2019年4月1日月曜日

2019 ジャック・アマノのインディーな1日 3月23日:オースティンの土曜日、本場テキサスのバーベキューにトライ!

手作り感が良い雰囲気出してる店の看板。州の形をロゴに使うのはテキサスの常道ですね Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
行列のできる店、“テリー・ブラックス”
 オースティンには3泊。到着の木曜は夜遅かったのでチョイスも少なく、相棒の大好きなメキシカン。ふた晩目はお付き合いでブラジリアンたちと会食。彼らのホテルにあるスポーツ・バーでハンバーガーをご馳走になる。で、三晩目、ついにバーベキューへ。テキサスといえばバーベキューだから、1回ぐらいはトライしないと。2月に合同テストで来た際にライター仲間の自称グルメ氏に教えてもらった店。去年、一昨年に行ったダラスの名店2軒も彼の推薦だった。その御礼にロング・ビーチではガーデナの蕎麦屋に招待したら、オーセンティック・ジャパニーズに大喜びだった。


ネオンサインの後ろに煙突が何本も。駐車場横にあるこの小屋(=といっても結構なサイズ)で毎日せっせと肉が焼かれている。蓋ができる丸い……グリル……って言うのかな?  が中には何個も並んでた。夏ここで働くのは地獄でしょうね Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
 オースティンのバーベキュー店、行ったのは”テリー・ブラックス”。ダウンタウンの南、コロラド川沿いの閑静なエリアにあった。店に到着してすぐ目に入ったのは、長蛇の列。晩飯時で並んでないような店なら、味もしれてるってこと。並ぶのは好きじゃないけど、受け入れるしかない。並んでた地元の人に、「そんなにかからない」って言われたし。
待ち時間の間にも飲めちゃうありがたいシステムが!
店内に入る……も、まだ列に並んでオーダーの順番待ち中。女性客の右にワインの並ぶラックあり。奥には黒板書きのメニューが。これなら肉の値段変動にも簡単に対応できる。この日はビーフが1パウンド=21ドル98。ポークは17ドル98。ソーセージは15ドル98 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 50分で食べ物をオーダーするカウンターに到達。期待してたより長かったが、その間に飲めちゃうスマートなシステムがこの店にはあった。列がジリジリと店の入り口へ進んで行くとベヴァレッジ・ウィンドウなんてのがあって、そこでドリンクを頼めちゃう。私はシャルドネのハーフ・ボトルを注文。で、飲みながら、ダベリながら待ち時間を潰す。

アイス・コールド・ビアは、かなりバラエティ豊か、ローカルものと、メキシコ系が多め。ガラス張りの冷蔵庫の扉を開けて……よりも、氷で冷やされてる方が視覚的に良くて気分がアガる。奥にはソーダ、コーラなどのソフト・ドリンクも Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
店内に入るとソースやTシャツ、ベースボール・キャップなどのお土産グッズも売ってるが、ワインやビール、ソーダ類が上手にディスプレイされてて、こちらも並んでる間に栓を開けて飲めちゃえる。

サイドオーダーからスタートして肉へ

 
やっと辿り着いたサイド・メニューをオーダーするコーナー。小盛り=5オンスでどれも2ドル50。ここでたくさん取っちゃうと、肉もオーダーするし、食べ切れなくなるので御用心。デザートはバナナ・プディング、ピーチ・コブラー、ピーカン・パイが3ドル。アイス・クリームは1ドル50 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 最初にオーダーするのはサイド。マカロニ&チーズやポテト・サラダ、グリーン・ビーンズ(インゲン)あたりがバーベキュー店の定番か。ここにはクリームド・コーン、メキシカン・ライス、ピント・ビーンズ(メキシカンで出る茶色の煮豆)、コール・スローなんかもあった。メキシカン色が強いのは土地柄と思う。デザートもある……が、大抵いつも肉でお腹いっぱいになるので、そっちをトライするチャンスには未だ恵まれてない。
手前からグリーン・ビーンズ(いんげん豆)、マック(マカロニ)&チーズ、クリームド・コーン、メキシカン・ライス、ピント・ビーンズ。バーベキューでなぜか定番のポテト・サラダ、コール・スローは見えないが、その向こう側か? Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
 そして、いよいよ肉へ。分厚いまな板の上に肉が並べられていて、それをお兄ちゃんが、「今日のオススメはコレだよ」とか言いつつ、パッパと手際良く切って盛り付けてくれる。
来ましたぁ! ついに肉をオーダーするところへ。最後まで待たせるのも見事な演出。”スパイスをたっぷり塗って焼いたビーフ・リブ、チーズ入りとそうでないソーセージがこの日のウリ”ということで、まな板の上に並んでいた Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 スパイスたっぷりを塗りつけて焼いたビーフが見た目にもホント、オイシそう。その向こうのソーセージは、チーズ入りとそうでないのの二種類があった。ポークもリブを注文。

お値段にも納得!

 
二人で行ったのでビーフとポークの両方をオーダーし、さらにソーセージもカットしてもらった。サイドはメキシカン・ライスとマック&チーズを小盛り1個ずつ。飲み物はモデロ(メキシコのビール)とロバート・モンダビのキャベルネ・ソーヴィニョン(シャルドネ1本飲んだばかりだけど、ハーフ・ボトルだし) Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 シャルドネはすでに飲み終わってたので、ここでカベルネ・ソーヴィニョンをオーダー。メキシカン好きアルジェンティーナの相棒はモデロってメキシカン・ビールをオーダー。 
オーダーするところから一段下がるとブースの並ぶエリア。さらにドアを開ければ広々としたポーチもある。アメリカ人、屋外で食べるの、好きだから。あと、なんでなのか明るいうちに晩御飯てのも好き。いまだに馴染み切れないのは、相棒のアルジェンティーナも同様 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 肉の値段は1ポンド(=453.59グラム)あたりの計り売りで、ビーフ・ブリスケットとビーフ・リブが22ドル。ポークとターキーが17ドル。ソーセージは15ドル……となってました。バーベキューって結構お高い……とも考えられますが、時間と手間がかかってますからね。
以上

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