2015年7月15日水曜日

2015 ジャック・アマノのインディーな一日 ミルウォーキー編:ミルウォーキー往復1,000マイル!道中で見た大型トレーラー用エアロ・キット

大仰なメカだが、長距離巡航が続くアメリカの輸送事情を考えると効果が大きいのだろう Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
偶然きっかり1000マイルの遠征

 アメリカのベースとして使わせてもらっているオハイオ州アクロンから、トリップ・メーターをゼロにしてミルウォーキーへ出発。月曜日にまた戻って来たら、メーターの数字が「0.0」になった。ちょうど1,000マイルってこと。シカゴ界隈をうろちょろしたし、サーキットから少し離れた空港付近に泊まってたし、帰りは何パターンかある南下ルートの中から空いてそうなのを選んだし、帰宅直前にスーパーで買い物したし……などなど色々やった結果が1,000マイルきっかり。こんなコトもあるんだねぇ。
アメリカの大型トレーラーの最新エアロ事情
 写真は、流れが非常に良い有料道路=インターステイト80/90で遭遇した風景。ここ10年ぐらいかな、アメリカのフリーウェイで見るようになったエアロ・パーツ付き大型トレーラーだ。後ろに装備されてるのは、トレイラー・テイルって後付け商品。シンプルな板だけで作られてるんだけど、ポルシェがル・マン用に作った917“ラングヘック”(ロング・テール)と原理は同じ=クルマの後方へ空気を綺麗に流して空気抵抗を減らすってアイディアだ。大袈裟で、しかも例えが古過ぎるかもしれないけど。
 運転席の上の、荷室の天井まで繋がるエアロ・パーツは、もう着けてない方が少なくなってるぐらいだけど、“リヤでも整流を”ってパターンはまだまだアメリカでも普及途上。そこには色々と事情もあるんだと思う。例えば、インディーカー・チームのトレーラーみたく、リヤのパネルがリフト(マシンを載っけて上げ下ろしする)になってる場合、トレーラー・テイルは装着不可能っぽい。実際、採用してるとこはない。観音開きの場合のみ装着可能ってことなのかな。
 すごい先進的なルックスじゃない……って点もウレてない理由かも。でも、オートマチックで動くシステムが開発されてたり、なかなか頑張ってんだよね。スピード・センサー装備で、走行時速が35mphに達するとグイーンとテイルは出て来て……ってのは、これまたポルシェのアイディアと一緒。市販車でリヤ・スポイラーがスピードに応じてニュイーンッて出て来る装備があった(現行モデルでも採用されているかは不明)。オプショナルで装着可。あと、トレーラー・テイルの場合、畳むのはスピード・ダウンを感知して勝手にやってはくれない。仕舞うのはボタン操作一発。
 まだすごい数が普及してるワケじゃないトレーラー・テイルだけど、彼らのウェブサイトによると、1ガロンあたり0.3~0.6マイルの燃費向上が実証されているんだとか。
以上

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