2015年8月22日土曜日

2015 INDYCAR 佐藤琢磨にQ R15 ABCサプライ500:「今年は予選での良いパフォーマンスを決勝でも同じように見せてゴールまで走り切る自信があります」

(AJ・フォイト・エンタープライゼスのプレス・リリースより)
「過去2年間、ポコノでは良いセッティングを実現できています」

――ポコノ・レースウェイについて

佐藤琢磨:ポコノ・レースウェイは好きです。コースが豊かな自然の中に造られている点が素晴らしいのと、レイアウトがとてもチャレンジのしがいがあるものになっています。“トリッキー・トライアングル”が走っていてとてもおもしろいのは、すべてのコーナーがまったく異なっているからで、超高速のロード・コースのように感じます。過去2年、僕らは良いマシン・セッティングを見つけることができていることもあって、ポコノでのドライビングを楽しんで来れています。
――レースで鍵を握るセット・アップは?
佐藤琢磨:ターン1とターン3は大きく性格が異なります。ひとつは大きなバンクがつけられ、もう一方は傾斜ナシですから、全然違うマシンのバランスが必要とされます。両コーナーで良いバランスとなるマシンを作り上げることを目指し、それに過去2年は成功しています。シャシー・セッティングの良いものはあるので、新しいエアロ・キット装着でも我々には競争力があると思います。今回装着するのは、僕らが今年良い走りを実現した実績を持つエアロ・キットの組み合わせでもあります。

――力強く戦い、ゴールするためには?

佐藤琢磨:過去2回のポコノで自分たちに何が起こったのかは完全に判明しています。今年は予選での良いパフォーマンスを決勝でも同じように見せてゴールまで走り切る自信があります。500マイルの長いレースですから、ゴールまで戦い抜くことは誰にとっても大変なことですが、僕らには好感触が備わっています。

「ABCサプライのゲストの前での戦いを楽しみにしています」
――スタンドにはABCサプライのゲスト1,300人が陣取っていますが?


佐藤琢磨:僕らのチームのスポンサーであるABCサプライが、ポコノでもファンタスティックなサポートをしてくれています。今年はポコノのレースの冠スポンサーも務めてくれることになりました。1,300人はすごい人数です。感銘を受ける数と言えるでしょう。彼らが今週末の僕らの戦いぶりを楽しんでくれることと期待したいですね。

――ミッド・オハイオとの間の短いオフには何を?

佐藤琢磨:いいオフにできました。家族とカナダ、そしてヨーロッパを訪れ、長い時間を一緒に過ごしたんです。南仏で色々と楽しみ、旧友たちとの親交を深めました。そして、カナダの西の山々に出かけたんです。アウトドアで様々な体験をしましたが、本当に楽しかった。おかげで完全にリフレッシュでき、ポコノでのレースに向けて用意は万全になっています。

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