2015年4月9日木曜日

2015 INDYCAR 佐藤琢磨にQ R2 インディー・グランプリ・オブ・ルイジアナ:「インディーのロードコースに似たコースでのレースを楽しみにしています」

Photo:INDYCAR (John Cote)
AJ・フォイト・エンタープライゼス プレスリリースより
オーバーテイクポイントはターン1とターン3

――NOLAモータースポーツ・パークについて

佐藤琢磨:今年から新たにシリーズに加わったコースなので、セットアップを高いレベルに仕上げるのは大変でしょう。コースには幾つか高速コーナーがあり、ドライバーたちにとっては大きなチャレンジとなります。ターン1、ターン3がNOLAでオーバーテイク・ポイントになるでしょうし、バック・ストレッチの終わりもオーバーテイク・ポイントとなり得ますね。テストをした後、ターン1は少しだけ改修が行われるという話ですが、どんな風に変わっているのかは行ってみないとわかりません。あそこはコーナー内側のブレーキング・ゾーンの路面が超バンピーだったので、注意が必要でしょうね。

――NOLAと似ているコースはありますか?

佐藤琢磨:みんなインディーのロードコースに似ているって言ってますね。非常に平坦で、ふたつの高速シケインがあるからでしょう。幾つかのバンピーでトリッキーなコーナーが少しエドモントンの空港のコースに似ているかな? と僕は感じました。コースは広大な敷地の中に作られているので、グランド・スタンドから一望できます。ラン・オフ・エリアはあまり大きくない上にデコボコ。そういうところもエドモントンに似てますね。NOLAはラン・オフ・エリア数カ所にグラベルを敷くということで、それは安全向上に繋がります。あのコースでのレースを僕は楽しみにしています。

「開幕戦のパフォーマンスには満足。そこを土台として今シーズンを戦っていきます」
――ニュー・オリンズについて

佐藤琢磨:ニュー・オリンズには私たちのスポンサーであるABCサプライのイベントで行ったことがありますが、たった1日だけだったので、街をちゃんと訪れたっていう感じではありませんでした。ダウンタウンはかなりおもしろいみたいですね。食事もおいしく、ジャズの街としても有名。歴史あるジャクソン・スクェアあたりでは多くのイベントが開催されていると聞きます。僕が果たしてどれだけの時間をそこで過ごせるのか現時点ではわかっていませんが、新しいところに行くのは好きなので、どんな街かに興味を持っていますし、楽しみです。

――セント・ピーターズバーグでのレースについて

佐藤琢磨:新エアロ・キットが壊れ易い点が気にかかっています。以前よりパーツが破損し、マシンから外れてしまう可能性が高まっています。そのためにセント・ピーターズバーグでは長いフルコース・コーションがありました。その反面、エアロ・キットはレースをよりエキサイティングにしてくれてもいます。マシンは速くなっていますし、競争も激しくなっている。ホンダ・エンジンはパワー・アップしており、私たちは好成績を挙げるチャンスを大きくしてくれています。マシンに関しては、とても多くの部分に進歩の余地があり、もっと好い成績をセント・ピーターズバーグでは挙げられていた可能性が高くありました。しかし、全体的に見て僕らは自分たちの開幕戦でのパフォーマンスに満足しています。そこを土台として、僕らは好いシーズンを戦って行けそうです。
以上

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