2019年2月6日水曜日

2019 INDYCAR ニュース 2月5日:アキュラがロングビーチGPの冠スポンサーに


今シーズンからの冠スポンサーになることを発表するアキュラ副社長兼ジェネラル・マネジャーのジョン・イケダ Photo:(C)Honda クリックして拡大
大会名は”アキュラ・グランプリ・オブ・ロング・ビーチ”に
 アメリカ最大のストリート・レース・イベント=ロング・ビーチ・グラン・プリ(LBGP)は、NTTインディーカー・シリーズとIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップという二つのメジャー・レースを同じ週末に開催する。その、今年が第45回目の開催となるビッグ・イベントのタイトル・スポンサーがアキュラ(ホンダの1ブランド)になる。


長きにわたって冠スポンサーを務めたトヨタ
本社のテキサス州移転もあり降板

 ロング・ビーチといえばトヨタだったが、彼らは35年間も務めて来た冠の座をついに降りた。インディーカーへの出場は2005年でストップ。メイン・レースに自分たちのマシンがないこと、本社をテキサス州に移したことでイベントをサポートし続ける価値を見出せなくなったということだろう。アメリカン・ホンダはLBGPは複数年契約を結び、今年のレースは第45回アキュラ・グラン・プリ・オブ・ロング・ビーチとして行われる。

IMSA DPiのアキュラとインディーカーのホンダ
土日両イベントの制覇も期待!

 アキュラはアメリカン・ホンダが1986年にスタートさせたブランド。高級であると同時にスポーティかつ先進的なクルマをライン・アップしている。そのブランド名を全米により広くアピールすべく、アメリカン・ホンダはLBGPをホンダ・グラン・プリではなく、アキュラ・グラン・プリとすると決めたようだ。アキュラは昨年からIMSAのトップ・カテゴリーであるデイトナ・プロトタイプ・インターナショナルというカテゴリーにチーム・ペンスキーをパートナーに参戦を始め、キャディラック、ニッサン、マツダと競い合っている。

 LBGPのレース・ウィークエンドは4月12~14日。IMSAのシリーズ第3戦のレースが土曜日、インディーカーのシリーズ第4戦決勝が日曜日にスケジュールされる。











DPiマシンの前でインタビューに答えるファン・パブロ・モントーヤ Photo:(C)Honda クリックして拡大

 アキュラのIMSAシリーズ用マシンであるARX-05は昨年のLBGPにおいて、デビュー・イヤーながら初のポール・ポジションをファン・パブロ・モントーヤのドライビングによって獲得。その後にミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コースでエリオ・カストロネヴェス/リッキー・テイラー組が初勝利をマークした。今シーズンのLBGPではPPだけでなく、優勝をより強く期待される存在となる。ホンダ、そしてアキュラのアメリカにおける本拠地はカリフォルニア州トーランスで、ロング・ビーチと非常に近いからだ。多くの従業員やその家族が週末には応援に訪れることだろう。

インディーカーのロングビーチでホンダはこの10年で6勝
2013年ウィナー佐藤琢磨の今年の戦いぶりにも注目!

 

6年前の勝利の再現が楽しみだ Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
 インディーカーでのホンダは、LBGPで2連勝中。昨年はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、一昨年はジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)がウィナーだった。ホーム・レースとして重要なイベントと捉えて来たLBGPで、ホンダはこの10年間で実に6回も優勝して来ている。1994年のインディーカー参戦開始以来を振り返ると、19回の挑戦で13勝(!)と非常に相性がいい。その中でも、2013年の佐藤琢磨による日本人ドライバーとしてのインディーカー初優勝はセンセーショナルだった。

 ホンダのLBGPウィナーは以下の通り。
 1996年:ジミー・ヴァッサー(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)

同年のシリーズ・チャンピオンに輝く。
ヴァッサーは現デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァンの共同オーナー。
 1997年、98年:アレックス・ザナルディ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)

この2年続けてザナルディはタイトル獲得。
 1999年:ファン・パブロ・モントーヤ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)

JPMもこの年にルーキーながらシリーズ・チャンピオン。ガナッシは4年連続優勝&この4年連続チャンピオン。JPMはアキュラARX-05で今年もIMSAシリーズに出場している。
 2000年:ポール・トレイシー(チーム・グリーン)
 2001年:エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー) 

モントーヤと同じく今年もアキュラARX-05でIMSAシリーズに出場中。
 2002年:マイケル・アンドレッティ(チーム・グリーン) 

もう説明の必要もないでしょうが、現アンドレッティ・オートスポート・オーナー。
 2009年:ダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング) 

シリーズ・チャンピオンに輝く。
 2010年:ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)
 2011年:マイク・コンウェイ(アンドレッティ・オートスポート)
 2013年:佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)
 2017年:ジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)
 2018年:アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)

 グリーン~アンドレッティが5勝で、ガナッシは4勝(ただし、シボレーでも彼らは1勝している)。

以上

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