2014年8月9日土曜日

2014 ジャック・アマノのインディーな一日:ケンタッキー行脚その2 トリッキーなポーク・チョップ

こちらが衣付きのポークチョップ。下の黄色いのがチーズ・グリッツ Photo:Masahiko Amano
大学のキャンパス内にあるホテルの有名なレストランを探訪
 レキシントンの南、ベレアって町は芸術祭で有名。大学も芸術を学ぶところとして確固たる地位を築いてるとのこと。そのダウンタウンというか、大学のキャンパス内に古~いホテルがあって、そこのレストラン、ブーン・タヴァーン(Boone Tavern)がこれまた有名ってんで行って来ました。Tavernて日本語になってんのかな?

ホテルは端正でシックな外観 Photo:Masahiko Amano

 明るくてスッキリしたダイニング・ルームがすごく気に入った。クラシカルなユニフォームを着ているウェイター&ウェイトレスの多くはここの大学生って話。私が頼んだのは“トリッキーなポーク・チョップ”。これってサザン・スタイルなのかな?
 他でも一度見た。ケンタッキー・スタイルってことかも。アメリカを周るようになって結構経つけど、衣つけて揚げてあるポーク・チョップってのは今回が初めて。バージニア、南北キャロライ ナ、ジョージアあたりでも見た記憶がない。

 衣にはトマトとチーズが入ってるらしい。肉の下にはチーズ・グリッツが敷いてあった。グリッツはコーンで作るおかゆみたいなもので、これにチー ズが混ぜられることで少し固めになっていた。大抵の日本人は好きにならないデスね、グリッツ。アメリカでも南部出身か、南部の家系とか関係してな いと子供時代に食べず、そのまま好きじゃないものにカテゴライズされちゃうみたい。私の場合、大好きじゃないけどキライじゃないので、出れば普通 に食べマス。朝ご飯とかでサイドのチョイスが少ない場合とか、グリッツを選ぶ場合もアリ。でも、チーズ混ぜバージョンはそんなに惹かれなかった。 今回のケンタッキー行でもう一回遭遇したけど、そっちはもっとアウトだった。




インテリアも上品で落ち着いている Photo:Masahiko Amano

 サラダがまたオイシかった。写真がなくて申し訳ない。ホーレン草系の葉っぱにスライスしたイチゴとナッツがかかってて、フェタ・チーズも乗って て、ドレッシングはラスベリー・ヴェネグレット。ドレッシングが甘くて(ちょっとだけ酸っぱくて)、イチゴが甘くて、ナッツが香ばしい。ホウレン 草系もシャキシャキ新鮮で、絶妙でした。



 ケンタッキーにはホット・ブラウンて名物メニューがあって、それはルイヴィルのブラウン・ホテルが発祥と言われてるんだけど、オープン・サンド ウィッチと表現すべき卵料理にはターキー(七面鳥)、ハム、ベーコンなんぞが入ってて、トマトが乗っかってたりして、それをチーズでカヴァーした 上にオーブンで焼いてある。残念ながら、今回はホット・ブラウンを出す店に行った時、他のメニューをトライしたくなってしまい、オーダーすること がなかった。正直なところカロリー高過ぎ感満載だし、すごく魅力的なレシピでもないので。一応ディナー・メニューらしいんだけど、具が朝ご飯ぽいの もひっかかるし、朝に食べるには重過ぎ。朝食はモーテルで出るシリアルで全然間に合っちゃてて、相棒はランチ食べない主義(「俺は1日1食でい い」と本人は言ってるが、ふと気づくと間食してるコト多し。その際に私にオファーなしなのが悲しい。そして、それらを絶対に食事にカウントしよう としない)てことでブラウン・ホテルにも行かず終い。次回のケンタッキー行脚では試そうと思う。
以上

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