2011年9月17日土曜日

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント83 第15戦 インディ ジャパン ザ ファイナル Day3 プラクティス3 「今のプラクティスで大分戻って来たので、次の予選、レッドタイヤは未知数ですけど、どこまで行けるか」

Photo:Naoki Shigenobu
第15戦 インディ ジャパン ザ ファイナル
2011 IZOD INDYCAR SERIES Round15 INDY JAPAN THE FINAL
栃木県 ツインリンクもてぎロードコース
コースタイプ:ロードコース
全長:4.801㎞×63周

Day2 9月17日
プラクティス2 1分40秒4353 26位 17周走行
プラクティス3 1分39秒6641 11位 20周走行
プラクティス1~3総合 13位

今度はニューマン・ハース・レーシングがワン・ツー

 プラクティス1はチーム・ペンスキーが1-2、プラクティス2は一転してチップ・ガナッシ・レーシングが1-2。予選直前のプラクティス3では、今度はニューマン・ハース・レーシングが1-2だった。トップはルーキーのジェイムス・ヒンチクリフ。タイムは1分39秒1074。ベテランのオリオール・セルビアは、プラクティス1が19番手だったが、プラクティス2で7番手まで上げ、プラクティス3で2番手と、見事な進歩ぶりを見せている。
 3番手につけたのはポイントリーダーのダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)。4番手はプラクティス3回すべてで4番手と、渋い安定ぶりだ。
 プラクティス1でトップだったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は、このセッションで珍しく2回もコースオフ。それでも6番手につけた。そして、プラクティス2最速だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)は、このセッションでは5番手だった。


佐藤琢磨はトップと0.5567秒差の11位まで挽回

 佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は、プラクティス1で10番手につけながら、プラクティス2では再開の26番手と大苦戦。ところが、プラクティス3では11番手まで挽回してみせたのだ。チームメイトのEJ・ビソはプラクティス2に続いて10番手。心配なのはトニー・カナーンで、プラクティス1が14番手、プラクティス2が24番手、プラクティス3が22番手といいところがない。 

Jack Amano(以下――):プラクティス2では苦戦していた様子でしたが、プラクティス3で挽回しましたね?

佐藤琢磨:プラクティス2でトライしたセッティングの方向性がコンディションにそぐわなかったんです。それでも、今のプラクティスで大分戻って来たので、次の予選、レッドタイヤは未知数ですけど、どこまで行けるか。最初のセッションよりクルマは今回の走行で随分と良くなっています。

――ブラックタイヤの扱いが難しいんですか?

佐藤琢磨:そうですね、かなりハードコンパウントでグリップが得にくいというか。ただ、今のセッションで路面がまた随分とできあがって来たので、そうなって来るに従ってクルマの反応も良くなって来てました。

――レッドタイヤはこのコースだと1秒以上ラップ・タイムが速くなるという読みですか?

佐藤琢磨:はい。おそらく1秒は上がると思います。

――レッドでの走りに対する自信は?

佐藤琢磨:今のままじゃ行けないから、またセッティングを変更します。

――予選に向けて、セッティングはもう1ステップ上がる必要があるという状況なんですね。

佐藤琢磨:そうですね。

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