2014 ジャック・アマノのインディーな一日：雨にたたられたトロントダブルヘダーを終えて

にぎわうトロント国際空港のレストラン　Photo:Masahiko Amano

シカゴ経由でクリーブランドへ
トロント国際空港のレストランで新発見

　毎度のことですが、雨に祟られたレースの後の月曜日は清々しい快晴。ノンビリ起き出して正午前にトロントの国際空港へ。
　カナダからアメリカに飛ぶ場合、カナダの空港でアメリカの入国審査と通関をやってもらえちゃいます。アメリカ移民局スタッフがカナダに常駐しているということ。だから、アメリカ国内を旅行してるのと同じように、荷物は最終目的地までスルーで行ってくれる。こういう合理性はアリガタイよね。
　ということで、トロントの空港で私が並んだ長い列は、カナダからの出国するためのじゃなく、アメリカに入国するためのもの。非アメリカ人、グリーン・カード・ホルダー以外だから更に列は長く、係官が少なくて時間もやたらとかかった。私の少し前にインディー500・3勝のダリオ・フランキッティを発見。彼も我慢強く並んでいた。引退しても忙しく、「インディ行って、スコットランド戻ってからミッド・オハイオに行く」んだと。　私はシカゴ経由でクリーブランドへ。日本に帰ってもそんなに長い時間が過ごせるわけじゃないし、ひとつ南のケンタッキーなんていう州をチョロッと見て来ようと思って。

カウンターの席の前にはiPadが　Photo:Masahiko Amano

　 トロントの空港には、おもしろいレストラン・バーがあった。去年はコレ、なかったはず。テーブルにもカウンターにも１席にひとつアイパッドが装備されている。メニュー見てオーダーするだけじゃなく、ネットその他の楽しみ方も当然できるというイマドキのサービス。
　使う時には自分の乗る便を選んでインプット。ネットやゲームに夢中になっちゃっても、搭乗時間が来たら知らせてくれるってコトだろうか？　実際に試さなかったからわからないけど。

メニューもごらんのとおりiPadで

 　驚いたのは、このサービス、食べ物や飲み物を頼まなくても使っていいというところ。アイパッド使っての暇つぶし大歓迎ってコトです。
　でも、スナックからワインまでメニューはかなりの充実度。たいしたもんです。

ワインリストも充実！