2016年2月25日木曜日

2016 INDYCAR ニュース 2月24日:レース・スチュワード3人が任命される

チーフ・スチュワードはダン・ディヴィスに
 2016年シーズンに向けてインディーカーが新たに3人のレース・スチュワードを起用した。レース・コントロールで働くことになったのは、二度のインディー500優勝実績を持つアリー・ルイェンダイク、元インディーカー・ドライバーのマックス・パピス、そして、フォードでモータースポーツを統括するなど、自動車及びレースの世界で長年働いて来たダン・デイヴィスの3人だ。彼らはインディーカーの競技及びオペレーション担当の新社長ジェイ・フライの直下にポジショニングされる。3人の中ではいちばん年長のデイヴィスがチーフ・スチュワードとなり、リーダーとして活動する。
バーンハートはレースコントロールから外れたが……

 フライの前任者であったデリック・ウォーカーが、インディーカー経営陣によって拒まれていたシステムが導入されることになった。アクシデント発生時のペナルティなどを含め、これまでよりも公正なレースが行われることに寄与することだろう。
 また、今回のスチュワード・トリオ結成がもたらす大きなメリットとして、これまで幾つもの不可解な判断を下して来て悪評の高いブライアン・バーンハートがレース・コントロールの仕事から外れることが挙げられる。しかし、バーンハートはインディーカーの競技担当副社長というポストに留まり、フルコース・コーションとすべきかローカル・コーションとすべきかなどの判断を下す権限が残されるため、まだまだ不安の完全なる払拭には至っていない。
以上

0 件のコメント:

コメントを投稿