2020年6月20日土曜日

2020 INDYCAR ニュース 6月18日:アイオワでのダブルヘダーは観客オーケーに

第3戦、第4戦ロード・アメリカに先駆けてアイオワが観客有を発表

 6月18日、インディーカーは7月17日~18日の週末に行うアイオワ・スピードウェイでのダブルへダーを、ファンがグランド・スタンドやスイートから観戦できるものにすると発表した。キャンセルで減ったレース数をカバーするため、今年のアイオワではフル・ポイントの与えられる250マイルのナイト・レース(シリーズ第5、6戦)が2晩連続で開催されることとなっている。


ロードアメリカは未だ検討中観客の有無を検討中

 6月から7月へと日程を移され、シリーズ第3、4戦を行う予定のロード・アメリカは、イベント・プロモーターであるロードコース・サーキット自体が5月中から”ファンの観戦オーケー”と言い続けて来ているにも関わらず、インディーカーがそれを裏打ちする発表やコメントを未だに行っていない。しかし、彼らの今回のアイオワに関する発表では、”今シーズンのインディーカーで初めてとなる観客を迎えてのレースになる”という表現も使われてはいない。インディーカーは今もロード・アメリカでのレースに観客を入れるか、無観客での開催とするかを検討中ということのようだ。

ソーシャルディスタンスの保持を徹底
座席は改めて割り当てられることに


 インディーカーからの公式発表によれば、アイオワ・スピードウェイは公衆衛生当局、医療専門家、そして地元と州、さらには連邦当局の指導を仰ぎ、観戦をするすべてのファンの衛生と安全を守るため、ソーシャル・ディスタンス保持を徹底するという。
 すでに販売されているすべてのチケットは、シーズン・チケットを含めてアイオワ・スピードウェイがその価値を保証するが、安全なソーシャル・ディスタンスを保っての観戦を可能とするために座席は改めて割り当てられる。チケット所持者には近日中に新しい座席が通知され、チケットは7月1日からEメールによる送付、あるいは印刷しての配布がなされる。そして、さらなるチケットの販売が、数量限定ではあるが6月26日(金)から始められる。
 1日券は、7月17日(金)が15ドルで、7月18日(土)が20ドルから。2日通し券は10%の割引適用になる。アイオワ・スピードウェイの豪華なホスピタリティ・スイートのチケット、キャンプ場、駐車場のチケットも販売されるが、それらの施設を利用するファンにも安全なソーシャル・ディスタンスを保つことが求められる。
 なお、レース・ウィークエンド中、健康と安全への対策強化の一環として、すべてのゲストは駐車場に入る前に非接触での検温を受けなくてはならず、スピードウェイ入場時には手の消毒液とフェイス・カバーが配布される。施設内の清掃と消毒は、レースウィークエンドを通じて強化がなされる。インフィールドに入れるのは、レース関係者のみとされる。

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