2018年10月15日月曜日

2018 INDYCARレポート 10月14日:3人の元インディーカー・ドライバーがIMSA GTDにアキュラNSX GT3で出場!

来シーズン、IMSAを戦うNSXのカラースキームを披露するジャッキー・ヘインリッチャー(左)とキャサリン・レッグ Photo:LAT Images クリックして拡大
女性インディーカー・ドライバーが集結

 キャサリン・レッグ、シモーナ・デ・シルヴェストロ、アナ・ベアトリス……インディーカーで走ったキャリアを持つ女性ドライバー3人が2019年にタッグを組み、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップにエントリーする。アキュラのプロトタイプで戦い、2017年からNSX GT3でGTデイトナ(GTD)クラスに参戦して来たメイヤー・シャンク・レーシングが、女性ドライバーのジャッキー・ヘインリッチャー主宰のチームとジョイント、メイン・スポンサーにキャタピラーを迎えて女性ドライバーだけによるチームを結成し、フル・エントリーを行うのだ。


ル・マン24時間への参戦も計画中

 ヘインリッチャーはアメリカ空軍勤務の後にバイオ技術の会社を自ら設立した。彼女はフェラーリ・チャレンジ、ランボルギーニ・スーパー・トロフェオ、レッド・ブル・グローバル・ラリークロスに出場した経験を持つ。そのヘインリッチャーとレッグのコンビがIMSAシリーズにフル・エントリーし、アナとシモーナの2人はデイトナ24時間、セブリング12時間、ワトキンス・グレン(6時間)、プチ・ル・マン(10時間)で構成されるIMSAウェザーテック・シリーズ内のチャンピオンシップ=ミシュラン・エンデュランス・カップに参戦する。彼女たちはル・マン24時間への出場も計画している。

アンサー家の血を引くロニ・アンサーも加入
 なお、このライン・アップには将来を期待されている若手女性ドライバーの中からロニ・アンサーも加えられる。ロニはインディー500で4勝のアル、3勝のボビーの実兄であるジェリーの孫。彼女の父はCARTシリーズ及びIRLインディーカー・シリーズへの出場経験を持つジョニー・アンサー(優勝は記録していない)で、インディー500優勝2回のアル・アンサーJr.の従兄弟だ。


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