削除