2015年1月27日火曜日

2014 INDYCAR ニュース 1月26日:デイトナ24時間優勝はガナッシのディクソン組

デイトナ24時間を総合優勝したチップ・ガナッシ Photo:INDYCAR (Brian Simpson) クリックして拡大
ガナッシ6回目、ディクソンは9年ぶり2回目のデイトナ制覇
 フロリダ州デイトナ・ビーチにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(全長3.56マイル)で開催されたロレックス24・アット・デイトナ(デイトナ24時間レース)で優勝したのはインディーカー・ドライバーのスコット・ディクソン/トニー・カナーンがストックカー・ドライバーのカイル・ラーソン/ジェイミー・マクマリーと組み、4人で走らせたライリーDP/フォード(チップ・ガナッシ・レーシング・ウィズ・フェリックス・サバティス)だった。



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  最後にステアリングを握ったのはディクソンで、740周を走った彼らがトップでチェッカード・フラッグを潜った。ガナッシのデイトナ24時間での総合優勝は2006、2007、2008、2011、2013年に続く6回目だ。ディクソンは2006年以来となる2回目のデイトナ制覇で、カナーンはデイトナ初優勝を記録した。

総合2位はセバスチャン・ブルデイのコルベットDP/シボレー

 24時間も走りながら2位との差は1秒333という小ささだった。ゴール20分前にフルコース・コーションが出され、ゴールまで8分ほどでグリーン・フラッグが振られたからだった。ゴールまでディクソンを追いかけ続けたのもインディーカー・ドライバーだった。コルベットDP/シボレーに乗るセバスチャン・ブルデイ(アクション・エクスプレス・レーシング)で、昨年のデイトナ・ウィナーである彼らは惜しくも2年連覇を逃した。3、4位もコルベットDP/シボレーで、ここまでがデイトナ・プロトタイプ(DP)と呼ばれるトップ・カテゴリーだった。

 総合5位はGTル・マン・クラスのコルベットC7.R(コルベット・レーシング:ヤン・マグヌッセン/アントニオ・ガルシア/ライアン・ブリスコー組)。こちらはDP以上の接戦で、2位となったBMW Z4 GTE(BMWチーム・レイホール・レターマン・ラニガン)との差は僅かに0.478秒しかなかった。

 2クラスのウィナーに昨年度インディー500に出場したドライバーたちが含まれていた。シモン・パジェノーの乗ったもう1台のワークス・コルベットはクラス3位(総合8位)。グレアム・レイホールの乗ったもう1台のワークスBMWはクラス4位(総合16位)だった。

 その他のインディーカー・ドライバーたちの結果は以下のとおり。
 チャーリー・キンボールとセイジ・カラムのライリーDP/フォード(チップ・ガナッシ・レーシング・ウィズ・フェリックス・サバティス)=総合25位。
 ライアン・ハンター-レイ(スターワークス・モータースポーツ:ライリーMK XX/BMW)=総合39位。
 ジェイムズ・ヒンチクリフの(スピードソース:マツダ/マツダ)は序盤のリタイアで総合49位。
 以上がDP。
 プロトタイプ・チャレンジ・カテゴリーは、
 マーティン・プラウマン(BAR1モータースポーツ:オレカFLM09/シボレー)が惜しくも1.238秒の差でクラス優勝を逃す2位(総合10位)。

 ジャック・ホウクスワース(RSRレーシング:オレカFLM09/シボレー)=クラス5位(総合36位)。

GTデイトナ・クラスは
 タウンゼント・ベル(スクーデリア・コルサ:フェラーリ458イタリア)=クラス6位(総合20位)。
 ジェイムズ・デイヴィソン(TRG-アストン・マーティン・レーシング:アストン・マーティンV12ヴァンテイジ=クラス3位(総合31位)。

以上

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