2011年9月16日金曜日

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R15インディ・ジャパン最新エントリー状況。武藤に加えて、オリベイラもスポット参戦

Photo:INDYCAR(Chris Jones)
 エントリーは26台で、この中に日本だけのスポット参戦ドライバーがふたりいる。武藤英紀とジョアオ・パウロ・デ・オリベイラだ。
 武藤はAFS/サム・シュミット・モータースポーツからの出場。デ・オリベイラはコンクエスト・レーシングからのエントリーで、インディーカー・レースへの初出場を果たす。
 武藤の乗る17号車は、AFSレーシングとして開幕からラファエル・マトスを起用して出場していたが、4戦で活動休止。第11戦ミド-オハイオからAFS/サム・シュミット・モータースポーツとしてシリーズに復帰した。ただし、この時点で同チームは、AFSという名前を残しているものの、サム・シュミット・モータースポーツといっていいものに変わっており、最初から77号車とは情報も完全にシェアするチームメイトとして活動している。ドライバーはミド-オハイオ、インフィネオン、ボルティモアの3戦でイギリス人ルーキーのマーティン・プロウマンが勤め、もてぎでは武藤、そして、残り2戦=ケンタッキーとラスベガスではニュージーランド出身のウェイド・カニンガムが乗る。

 デ・オリベイラの乗る34号車は、コロンビア出身ルーキーのセバスチャン・サーベドラが乗っているもの。現役フォーミュラ・ニッポン・チャンピオンを起用するとは! しかも、この夏のツインリンクもてぎ戦で優勝しているのが彼。要注目だ。武藤もこの夏のもてぎでのFニッポン戦にスポットながら参戦している。スーパーGTでも走っている彼もまたコースを知っているというアドバンテージを持っている。
 ドレイヤー&レインボールド・レーシングの22号車は、結局ジョルジョ・パンターノがインフィネオンからの3戦連続搭乗となった。

 過去13回のインディ・ジャパンにすべて出場してきているのは、トニー・カナーンただひとり。
 ダリオ・フランキッティはNASCARに行っていた2008年に不出場で、エリオ・カストロネベスはすでにIRLへとチーム・ペンスキーが移っていたため、CARTのレースだった2002年のインディ・ジャパンには出場していない。
 もてぎでの優勝経験者は、カストロネベス(06、10年)、カナーン(07年)、ダニカ・パトリック(08年)、スコット・ディクソン(09年)4人。 
 もてぎ初お目見えは、アナ・ベアトリス、セバスチャン・ブルデイ、JR・ヒルデブランド、ジェイムス・ヒンチクリフ、ジェイムス・ジェイクス、チャーリー・キンボール、パンターノの7人だ。

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