2015年8月10日月曜日

2015 INDYCAR ニュース 8月9日:最終戦ソノマにロシアン・ミサイル飛来か?

1シーズンのブランクを経て2016年インディーカー復帰へ動き始めたアレシン Photo:INDYCAR (Richard Dowdy)
ミカイル・アレシン、来季を見据えてのスポット参戦

 昨年インディーカー・シリーズにルーキーとしてフル参戦していたロシア人ドライバー、ミカイル・アレシン(28)が最終戦ソノマに出場するという。昨シーズンを共に戦ったシュミット・ピーターソン・モータースポーツ(SPM)からスポット参戦し、2016年に再びインディーカーにフル参戦するための準備を行うのだ。今シーズンから使用されているエアロ・キット装着マシンで実戦を経験しておくことは、来シーズンにエアロキットが多少のモディファイを受けるとしても、大きなプラスとなるのは間違いない。

 この噂の通りにアレシンの出場がなると、チップ・ガナッシ・レーシングがセバスチャン・サーヴェドラを走らせる話も生きているずなので、出場台数はインディー500を除く今シーズン最多の26台になる(シボレー、ホンダ、それぞれ13台ずつ)。

SPMの来シーズンは果たして何台体制??

 まだアレシンの2016年のエントリーが完全に決まったわけではなく、SPMのドライバー・ライン・アップは未定だ。ジェイムズ・ヒンチクリフはインディー500での怪我が完治すれば5号車に復帰するだろうが、彼の代役として活躍して来ているライアン・ブリスコーは、スポーツカーの世界に身を落ち着ける覚悟のようで残留はなさそう。ジェイムズ・ジェイクスが再びSPMで走るか否かは彼の持ち込み資金次第といったところで、同チームでのコナー・デイリー(今年のインディー500などに出場)のレギュラー化は依然として非常に難しい状況にある。SPMにはインディー・ライツのチームもあり、そちらからステップ・アップして来るジャック・ハーヴィーらの受け皿としての機能も期待されている。彼らはエントリー台数を3台に拡大することも検討しているはずだ。アレシンが復活、ジェイクスも残留で、インディー・ライツからも卒業生を1人、となると4台が必要になるが……。
以上

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