2013年10月20日日曜日

2013 INDYCAR ニュース 10月19日:アンドレッティ・オートスポートが2014年はホンダ・エンジンにスイッチ

「自分の家に帰ってくるような感覚」とマイケル


 最終戦フォンタナの決勝日、アンドレッティ・オートスポートはオート・クラブ・スピードウェイのプレスルームで午後2時過ぎから記者会見を開き、まずはマシュー・ブラバム(19歳。ジャック・ブラバムの孫=ジェフ・ブラバムの息子)のインディーライツへのステップアップとそのスポンサー=ユナイテッド・ファイバー&データとマツダスピードを発表し、次にインディーカーの27号車に乗り続けるためにジェイムズ・ヒンチクリフが残留する件と、彼のマシンがブラバムと同じくUFDをメイン・スポンサーとすることを明らかにした。
 

 この後、アンドレッティ・オートスポートは、2014年からエンジン・サプライヤーをシボレーからホンダにスイッチすると発表した。


 MCを務めるチームの広報担当がチーム・オーナーのマイケル・アンドレッティに、「ここ数日間、世間には噂や憶測が流れていましたが、2014年のアンドレッティ・オートスポートはどのエンジンを使うのですか?」と尋ね、マイケルは、「ホンダです。90年代半ばから2年前まで、私たちは一緒に戦っていましたから、自分の家に戻るような感覚です。ホンダの素晴らしい人々とまた一緒に働けるのを楽しみにしています」と答えた。

 続いて壇上に上がったHPD社長のアート・セント・シアーは、「アンドレッティのチームとホンダの間には長い歴史があります。私たちはインディーカーのチャンピオンシップを3回獲得し、インディー500でも2回勝ちました。私たちにとっても、マイケルのチームと働くことは我が家に帰るようなものです。これから長期に渡り、共に戦って多くの成功を成し遂げたいと考えています」とコメントした。
 ヒューストンでチップ・ガナッシ・レーシングが行ったシボレーへのスイッチの発表は衝撃的だったが、アンドレッティのホンダへの移籍に関しては、ガナッシの発表があった後から噂に上るようになっていた。
 「ホンダへのスイッチは、アンドレッティ・オートスポートの将来にとってベストの選択だと考えた。また一緒に数多くの成功を手にできることと楽しみにしている。来年からホンダ・エンジンはツイン・ターボに仕様が変更されるが、彼らの力をもってすれば、開幕戦から優勝可能なエンジンが用意されるだろう」ともマイケルは語った。彼らのチームはホンダのアンカー・チームとなり、開発などを担当するメインのチームとして活動することとなる。

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