2018年4月13日金曜日

2018 INDYCARレポート R3 トヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチ 4月12日:LBGPウォーク・オブ・フェイム

舗道に埋め込まれたドライバーやチームのプレートを挟むように椅子が並べられて行われたセレモニーには200人以上が集まり、ロング・ビーチは地元のパーネリ・ジョーンズ、LBGPで6勝のアル・アンサーJr.も出席。スピーチするエリオ・カストロネヴェス Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
カストロネヴェスとモントーヤが殿堂入り
 ロング・ビーチのダウンタウンで行われるトヨタ・グランプリ・オブ・ロング・ビーチ(LBGP)は今年で44回目を迎える。週末のレースを目前にした木曜日、エリオ・カストロネヴェスとファン・パブロ・モントーヤの殿堂入りが発表され、除幕のセレモニーが行われた。



ふたつのプレートにはチェッカード・フラッグのヴェールがかけられ、その除幕を二人それぞれが行なった Photo:Masahiko Amano
  彼らがメンバーとなったのは、パイン・ストリートの舗道に記念プレートが埋め込まれる”ウォーク・オブ・フェイム”(=ハリウッドの舗道にある映画スターのものと同じコンセプト)。これはLBGPとロング・ビーチ市が2006年に発足させたものだ。

インディーカーからはすでに15人がメンバー入り
ペンスキーやニューマン・ハースなど、チームとしての殿堂入りも

 
こちらがエリオのプレート Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

  初代メンバーはフィル・ヒルとダン・ガーニーの二人(いずれも故人)。マリオ・アンドレッティ、パーネリ・ジョーンズ、エマーソン・フィッティパルディ、アル・アンサーJr.、マイケル・アンドレッティ、ボビー・レイホール、ダニー・サリヴァン、ジミー・ヴァッサー、ポール・トレイシー、ブライアン・ハータ、アドリアン・フェルナンデス、ダリオ・フランキッティ、ロビー・ゴードンがインディーカーからはメンバー入りしており、スポーツカーの世界からもスコット・プルエットとトミー・ケンドールが選ばれている。そして、ニューマン/ハース・レーシング、ギャレス・レーシング、チーム・ペンスキー、ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングも殿堂に迎え入れられている。



モントーヤのプレート Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
「とても光栄に感じる」と喜ぶカストロネヴェス
モントーヤも「今週末アキュラDpiの初勝利を全力で目指す」と上機嫌

 
モントーヤもいい笑顔。向かって左隣りはロング・ビーチのロバート・ガーシア市長 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

  セレモニーはロング・ビーチ市長も出席して挨拶。カストロネヴェスは、「とても光栄に感じる。チーム・ペンスキーが殿堂入りした時にも感激したことを覚えている。今年はインディーカーのレースに出ないので、引退したのかってよく言われるんだけど、まだま引退しないでレースを続けて行く。スポーツカーのレースもとてもエキサイティングだよ」と話し、モントーヤも、 「レースが大好きだから、こういう賞は嬉しいし、今週末はスポーツカーでのストリート・レースっていう少々クレイジーな戦いを行うワケだけど、アキュラDPiの初勝利を狙って全力で頑張るつもり」とコメントした。
以上

2 件のコメント:

  1. ザナルディはまだ殿堂に選ばれていないのでしょうか。

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  2. McCさん、ご質問ありがとうございます。アレックス・ザナルディはLBGPウォーク・オヴ・フェイムに入っていません。連勝してるのに……。チームが殿堂入りしてることも影響してか……と思います。

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